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電線病闘病記

16/11/16初稿

 たぶん電線病患者です私。“自分では”そんなに重症じゃないと思ってますけれど(苦笑)。

 経験的にケーブル換えれば音は変わると判断しており、「ただの電線」ではなく「コンポーネント」と考えればその変化具合はコストパフォーマンス的にアリかな、と。
 といっても理屈は思いつかなかったので、あまり考えず気に入ったメーカのそれなりに高価なケーブルを買ったり(型落ち処分や中古が多いですが)自作したりしてました。

 が、先日UD-503にヘッドホン「T1 2nd」を導入したら全然マトモな音が出ず電源ケーブルをとっかえひっかえしているうちに、ケーブルの「アース線有無」「シールド有無」という違いをちゃんとケアしなきゃマズイ気がしてきました。

 機器のアースやGNDについては一度かなり考えて、用いるケーブルをケアしていたのですが、そもそも「アース無意な機器(インレットにアースピンがない・あっても浮いてる)」に用いるACケーブル内のアース線やシールドについては無視というか先送りしてたんですよね…

 電線病治療(笑)も兼ねて、改めて考えてみることに。


■ACケーブルで音は変わるか

 変わって聴こえるんですよねぇ(念のためですが「高い方がいい」という意味ではありません)。
 具体的理屈は解りませんが、100Vもある交流の電送路に明らかな物理的変化があるので何かあるんじゃないかと。
 ちなみに、電磁誘導などの理屈がありそうだとしても、計算値や測定値で音質への影響を証明しない限り「~だからである」などと言い切るのはマズイと思っています(ACケーブルに限ったハナシではありませんが)。

・ラスト数メートルの世界
 「長い宅内配線の末の数メートルを変えても~」とよく言われます。
 これは「“壁の中”と“壁とAV機器の間”の環境の違いは無視できる」という前提の説と言えますよね。実際どうなんでしょう?
 壁の中や天井裏には電気製品はまずありません。別のケーブルが併走することもあまりないでしょう。
 一方、壁コンからラックまでの間にはACやスピーカなど複数のケーブルがのたくっています。そしてそのすぐ先には多くのAV機器が存在します。
 個人的には、この差は無視しきれないのではと感じています。もちろん客観的なハナシではありませんけれど。

 ただし、壁の中の柱で併走したり照明器具直近を走ったりするケースもあり得ますから、干渉要素が全くないとは言い切れません。100V電源自体の“質”も様々でしょう。
 ですので、ACケーブルでの変化は、あるとしても「電源の質や宅内配線状況に影響され、一般論にはなり得ない」のではないかと思っています。

・それはシールド(アース)ではないか
 ラスト数メートルの空間においてACケーブルに何らかの影響力があるとしても、確かに「抵抗値」「表皮効果」「撚り方による振動」などの線材に依存するような特性値によるものとはあまり思えません。
 あるとすると「ノイズを出す・受ける特性」ではないかと感じています。もちろん個人的には、ですが。

 とするなら、ケーブルの「シールド有無・処理の違い」が音質差になる可能性はあるかも知れません。
 ていうか、シールド以前にそもそも「アース線の有無」という違いもあります。

 そして、アース線が有るケーブルでは、それが「結線してある場合」と「結線しておらず浮いてる場合」があります。2pinプラグ品は明らかに浮きですね。3pinの場合は、モールド一体型のプラグやコネクタでは未接続はまず無いでしょうけれど、アクセサリメーカのモジュール型プラグ・コンセントを使った製品では実際にありました。それって「アース線は浮かせる」のが製品仕様ということです。
 「機器インレット側でのアース接地」を前提とするのは仕様としてヘンですから、プラグ側を結線していない製品はコネクタ側も結線してはいないでしょう(保証はできませんが)。

 ということで、プラグ側が2pinか3pinかでケーブル事情は違うワケです。以下に書き出してみます(インレット側コネクタは3pin限定で)。

 ・2pin:シールド無:本件に無関係
 ・2pin:シールド有:どこにも落とせない(*1)
 ・3pin:シールド無:本件に無関係
 ・3pin:シールド有:アース兼用
 ・3pin:シールド有:プラグ側オープン:コネクタ側オープン(*1)
 ・3pin:シールド有:プラグ側ショート:コネクタ側ショート(*2)
 ・3pin:シールド有:プラグ側ショート:コネクタ側オープン
 ・3pin:シールド有:プラグ側オープン:コネクタ側ショート(*3)

*1:シールドは浮いていることになる
*2:アース線アリだとアースラインが複数あることになる
*3:上述の通りたぶん存在しない

 さらに、上記可能性をケーブル断面で図示してみます。
 赤がHOT、黒がCOLD、緑がアース、白が浮き、点線は「シールドなし」です。
 アース線とシールドの「プラグ内・インレット側コネクタ内での結線状態違い」については、キリがないので無視します。

ACケーブル構造

 結構バリエーションありますよね。以下、ERIで所有している完成品ケーブルの実例です。

 ・S/A LAB製HIGH END HOSE PROFESSIONAL
    アースピンなし アース線なし シールドあり(浮き)
 ・S/A LAB製HIGH END HOSE 3.5
    アースピンあり アース線あり(浮き) シールドあり(浮き)
 ・AET製HIN AC EVD
    アースピンあり アース線=ドレイン線あり シールドあり
 ・AudioTechnica製AT-PC600
    アースピンなし アース線なし シールドなし
 ・AudioTechnica製AT-PC1000
    アースピンなし アース線なし シールドなし
 ・AudioTechnica製AT-PC1500
    アースピンあり アース線あり シールドなし

 こういった構造違いに頓着せず使うと、システムのアースや浮き導体が知らず知らず好ましくない状態になっちゃうかも知れません。アースとGNDがショートしている機器があるとGND状態にも影響しますね。

 また、浮いてないアース線やシールドがある場合、コンセントでアースピンが接地するか否かでも状態は変化することになります。例えば、
 「3pinインレットだけどアースピンがない機器」を
 「アース線を有するACケーブル」で
 「アース穴があっても接地していないコンセント」に
繋ぐと、ACケーブル内のアース線が“浮き”導体として存在する状態になります。
 2個口のコンセント内ではアース穴どうしはショートしていますから、同壁コンに同様のケーブルをもう1本挿した場合は、壁コンを介して“ACに隣接した”数mの浮き導体がシステム背面に出現します。あまり好ましくない気がします。

 実際、ORB製プラグ・コネクタによる自作の際、同じプラグ・コネクタでも「アース線なし/シールドなし」ケーブルと「アース線あり(ピン結線)/シールドあり(浮き)」ケーブルで音質変化を感じたことがあります。
 コンセントは3pinですがアース接地していませんでしたので、後者はアース線もシールドも浮いてたことになります。うろ覚えですが、前者が「もっさり」後者は「キンキン」だったような(どっちもダメで不採用)。
 後者のようなケーブルで、アースやシールドを繋いだりハズしたりして音質差を確認してみるのもアリかも知れませんね。

 「3pin→2pin変換アダプタ使うと音が変わる」という話もあると思いますが、アダプタ自体のせいではなくシステム内のアースやシールドの状態が変わるからかも知れません。


■ACケーブルを測る

 このような「ケーブル構造」と「コンセントのアース状態」「それらによるシールドやアース導体の状態」は結構影響ある気がしてきました。
 ある程度認識はありましたし、個人的原則的な価値観では「浮き導体があるといいことない」のですが、アース・グランド・ノイズ関連の考え方や実践は非常に難しいと思っており、聴感に任せてたんですよね…

・誘導・被誘導を見る
 意図的に浮かせている商品については、「浮きでもシールド効果がある」と考えるか「浮き導体はノイズの受発信アンテナになる」と考えるかによって価値判断は大きく違ってきますよね。メーカは当然「効果あり」という立場でしょうけれど。
 ということで、ちょっとでも「シールド有無」「浮きシールド」の影響に関する知見を得たいと思い、何か情報をとる方法はないか試行錯誤した結果、以下のような実験してみました。

 「AC100Vが誘導するか・AC100Vに誘導されるか」です。

ACケーブル誘導


 割とオモシロイ数字になったのではないかと(笑)。

 ただし、周波数でシールド効果は変わりますし、接地抵抗数ohmのアースでもありませんし、キチンと治具で固定したりもしていませんし、外来の影響もあり得ますし、フツーのテスタで測っただけですし、などなどあくまでも「とある適当な実験の結果」に過ぎません(本来“実験”や“測定”と呼ぶべきものでもないですがご了承ください)。もちろん、数値に絶対的意味はありませんし、そもそも音質に影響あるか否かも全く解りません。
 が、この結果から「個人的にはこう思うことにする」というACケーブルリングチューンの“めやす”を考えました。

・線材太さ・構造材厚さ
 同じ構造・同じ線材だが太さやシース厚みが違うと推定されるPC600とPC1000を比較。
 誘導・被誘導ともPC1000の方がやや優秀なことから、太く厚い方が有利なのではないか。

・アース線有無
 アース線有無が大きな違いと推定されるPC1000とPC1500を比較。
 PC1500の方が優秀なことから、アース線だけでもシールドに準じた効果があるのではないか(もちろん接地した状態なら)。

・アース線接地処理
 AT-PC1500の「浮き」「接地」を比較。
 アース線を有するケーブルはそれを接地すると誘導・被誘導低減に効果があるのではないか。

・シールド接地処理
 HIN AC EVDの「浮き」「接地」を比較。
 シールドを有するケーブルはそれを接地すると誘導・被誘導低減に絶大な効果を発揮するが、接地しないと逆に悪影響が絶大となるのではないか。
 これは誤差レベルではないのでは。やっぱり「浮き導体」あっちゃダメなんじゃないかと。

・シールド効果
 アース線やシールドを有するケーブルでは、それらがフェライトコアのようなノイズ減衰効果を持つ可能性もあるのではないか。

・ケーブル長
 HIN AC EVDの1.2mと1.8mを比較。
 アース線やシールドにノイズ低減効果があるとすると、長い方(物量が多い方)が効果があるのではないか。

・2芯でもシールドを有するケーブル(本実験には直接関係ないが)
 アースの概念がないのだから、シールドは何処にも落ちておらず浮き導体にするのが仕様ということ(3芯でも2pinプラグだったりアースピンに配線していない場合は同じ)。流石にCOLDでシールドってのはないハズ(2pinプラグはどっちがCOLDになるか規定できないので)。
 当該ケーブルは「浮き導体を許容する。それによる変化は音質調整に意味あり」と判断する場合に使用すべきではないか。


 繰り返しますが、上記を客観的事実だと思っているワケではありません。闇雲にとっかひっかえしても組み合わせ多すぎてキリがありませんから、「何か理由を付けて良かれと思って試して良好だったらそれで納得する」ためのものです。


■RCAケーブルのシールド

 ACケーブルだけでなく、インタコやスピーカケーブルやDC電源ケーブルなどのアナログケーブルにも「シールド」が有るものと無いものがあります。これらについても実態を知っておく必要があるでしょう。

 シールドが有ってもACのアースのような“専用の落とし先”はありませんから、先はGNDしかありません。
 落とし方としては4通り考えられます。

 ・両端に落とす・・・シールドをGND線に兼用する場合もあり得る?
 ・両端とも落とさない・・・浮いてることになる
 ・上流端(例えばプレーヤ側)だけ落とす・・・方向性になる
 ・下流端(例えばアンプ側)だけ落とす・・・方向性になる

 「上流下流どちらかでしか落とさない」場合は方向性になるワケですが、銅箔やアルミ箔などを巻いたシールドの場合、「重ねて巻いている」とこれも方向性になります(ラケットやバットのグリップテープのイメージ)。
 つまり、分子結晶など持ち出さなくても、「シールドの施し方」の点で物理的仕様としての違いとそれによる“方向性”は存在し得ることになります。実際に方向性指定要因がそれであることを多数確認したワケではありませんが、これが音質差になるのかも知れません(ならないかも知れません)。「科学的に方向性(による音質変化)などあり得ない」という場合、このような「構造違いによるGND接続状態の違い」も科学的検証する必要があるでしょう。

 以下、RCAケーブルの実例です。独立シールドあり品については、近くにACケーブルを併走させた時の被誘導がどう変化するかも参考程度にみています。

・AET製HIN LINE QUAD:方向性指定アリ
 シールドなし。

・AudioQuest製CORAL:方向性指定アリ
 独立シールドあり。プラグ内を確認すると、下流はシールドのドレインワイヤを半円筒形のプラグGNDパーツとショート(ハンダ付け),GNDはもう一方のGND半円筒パーツとショート(ハンダ付け)。半円筒パーツどうしはショートしていないが、プラグシェルのネジ止めを介して導通する。上流はGNDのみ半円筒パーツに接続されている。
 つまり独立シールドを下流のみでGNDに落としてる。どんな理屈でどんな効果があるのかは不明なれど、確かに方向性はあると言える。
 実際、CORALは方向性で違和感感じたことがあった。

・AudioQuest製CopperHead:方向性指定アリ
 シールド=ドレインワイヤ=GND。プラグ内を確認すると、上流はシールドとドレインワイヤをプラグGNDとショート(ハンダ付け),下流はシールドのみショート。
 ドレインワイヤのみ処理を変えるとどんな理屈でどんな効果があるのかは不明なれど、確かに方向性はあると言える。

・AudioQuest製Panther:方向性指定アリ
 シールドあり。プラグ内でどうなっているかは未確認だが、DBSの電極接続は片端なのでそれが方向性とは言える。
 DBSのON/OFFでACケーブルからの誘導は特に変化なかったのでDBS機能にシールド効果はなさそう。
 DBSプラグのプラス側(プラグのTop側)をアース接地すると非常に高いシールド効果が出る。マイナス側はやや効果? くらい。
 DBS+(Anode)はシールドではなく真ん中のワイヤらしいが…?

・AudioQuest製Sub-1(スーパーウーファ用):方向性指定ナシ
 独立シールドあり(両端に外だしドレイン線アリ)。ドレイン線をアース接地するとAC誘導はかなり減少する。

・AudioTechnica製AT6A48/0.7:方向性指定アリ
 パッケージに構造図解あり。独立シールドありで、それをGNDに落としてる方が上流で落としていない方が下流との説明あり。
 確かに方向性はあると言える。

 いずれにしてもシールド=GNDなので上流下流の違いが音質差になる理屈と効果はとっても難しいですが、とりあえず指定通りに使うのがよいでしょう。逆に使うのもひとつの“チューニング手法”になるかも知れませんが。


■USBケーブルのシールド

 シールド事情はデジタルケーブルにもあります。ここではUSBケーブルについて見てみます。

・AcousitcRevive製USB-1.0SPS
 Vbus用Aとデータ用AとBプラグのシールドはすべてショート。
 データ用AとBの間でVbus5VとGNDは繋がっていない。データ線はもちろん繋がってる。
 Vbus用AとBの間でデータ線はもちろん繋がっていない。Vbus5VとGNDは繋がってる。
 シールドとVbusGNDはオープン。

・WIREWORLD製SilverStarLight USB2.0
 シールドはAとBでもちろんショート。シールドとVbusGNDはショート。

・WIREWORLD製UltraViolet5-2 USB2.0
 シールドはAとBでもちろんショート。シールドとVbusGNDはオープン。

・PC用:バッファローコクヨ製AU2SF07BK
 シールドはAとBでもちろんショート。シールドとVbusGNDはオープン。

 SilverStarLightは、シールドとVbusGNDがショートしてるのがUSBケーブルとしては特徴的(規格外?)ですね。
 USB-1.0SPSは、データ用ケーブルにはVbusGNDも通してないんですね。

 線材がどうかという以前に構造違いがあるワケです。
 特にSilverStarLightの「シールドとVbusGNDがショート」というのは影響ありそうな気がします。「DNA Helix Design」という構造ですが、図を見ると、どうもVbusGNDは独立した線材になっておらずシールドが兼任していると思われます。

http://www.wireworldcable.com/hi-res-digital-audio-cables.html


■電線病の処方箋

 改めて調べてみると、導体の結晶構造とか以前にケーブルの物理的構造として結構違いありますねぇ。

 今回、上記で考えた“めやす”などを前提にアースとGNDの接続に着目してUD-503のチューニングしたのですが、結構変化あったと思います。一時ツジツマが合わなくなるようなこともありましたが、結果的には「そういうこともあるのかな」というカンジになりました。

 電線病は治療が難しい病だと思いますが、考えたことと結果が結構合致したことで症状が軽くなった気がします。
 真実じゃなくてもいいんです。“そう思える”ことが大事。これがホントのプラシーボ(笑)。

 また症状がぶり返しそうになったら次のようなことを思い出して癒そうと思っています。
 と言っても、もちろん万人に効くワケではなく“個人専用処方薬”ですけれど(笑)。

・浮いてる
 シールドやアース線を浮かせている商品がありますが、測定結果から効果アリと判断して商品化してるのかなぁ?
 浮かすことによって音質変化するのは「味付けのひとつ」ってことですかね? そういう説明みたことないですけれど.…

・壊れる
 ケーブルメーカの製品って結構壊れやすいんですよね。「工業製品としてどうなの?」と思ってしまいます。
 以下経験したことを列記します。

 ・AudioQuest製Panther:RCA:新品:数年使用後
   DBSを固定するゴムバンドが切れた(4本中1本)
 ・AudioQuest製CopperHead:RCA:新品:数年使用後
   GND側が断線。LR2本とも
 ・AudioQuest製DiamondBack:RCA:新品:数年使用後
   プラス側断線。1本
 ・AudioQuest製Rockfeller:SP:現品処分
   バイワイヤのHighとLow、長さが入れ替わっていた(故障ではなく製造不良)
 ・WireWorld製EQUINOXⅢ+:SP:中古:購入直後
   一カ所Yラグのカシメが緩んでいた
 ・AET製HIN LINE QUAD:RCA:アウトレット
   ケーブル固定イモネジが斜めに入っていた。GND線固定イモネジがなかった
 ・AET製HIN AC EVD:AC:新品:4年使用後
   インレット側コネクタとメッシュを固定する熱収縮チューブが緩んでガバガバ
 ・S/A LAB製HIGH END HOSE 3.5:AC:在庫処分:数年使用後
   プラグ側HOTのスリーブカシメが緩んだ
 ・AcousticRevive製USB-1.0SPS:USB:新品:5ヶ月使用後
   ケーブル固定イモネジがゆるゆる…て言うか設計的に無理があるのでは?
 ・SAEC製SH-1010:HDMI:新品:数年使用後
   断線

 ただし、AudioQuestが特に壊れやすいという意味ではありません。高級品はほとんどクエしか買ったことないってだけです。

・教えない
 ケーブルメーカの高価な商品は「電線の材質や太さ」「構造」「メッキ種類」あたりがアピールされますが、プラグやコネクタ内でシールドがどうなっているかは明示されていない場合が多い気がします。RCAケーブルのシールドは上流下流どちらで(どちらでも)GNDに落としてるのかなど。影響はメッキなどよりはるかに大きいのではと思うのですけれど。
 その点、上記AudioTechnicaの例は好感が持てますね。

・消える
 ケーブルとかタップとかのメーカって、販売終了商品のwebページ消しちゃうことが多いように思えるんですけれど。
 家電もワリと消えるような気がしますが、こういう商品って家電と違って仕様が記載された取説が付いてるケースは少ないのでスペックがワカラナクなっちゃうんですよね。
 「過去の口上書きを消したいの?」とか疑っちゃいますよ~?


■ちなみに

 もしかすると、「プラグ・コネクタやケーブルのメカ的違いによるオーディオ機器の振動変化」って要素もあるかも知れませんが、アースやシールドの違いに比して影響は小さいと仮定し、本稿では無視しています。

 また、「メッキ種類やシース材質の違いによる影響」についても、アースやシールド違いや太さなどの線材違いによる影響に比して無視できると仮定しています(その他が全く同じだった場合は違いが出るかも知れませんが)。


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ピークをはずせ!(節電とピークシフト)

11/03/21初稿

 11/03/11に発生した大震災で各種大変な被害が出ています。その中で、電力について「節電」と「ピークシフト」の観点でちょっと考えてみたいと思います。


■電気が足りない!

 東電の発電所がいくつか停止しているので、とにかく「発電の総能力」が絶対的に足りない状態になっています(ちなみに停止しているのは原発だけではありません)。なので、「電気が足りない」は正確には「最大需要予測に対して最大発電能力が足りない」と言うべきかと思います。

 以下に東電の発電状況をまとめてみました(11/03/21現在)。電力単位は[万kw]です。特記なき「停止中」は今回の地震によるものです。
 情報間違いがあったら申し訳ありません。

・保有発電所・・・東電のサイトより
・平常時の発電能力・・・東電資料による「21年度の発電量合計」や発電所のサイトより
・被害状況と復活案・・・asahi.commainichi.jpnikkei.comなどより

停電

・11/03/27追記:「東扇島1号」運転再開したようです。

 ただし、点検などがあるため、常にこの最大発電が可能ではないようです。
 横須賀などの休眠火力発電所を再稼働させる案もあるようです(sankei.jp)。
 Wikiの記述も合わせて考えると、水力発電には以下に出てくる「揚水発電」も含むと思います。
 なお、東電のニュースリリースによると、変電所や水力発電所は復旧しているらしいです。


■節電+ピークシフト

 上記から、現在、最大能力は平常時から2000万kwほど低下してしまっているようです。
 そのため節電が叫ばれているワケですが、もうちょっと現状に即した呼びかけや活動した方がいいのではと思います(もちろんすでにそのように活動されている方も多いと思います)。
 まず、基本中の基本として「電気は貯められない」ということをよく理解しなければならないと思います。
 ので、最大発電能力が決定的にダウンしてしまった現在、必要なのはピークシフトではないでしょうか。消費電力のピークが発電の最大能力を超えないようにすることが一番の目的となるハズです。
 そのためにはもちろんいわゆる「節電」も重要です。節電にはベースを下げる効果があります。しかし、「節電」に加えて「ピークをシフト」する必要があるということを、関係機関はよく啓蒙すべきではないでしょうか。しかし、節電大臣からのお願いを読む限り、ピークシフトの概念はどこにもないようです。

#参考までにですが、「揚水発電」という仕組みがあるようです。詳しくは東大のページをご参照ください。「夜間に発電した電気は昼に一部回ってる=電気を貯めてる」と言うこともできなくはないですが、例外的な考え方でしょう。
 また、上記東大のページにも提言がありますが、コンビニの22:00以降の営業を停止しても現在の電力問題の解決には特段の効果はないのでは。


■ピークはいつか

 1年間ではやっぱり冷房が効いてるようで、夏場がピークのようです。
http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/japan/sw_index_06/index.html

 1日のうちではどうかというと、夏場は15:00~20:00くらいのようです。
http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/japan/sw_index_05/index.html

 一方、冬場は以下によると07:00~10:00ごろと17:00~20:00ごろらしいです。
http://www.eccj.or.jp/whatsnewj/110316/index.html

 上記1年間のデータから見ると、通常なら夏場はたぶん3月~4月の最大1.5倍程度の消費電力量になりそうです。
 なので、現在の最大供給量の3350万kw(輪番停電してなんとかなってるギリギリの消費量)の1.5倍の電力が必要になると仮定すると、今年の夏の昼毎には5000万kw級の確保が必要となります。
 対して、上記一覧からすると、ガスタービンの新規導入や早期復旧や買電やらでしのいでも4000~4800万kw程度しか賄えないということかと。

 普通なら夏場には6000万kw超が必要になるようです(なのでその程度の最大発電能力を準備してある?)。

 ちなみに中部電力以西は60Hz地区なので、周波数変換しながら供給してもらう設備はもう限界らしいです(日本経済新聞の記事)。

 これから夏に向けてどうなるのでしょうか…


■一般家庭は何をすべきか

 まずはインプレスさんの節電記事。
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20110315_432897.html

 ピークシフトするにしても単位があります。「1日のうちのピーク」「1週間のうちのピーク」「1年間のうちのピーク」というイメージで考えるべきではないかと思います。

・1週間の中でのピークシフト
 全需に対する一般家庭の電力消費比率は30%くらいだそうです(上記節電大臣からのお願いなどから)。
 なので、企業活動(工場)がお休みの休日は、一般家庭が極限的にがんばってもピークシフトに大きな効果はないと思います。実際、震災直後の03/12(土)13(日)は無問題でしたし、03/19(土)~03/20(祝)も計画停電は中止されています。
 もちろん、休日は節電もピークシフトもしなくていいと言ってるワケではありませんが、「頑張り方(メリハリの付け方)」の参考にはなるのでは。

・1日(平日)の中でのピークシフト
 平日は上記の通りの時間帯、15:00~20:00あたりがピークっぽいです(計画停電も14:00~20:20までの第2弾が想定されていることからも)。
 では、一般家庭で平日は何をすればいいかと言うと、まずは自宅で使っている家電の最大消費電力をよく認識しておく必要があるでしょう。

 以下、ウチの家電のカタログ値を列記してみます(あくまで最大消費電力値として)。

・プラズマテレビ・・・598W
・洗濯乾燥機・・・1200W(特に乾燥時)
・エアコン・・・暖房時110~2825W 冷房時120~1340W(*)
・炊飯器・・・1050W
・電子レンジ・・・電子レンジ最大モードで1450W
・掃除機・・・220~1000W
・冷蔵庫・・・止められないので…
・PC用30inchモニタ・・・165W
・パワーアンプ(A-1VL)・・・195W
・AVアンプ(DSP-Z7)・・・400W

*:冷房の方が食わないようですが、全体として夏場の方がキビシくなるのは暖房と違って冷房は電気以外の手段がないからでしょうか。

 なので、

・平日の06:00~20:00は500W~1000W級の家電は極力使わない。
・少なくとも同時利用しない。
・こだわるなら時間帯を05:00~22:00くらいまでに拡大。
・炊飯器など、一般的によく使われるであろう時間帯が予測される機器はその時間帯を避けて使う。


くらいを目安(あくまで目安)にすると、ピークシフトとガマンのバランスとしてはまあいい塩梅ではないでしょうか。

 一言でいうなら「使いたい時にガマンする」ですかね。


■Audioシステム消費電力実測

 特に趣味の機器については、最大電力ではなく実消費電力が気になるところですよね。で、ウチのシステムの消費電力をワットチェッカーで測ってみました。いつもの動作状態にて。

・HDC-1L(PC)・・・28W(起動時は30Wくらいになることあり)
・REX-Link2EXと5Vシステム・・・37W
・DSP-Z7(オーディオ設定:PureDirect On)・・・55W
    (オーディオ設定:PureDirect Off)・・・65W
    (サラウンド設定:PureDirect Off)・・・67W
・A-1VL・・・23W(音量で大きな変化なし)

 PCのモニタにはプラズマTVを使ってますが、操作時しか点けないのでとりあえず除きます。
 DSP-Z7は設定を記憶できるので、オーディオ用にはリアアンプをDisableにするなどの設定を記憶させてあります。ちなみに「ADVANCED SETUP」で「PREAMP MODE」をONにすると5W程度下がるようです。

 合計するとPCオーディオ再生に要する電力は143Wとなりました。
 当システムは、PCがAtomでパワーアンプ部分はデジタルアンプですから、それも効いてると思います。

 自分のシステムでどれくらい電気食ってるのか気になる向きは、実際に測ってみてからいろいろ方策を考えるのもよろしいのではと思います。


■ちなみに自作PC(非オーディオ用)

 Cure2DuoとHDD5機のメインPCの実測値は以下の通りでした。

・PowerOFF時:3W   シャットダウンしてPSUの電源SWはONの状態
・S3スタンバイ時:5W
・起動時:200W
・定常運転時:140W  起動してるが何もしていない状態
・通常負荷時:150W  web閲覧など
・高負荷時:170W   動画エンコードでCPU負荷100%


■ちなみにUPS
 
 11/03/27追記:“バッテリ代わり”にと思ってOMRON製BY50Sを準備しました。20~30W程度だったら1時間くらい保ちそうですので。念のため正弦波タイプがいいかな~と。
 しか~し、恐るべき盲点が!

 元電源をつないでない状態ではバッテリ出力がONになりません~

 元電源をつないでいる状態で通電→停電になった場合でしかバッテリ出力しないようです。
 う~む、これでは、普段は節電のためにコンセント抜いておき(もちろん充電はされている状態で)、計画停電中必要になったらバッテリ出力を使うという使い方はできません。普段コンセント抜いておくのなら、少なくとも計画停電の直前に主電源を入れてUPSとして作動させておく必要があるってことですね。
 うう、不便… バッテリじゃなくてUPSだから仕方ないけど。

 なお、BY50Sの満充電時の消費電力は7Wでした。


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音が変わるのは科学か偽薬効果か

10/12/11初稿

 ケーブル(デジタルアナログ関わらず)換えることに代表される「何か変えると音が変わるとは本当か」について、少しまとめておこうかと思い立ちました。特にDigital-Audioに関しては議論姦しいですもんね。
 一応、本稿では「Audio」に限定して記します。


■学術研究対象?

 よく、「科学的な根拠がない」という意見を見ます。しかし、これには2種類の段階があると思っています。

・本格的な学術研究(理論と実験)によって客観的に「否定」または「肯定」されている。
・そもそも本格的(絶対決着つけちゃるぞ)な学術的研究がされていない。

 前者の事例はあるのでしょうか。ただし、これには音響的実験(もちろん机上理論だけでなく実測による検証まで)だけでなく心理学的な影響まで解析が必要になる可能性もあると思っています。
 個人的には後者ではないかと思っています。といっても、科学技術水準のレベルの問題ではありません。研究する費用対効果の問題が大きいのでは。たぶんこれを研究しても偉くなれないんじゃないでしょうか(苦笑)。
 「客観的事実として変わる・変わらない」と言い切るには学術的に証明されている必要があると思います。
 「個人的には変わると感じるのでそう思っている」というのは全くの自由でしょう。ただ、個人的にはデジタル転送(少なくともS/PDIFレベル)の知識などはある程度持っていた方がよいとは思いますが…

 http://adlib.rsch.tuis.ac.jp/~akira/hit/papers/ とか、http://ci.nii.ac.jp/Detail/detail.do?LOCALID=ART0003685828&lang=ja みたいな研究がなされているのは知っていますけれど(「高度感性情報」ってなんでしょう?)。


■音響工学的アプローチ編:音声知覚の違いを検証するには

 大前提として、スピーカへの出力電気音声波形の違いを見るだけではダメだと思います。学問的に本格的に検証するなら、“人間の音声情報知覚システムとして”違いを検出しうるかをみなければなりますまい。なので、実際の音響空間での実験は必須でしょう。
 スピーカケーブルをスピーカに繋ぐこと自体がメカ的な振動状態の変化になっちゃいますし。

 まずは無響室などの無粋な環境ではなく、通常のリスニングルームを設定することが必要でしょう。ラックやスピーカスタンドもちゃんと用意するのはもちろん、家具やカーテンなども再現しないとね。割と見落とされるような気がするのが電源です。これも普通のご家庭の環境を再現しないとダメですよね。どこかで蛍光灯やPCが動いてるような状態では。
 そして、人間は音を耳の穴から入ってきた音波による鼓膜の振動だけでなく体全体の振動で知覚している可能性もあると思いますので、例えばですが

・人間の体の音響特性(耳たぶの形から骨伝導まで)を考慮した人形を作って、耳の奥に(マイクというよりある意味人工聴覚とでもいうべき)音声センサ装置を埋め込み、音声信号データを採取
・得られた音声信号を解析し「音質の違いと知覚するであろうデータの差異」が発生しているかどうかを検証

しないと真実に迫れないかも知れません。
 その解析のついても、漫然とですが何かAudio独特のノウハウが必要なような気がしています。
 もちろん、実験に使う音声はサイン波とかじゃなくて“音楽”であるべきです。


■電気工学的アプローチ編:音声波形の違いを検証するには

 「何かを変えたことによるチップ動作の違い」が音声電気波形に違いを生じさせる可能性が仮説として成立した場合、それを電気的に検証することは可能かと思います。この場合はスピーカの前で決着できますね。人間の聴覚知覚のシミュレートまで踏み込む必要はないです(笑)。
 例えば、

・HDMIレシーバが発生させるノイズレベルは入力信号のスキューレベルによって異なることが、チップ設計上判っている
・それが回路上DACのアナログ出力に影響する可能性があるという理屈が仮説として成立する

なら、それを電気波形として測定してみる、といったことです。
 あ、でもやっぱりその電気信号の変化が音質の違いとして知覚できるのか、は音響的実験しないと結論できませんよねぇ。


■心理学的アプローチ編:プラシーボ効果を検証するには

 プラシーボである可能性はありますね。可能性を否定した科学的根拠を知らないので否定はできません。実際プラシーボな評価も結構あるかも知れません。しかし、そうカンタンに「ブラインドテスト」やって証明できるものでもないと思っています。要するに「官能評価」という評価手法の一種でしょうからいろいろ考慮しないと。
 私はド素人ですが思いつくことを記すと、まず、被験者のセレクトが必要でしょう。実際に音が変わったことを聴き分けられる人じゃないと意味がありませんから。例えばスピーカのインシュレータを換えたとか、WASAPIとDSなどの違いが判る被験者を数名準備する必要がありましょう。
 また、本件に関心がない人を選ぶのが理想だと思います。関心ある人は最初からいろんなバイアスかかってますから。テストに用いるケーブルの持ち主なんて参加しちゃダメだと思いますよ(笑)。
 試験条件も結構センシティヴだと思います。例えばPC-AudioでUSBケーブル交換した場合、USBデバイスの再認識になりますから、再起動しないと条件は同じになりません。最低でも1分くらいは間が空いてしまうのでは。それで直前に聴いた音をどれだけ覚えていられるでしょう?

 ちなみに、音の変化を「良く効く薬だと思いこんで飲むと薬でなくても効く=偽薬効果」というのも本来はちょっとズレてて、Audioでは「良くなると思いこんでるから良く聴こえる」とも限りません。ワクワクしながら超高いケーブルに交換しても良くなったと思わないことだってありますから。良くなったハズだと思いこもうとしてもダメなことあります。
 それすら「良くならないかも知れないという不安感やプラシーボと言われたくない心理がたまにそういう結果を導く」といった可能性を説くなら、まさにかなりツッコンだ心理学的なアプローチも必要となるでしょう。

 なお、味覚や嗅覚や視覚に関するブラインドテスト的な既存情報と聴覚を同一次元で語ってもあまり意味がないと思います。それぞれ脳の騙されやすさは違いますので。

 「騙されない知覚」を生業にするブレンダーとか調香師といったプロもいらっしゃるワケですから、聴覚に関するプロの方々によるテストをやってくれたら面白いなんて思ったりします。やるとしたらテレビ番組でしょうね。あ、消費者センターなんてのもアリ?
 被験していただくのは、「一流ピアノ調律師」「世界的バイオリン奏者」「虫の音聞き分けチャンピオン」なんてどうでしょう?


■素人考え

 …よく考えたら、結局人間は最終的には脳で補間や変換しながら音聴いてるワケですから、例えば、

・脳の知覚動作における、特殊事例ではなく一般的な現象として、例えばある条件の音波を聴いた時、その波形には含まれていない周波数などの要素が聴こえること
・その条件に相当する変化が「オーディオで何かを変えた時」に起こっていること

が証明できたら、本当に音波自体がそのような変化していなくても、それはそれで立派に「音が変わった」と言っていいハズです。脳での知覚以外に音を聴く術はないのですから。
 そして、その「脳での違って聴こえ方」は、音波波形の違いとは一致しない可能性が高いのではないでしょうか。とするなら、物理的な音波波形の解析だけやってもダメってことですよね。

 ケーブルに限ってのハナシですが。
 光S/PDIFなど例外として、通常、ケーブルで機器間を接続するということは電気回路としてひとつの系になるということです。電源を入れるとAC側でも電気回路として結合します(一応壁コンまでで切って考えましょう)。
 例えばPCとUSB-DACとプリメインアンプとスピーカまでが連続した電気回路として、ひと組の回路図として記述可能となります。とすると、例えばUSBケーブルの抵抗成分はケーブルによって無視できないほど違いますので、回路図のケーブル部分には抵抗を入れることになります。そして、その値はケーブルを換えたら変わることになります。
 つまり、「電気回路として変わるのだから系全体の特性に変化が発生する可能性がある」という考え方は客観的に全面否定できるのでしょうか。もちろん客観的に肯定もできませんが。
 「否定はしない。変化はあるだろう。だが人間が聴き取れる変化ではない」というロジックの選択肢もありましょう。う~ん、やっぱり音響工学的アプローチが要りますよね。
 なお、判りやすく「回路図」「抵抗値」のレベルで記しましたが、電気回路の系としては回路図に出てこない要素もふんだんにあることは承知しているつもりです。


■人類の英知とオカルトと

 「オーディオで何か変えたら音が変わる」についての本格的な学術的客観的事実の解明は「現代科学水準では不可能なのだ」という意見もたまに見かけます(冗談かも知れませんが)。しかし、現代科学がそんな陳腐なレベルとは私にはとても思えません。実績がないとしたら最初に書いた通り費用対効果の問題でしょう。
 オーディオメーカだってオーディオ専用解析装置なんてそうカンタンに開発できないでしょうし。なので実際にはヒアリングで開発してるっぽいですし。ONKYOのP-3000R/M-5000R/C-7000Rプレスリリースなんて見ると、「測定できない」って白状しちゃってます。

前述のビートによるノイズは、残留ノイズのレベル以下なので、測定器では計ることはできません。しかし、残留ノイズより遥かに低いレベルで含まれる楽器の倍音が識別できるのと同様に、ビートによるノイズはたとえそれが低いレベルであっても、人の耳には音色の変化として感じてしまう可能性は否定できません。
出典:http://www.jp.onkyo.com/news/newproducts/audio/pureseparate/p3000r_m5000r_c7000r.pdf

 15/03/10追記:SONYの「高音質microSDカード」のインタビュー記事にも以下のような発言があります。なんて正直な…

あまりにも差があるので、これはさすがにデータとして可視化できるのではないか……と、周波数特性やSN、ダイナミックレンジ特性、THD+N特性など測定してみたのですが、やはりなかなか違いは見出せませんでした。
出典:http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/20150309_691795.html

 もし何か専用の測定をしていたとしても、いろんな事情があって公開できないかも知れませんし。研究機関じゃありませんから商売に不利になるような情報開示はしないでしょう。する義務もありませんし。もちろんウソはダメですが。
 そんな中、例えば“実際にはビット化けは発生していないのに”「高品位な転送」「高精度な伝送」といった曖昧な文言によってウソじゃないけど勘違いさせるような売り方をするメーカや評論家、どころか「転送エラーを低減」とマジウソな効能を言っちゃうメーカもあるので、いかがわしいイメージになっちゃってる面はありますよねぇ。

 もしもオカルトとすると世界中でずいぶん大勢の人が普通に体験する超常現象ですよね。いや、冗談です。


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AとVの狭間で

10/09/23初稿

 11/08/13追記:HDMI-Audioに宗旨替えしましたので、現在はHDMIも“1系統だけ”常時接続しています。詳しくはメインメニューからどうぞ。
 12/07/29追記:HDMIも光ファイバケーブルが登場したのでアイソレーション復活しました。詳しくはHDMI光化記事にて。
 その他、時期によって使い方変わっていますのでアイソレーション状態は一定ではありません。ご了承ください。


■あこがれの「フラッグシップ(“準”だけど)」

 AVアンプ買い換えました。YAMAHA製DSP-AX2700からDSP-Z7(B)です。予定外でしたが激安の現品処分に出会ってしまったもので(苦笑)。
 この秋の新作AVアンプは主としてHDMI1.4対応がトピックですが、純粋に音声と映像関係のUpdateとしてはつまりは3D対応です。もっと言うと3Dで音声規格は変更ないので「3D画像信号のリピータ機能」の有無ですね。3D対応のTVを持ってなければ無関係の機能です。たとえ持っていても、プレーヤからTVにHDMIを直結すれば3D画面は楽しめるワケですから、1.4対応のAVアンプが活躍するシーンは「3DのBD再生+HD-Audioデコード」したい時に限られます。この後暫くは限定的なシチュエーションだと思います。加えて、AVアンプが1.4非対応でもHDMI2系統出力のプレーヤを使うなどの対応策もありえます。
 PC使っても出来ますしね(HDMI-Audio構築記事参照)。

 そもそもHDMIをAVアンプに常時繋がない運用しているので無関係(笑)。ということで購入に至りました。

 と、「いまどきHDMIをつながないAVアンプってなんだよ?」とお思いでしょうから、ちょっと説明します。


■AVアンプはAVセンターとして使わない
 
 結論を最初に書きます。
AVアンプは、普段は
  ・S/PDIFセレクタ
  ・DAC
  ・マルチチャンネルプリ(サラウンドエフェクタ)
  ・サラウンドスピーカ用パワーアンプ
必要な時上記に加えて
  ・HD-Audioデコーダ
として使っています。

 これまでの経験から、Audio的には「極力シンプル」な構成が有利だと考えています。プレーヤ+アンプ+スピーカの最小構成が一番有利だと思います。
 しかし、以下のような楽しみ方も付け加えたいとなるそうはいきません。

・Visualも楽しみたい=サラウンド対応
・SACDなどのマルチもいい音で聴きたい=マルチチャンネル対応
・HD-Audioも鳴らしたい=ハイレゾ対応

 いわゆるピュアオーディオ系(どこまでをピュアと言うかはアレですので、本稿では「AV系」に対応する呼称とさせてください)とAV系を分離すれば一番ですが、住宅事情その他からそうはいかない場合がほとんどだと思います。となると、AVアンプを導入せざるを得ません(ステレオハイレゾまでならAVアンプレスにできると思いますけど)。
 と言っても、AVアンプとTVやBDレコーダやDACやDDCなどを電気的に接続すると、GNDノイズ共有やGNDループの問題で音質劣化を招きます。BDレコーダなどのヴィジュアル機器にピュアオーディオレベルのGNDやSignal品位を求めるのは無理があるからです。
 でも、ハイレゾサラウンド機能を実現しないとシステムにAVアンプを入れる意味がありません。そこで、AVアンプに何をさせたいのか、その時にはどんな接続が必要なのかをを具体的に検討してみます。

・ピュア系のステレオ再生したい
 PCMの96kHz/24bit(Wantで192kHz/24bit)まで対応できればいいと思います。S/PDIFでも守備範囲内ですね。よってDDCから光S/PDIFで接続すれば電気的結合は回避できます(24/96を越えるハイレゾにUSBもAudio Class2.0で対応しましたね)。
 DACをアナログ接続でもいいかも知れませんが、電気的結合しても大丈夫なクリーンなDACと電源メンテナンスが重要になると思います。

・デジタル放送のAACをデコードしたい
 S/PDIFで対応できます。つまり、BDレコーダなどからはS/PDIF光で接続すれば電気的結合は回避できます。
 もちろん5.1chサラウンドまで対応できます。

・DVDやBDのDolbyやDTSをデコードしたい
 これもAACと同じくS/PDIFの守備範囲内。

・ハイレゾサラウンドをデコードしたい
 PCMやDolbyTrueHD、DTS-HD MasterAudioなどですね(非可逆圧縮のDTS-HD HighResolutionAudioもあるけど)。DSD(ステレオ&マルチ)も含めていいでしょう。これらはS/PDIFでは対応できません。HDMIで繋ぐしかありませんが、電気的にアイソレーションできるHDMIは一般的には存在しません。無線を使ってもレシーバ自体がひとつの機器になってしまいますし。
 さて、
・上記新世代フォーマットをデコードしたい時(HDMI接続必要)と、
・昔ながらのCD音源(ステレオハイレゾ含めても可)やデジタルTV放送やDVDをいい音で聴きたい時(S/PDIFでOK=HDMI必須ではない)と、
どちらが多いでしょう? 人それぞれだと思いますが、私は圧倒的に後者です。

 以上より、ERIでは以下のような構成・運用を取っています。

・BDレコーダなどの音声は光S/PDIFから再生。HDMIはTVへ直接接続。映像はこちらにて。

・BDプレーヤ(というかPS3)の音声は通常は光S/PDIFから再生。映像はTVに直接接続したHDMIにて。
 ハイレゾマルチソースを再生する時だけHDMIをAVアンプに接続、AVアンプからもHDMIをTVに接続。

・現時点ではDV-610AVによるDSD再生も上記とBDプレーヤと同等。


 なので、通常状態では、AVアンプのInputはBDレコーダ2機、PS3、DDCの4系統しか接続していません。それも全部光S/PDIFで再生機器とは電気的にアイソレーションしています。Outputはフロントプリアウト(プリアウトである理由は後述)とリアサラウンドスピーカ、サブウーファプリアウトのみ。映像系やアナログ音声は繋ぎません。極力GNDの純度を保つためです。
 ソースがデジタル化された今では、機器間ダビングの利便性はAVアンプに求められてないですよね。ですので、ぶっちゃけ、HDMIやS/PDIFに特化した“高級デジタルソース専用AVアンプ”があってもいいと思ってます。
 この運用のキモは、「フロントにHDMI入力があるAVアンプとTVじゃないと不便」なところです。AX2700では「HDMI中継アダプタ」を使ってリアのInputを前に出してました。
 DSP-Z7には「フロントHDMI」がありますので便利になったのもメリットです。
 12/10/13追記:一番上に追記した光HDMIを使えば、GND分離の意味ではBDプレーヤの常時接続もアリですね。


■AVとオーディオのハイブリッドシステムへ

 デジタル処理(DAC)については、AVアンプって実はかなりのレベルなのではないかと思っています。
 例えばDSP-Z7では「DAC On Pure Ground」コンセプトで主にGND強化によってDAC動作の健全化を図っていたり、「ウルトラロージッタPLL」でリクロック精度を向上していたりと、当Blogで考えていたDigital音声処理のありようを具現化しています。
 もちろん単体DACの方が優れたものはあるでしょうけれど、AVアンプはHDMIやマルチやDSDまで含めて上記恩恵を受けられます。最低限必要なリアスピーカ用のアンプも手に入りますし、サラウンドエフェクトも楽しめます。コストパフォーマンス的にはかなりイイのではないでしょうか。CD音源系の再生用に専用DACを加えると、プリメインアンプに対してDACとAVアンプを電気的に接続することになり、システムの(電気的結合の)複雑化を増すことにもなります。

 アナログ段はどうでしょう。
 理想的にはAVアンプのパワーアンプでフロントスピーカもドライブできればいいのでしょうが、高音質なStereo再生クオリティを望むのはなかなか難しいところです。ぶっといケーブル繋げないスピーカターミナルですし(苦笑)。というか、極力パワー部は動かさない方がプリ部の音質は上がるみたいですし(DSP-Z7には“PREAMP MODE”があります)。ということで、ERIではフロントスピーカはAVアンプのプリアウトをオーディオ用アンプのMAIN-INに入れてドライブしています。
 こうするとずっと避けてきた複数機器間の電気的結合が発生してしまいますが、GND品質の高いそれなりのAVアンプと(プリ)メインアンプの組み合わせなら、結合しても電位が不安定になったりノイズを共有する心配はあまりしなくていいようです。実際、DSP-Z7とA-1VLの組み合わせでN805Sを鳴らすと結構凄い音しています。やっぱり電源がキモな気がしますね(高級オーディオのコストのかけどころ?)。

 さて、ここで、電気的結合が不可避の場合のTipsがあります。
 どうせ電気的結合しなくてはならないなら、GNDは極力強力に結合して同電位になった方がいいハズです。アナログ音声信号は「GNDに対する電圧」として伝送されるのですから。ということで、ウチではフロントとリア以外使っていないAVプリアウトをプリメインの各種Inputに接続してGND接続を強化しています。高域の解像感や低域の締まりアップといった効果があるようです。
 ただ、ケーブルの品位にも影響されるようなので繊細なチューニングをしないと逆効果の可能性もありますが、「余ってる高級インターコネクトがある」ような場合は試してみる価値はあると思いますよ。
 あ、でも、GNDじゃなくてプラグを付けることによるメカニカルな影響もあるかも知れませんね。
 11/08/24追記:HDMI-Audioにした際のチューニングでは、GND強化用接続を外した方がよく聴こえたりもしました。逆に言うと、やっぱり音質変化はあると思いますのでチューニング術としてはアリかと思います。
 14/08/27追記:PioneerのBDプレーヤに“それ専用”のRCA端子が装備されたようです(笑)。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140827_663745.html

 サブウーファのケアはノーアイディアです。フツーにインタコで繋ぐしかない… 最低限できることとして、ステレオ再生の時にはタップでAC電源をOFFして無通電状態とし、GNDループは発生しないようにしているのですが、タップも両切りじゃないと不完全かも知れませんね。
 延長ケーブルをフロントに出して繋いだり外したりってのもちょっと…

 リアスピーカ用パワーアンプはAVアンプのパワー部をそのまま使ってます。AVアンプをプリのみにして外部パワーアンプを増やす電気的的結合の複雑さが…マルチch用パワーアンプっていうのもやってはみたいのですが、お金と置き場所が…
 ただし、オーディオ再生時にはAdvanced Menuから「PreAmpMode」をONにしています。パワー部をカットオフするもので、効果はあると思います。ON/OFFメンドクサイですけれど。ワンタッチにして欲しいなぁ。

 以上、AとVを混在させる環境について、いいカンジの“おとしどころ”ではないかと考えています。

 ちなみにDSP-AX2700とDSP-Z7の差(評価・レビューもどき)ですが…
 あくまでもERIのシステム(上記のような運用)での結果ですが、入れ換えて若干チューニングした結果、あきらかな音質向上が得られたと感じています。確実にワンランク以上うえのパフォーマンスがあると言っていいと思います。
 一番の違いは、AX2700の時は入れていたCSE製電源ノイズフィルタをそのまま使ったらダイナミックレンジが圧縮されたような音になったので外したことかな。最初は判らなくてちょっと悩んじゃいました。

 なお、F/Wは購入時点で1.06でしたが、最新の1.11にUpdateしてから常用開始しています。

 ちなみに、Z7搭載のDAC情報はありませんが、Z7はDSP-AX3900をベースとしたチューンアップ機とのことであり、その3900のカタログにはPCM1791の写真が載っていますので、おそらく同じでしょう。


■余談

 工業製品の原価(部品&生産コスト)は数に支配されます。部品は購入数が多いほど安く買えるのが普通ですし、生産数が多い方が効率も上がります。また、原価に上乗せされるメカ型代や開発費、生産設備などのイニシャル償却費も当然販売数が多い方が低くなります。
 さらに言うと、実際の販売価格は原価では決まらず購入者の価値感で決まります(だから「定価」が存在する商品はほとんどなく、通常は「メーカー希望小売価格」または「オープン価格」)。高くても売れるなら高い利益で売りますし、そうでなければ薄利になります。実はメーカには売価を決める権利はないのです。
 ですので、メジャーメーカの「7chAVアンプ」と、職人が手作りするような少量生産メーカの「2chステレオアンプ」では、たとえ1chあたり同じ物量やデバイスを投入したとしてもその原価はかなり違うはずです。最終的な売価ももちろんまるで違うでしょう。
 もちろん小規模メーカーの方が根本的な経費や宣伝費などが低いといった優位点もあるでしょう。


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805 VS 805S!新旧ノーチラス対決

10/04/18初稿

 音質の感想なので、言うまでもなく主観的記事です。

■ユニット増し締め

 11/10/01別エントリーだったのをこちらに合体。

 いろいろいじくってて微妙にネタが無くなったので(笑)、05/03/25に現品処分で購入したB&W製Nautilus805(Sではない)のウーファユニットのネジ増し締めを09/12/12敢行。もう4年と9ヶ月も使ってるんだなぁ。
 トルク管理しない増し締めって、バランスを崩す恐れもあるので手を出さないでいたのですけれど。

 あんまり強くは締めないように均一に、と注意して実行。
 6角ナットですが、イギリスメーカなのでミリ系、3.0mmのレンチが必要です(改造ツールとして準備は万端)。

 何故だかユニット右側中央のネジが特に左右2本とも緩め。もしかしてチューニング? という疑問もちょっと感じました。

 締めた後の音質変化ですが、善し悪しは別として確実にありますね。オカルトじゃないと思います。
 解像度が上がって高域が出るようになり(出るというか低域の不要振動によってマスクされるのが減るのでしょうか)、低域も締まりました。キレイな音ですがサッパリしすぎ、とも聴こえます。しかし、キャビネットとの連携で音は決まるワケですので、またちょっとエージングしないと落ち着かないのでしょうね。

 10/01/01追記:紅白観ていて「リアスピーカの増し締め」を思い立ちました。メインで高域がよく出るようになったってことは、反響音を担当するリアには結構影響あるんじゃないかと。
 リアは03/11/03に現品処分で購入したCDM1NTですけど、すべてのネジが“手応えと呼べる最低の抵抗感”程度の締まり具合でした。これってやっぱ緩んでるとしか…
 で、増し締めしました。
 リアだけ聴いてみるとスッキリした音になった気が。サラウンド感が増して自然になった気が。

 効果があるとかやらない方がいいとか、ネット上でもいろんな意見があるようですが、麻倉怜士氏の著書「オーディオの作法(P.106)」では推奨されていました。
 メーカ(産地?)によって緩み易いのと難いのがあるような気もしますが…


■スピーカ買い換え

 実は今年の2月にメインスピーカ買い換えてました。
 B&W製Nautilus805Sです。
 モデルチェンジで現品処分になっていたのを狙っていたのですが、結構マメにチェックしていた甲斐あってある日いきなり激安になったのを発見。「今日下げたんです」という店員さんのセリフで決めちゃいました(805も現品処分でした)。805のUpgradeが805Sってのも芸がありませんが(本当はELACあたりを考えていたのですが)、スンマセン、保守的なもので。
 やっと慣らしも落ち着いたかと思いますので、記事書きます。

 音がほとんど変わらなかったら大失敗でしたが、流石というかなんというか、805Sの方がワングレード上の音だと思います。ツィータとウーファの一体感があり、微細な音が聴こえるようになりました。また、ふれこみ通り明らかに低域が力強くなってます。

 メインスピーカを引退した805は先日リアへ(CDM1NTから変更)。しばらく放置していたのは、リアはシングルワイヤリングなのでどうやってショートさせようかと悩んでいたためです。だってバナナプラグの「栓」が抜けないんだもの。
 結局、Hi側ターミナルにアンプからのInputとLow側へOutputのケーブル2本をねじ込んで決着しました。イマイチスマートじゃないですけど。
 だって抜けないんだもの(苦笑)。

 805で統一したサラウンドは… 明確な差は判らないですね。

 10/02/21追記:02/18に投入したての805S(現品ですけど)ネジ初期状態を確認してみました。左に設置したユニットの上2個だけですけど。両方とも一応(やや+α程度)手応えがある程度で、ギチギチでもギチでもユルユルでもなかったですね。805の増し締め敢行した時の平均的緩さよりも若干キツい程度? ってカンジです。


 しかし805Dは高いスピーカになっちゃったなぁ。


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