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電線病闘病記

16/11/16初稿

 たぶん電線病患者です私。“自分では”そんなに重症じゃないと思ってますけれど(苦笑)。

 経験的にケーブル換えれば音は変わると判断しており、「ただの電線」ではなく「コンポーネント」と考えればその変化具合はコストパフォーマンス的にアリかな、と。
 といっても理屈は思いつかなかったので、あまり考えず気に入ったメーカのそれなりに高価なケーブルを買ったり(型落ち処分や中古が多いですが)自作したりしてました。

 が、先日UD-503にヘッドホン「T1 2nd」を導入したら全然マトモな音が出ず電源ケーブルをとっかえひっかえしているうちに、ケーブルの「アース線有無」「シールド有無」という違いをちゃんとケアしなきゃマズイ気がしてきました。

 機器のアースやGNDについては一度かなり考えて、用いるケーブルをケアしていたのですが、そもそも「アース無意な機器(インレットにアースピンがない・あっても浮いてる)」に用いるACケーブル内のアース線やシールドについては無視というか先送りしてたんですよね…

 電線病治療(笑)も兼ねて、改めて考えてみることに。

 ↓アースピンがあっても浮いてる機器。
ティアック デュアルモノーラルUSB-DAC/ヘッドホンアンプ Reference UD-503 (ブラック) UD-503-B
ティアック デュアルモノーラルUSB-DAC/ヘッドホンアンプ Reference UD-503 (ブラック) UD-503-B


■ACケーブルで音は変わるか

 変わって聴こえるんですよねぇ(念のためですが「高い方がいい」という意味ではありません)。
 具体的理屈は解りませんが、100Vもある交流の電送路に明らかな物理的変化があるので何かあるんじゃないかと。
 ちなみに、電磁誘導などの理屈がありそうだとしても、計算値や測定値で音質への影響を証明しない限り「~だからである」などと言い切るのはマズイと思っています(ACケーブルに限ったハナシではありませんが)。

・ラスト数メートルの世界
 「長い宅内配線の末の数メートルを変えても~」とよく言われます。
 これは「“壁の中”と“壁とAV機器の間”の環境の違いは無視できる」という前提の説と言えますよね。実際どうなんでしょう?
 壁の中や天井裏には電気製品はまずありません。別のケーブルが併走することもあまりないでしょう。
 一方、壁コンからラックまでの間にはACやスピーカなど複数のケーブルがのたくっています。そしてそのすぐ先には多くのAV機器が存在します。
 個人的には、この差は無視しきれないのではと感じています。もちろん客観的なハナシではありませんけれど。

 ただし、壁の中の柱で併走したり照明器具直近を走ったりするケースもあり得ますから、干渉要素が全くないとは言い切れません。100V電源自体の“質”も様々でしょう。
 ですので、ACケーブルでの変化は、あるとしても「電源の質や宅内配線状況に影響され、一般論にはなり得ない」のではないかと思っています。

・それはシールド(アース)ではないか
 ラスト数メートルの空間においてACケーブルに何らかの影響力があるとしても、確かに「抵抗値」「表皮効果」「撚り方による振動」などの線材に依存するような特性値によるものとはあまり思えません。
 あるとすると「ノイズを出す・受ける特性」ではないかと感じています。もちろん個人的には、ですが。

 とするなら、ケーブルの「シールド有無・処理の違い」が音質差になる可能性はあるかも知れません。
 ていうか、シールド以前にそもそも「アース線の有無」という違いもあります。

 そして、アース線が有るケーブルでは、それが「結線してある場合」と「結線しておらず浮いてる場合」があります。2pinプラグ品は明らかに浮きですね。3pinの場合は、モールド一体型のプラグやコネクタでは未接続はまず無いでしょうけれど、アクセサリメーカのモジュール型プラグ・コンセントを使った製品では実際にありました。それって「アース線は浮かせる」のが製品仕様ということです。「機器インレット側でのアース接地」を前提とするのは仕様としてヘンですから、プラグ側を結線していない製品はコネクタ側も結線してはいないでしょう。

 ということで、プラグ側が2pinか3pinかでケーブル事情は違うワケです。以下に書き出してみます(インレット側コネクタは3pin限定で)。

 ・2pin:シールド無:本件に無関係
 ・2pin:シールド有:どこにも落とせない  →シールド浮き
 ・3pin:シールド無:本件に無関係
 ・3pin:シールド有:アース兼用
 ・3pin:シールド有:プラグ側オープン:コネクタ側オープン  →シールド浮き
 ・3pin:シールド有:プラグ側ショート:コネクタ側ショート  →アース線もアリだとアースラインが複数あることに
 ・3pin:シールド有:プラグ側ショート:コネクタ側オープン
 ・3pin:シールド有:プラグ側オープン:コネクタ側ショート  →上述の通りたぶん存在しない(保証はないが)

 さらに、上記可能性をケーブル断面で図示してみます。
 赤がHOT、黒がCOLD、緑がアース、白が浮き、点線は「シールドなし」です。
 アース線とシールドの「プラグ内・インレット側コネクタ内での結線状態違い」については、キリがないので無視します。

ACケーブル構造

 結構バリエーションありますよね。以下、ERIで所有している完成品ケーブルの実例です。

 ・S/A LAB製HIGH END HOSE PROFESSIONAL・・・アースピンなし アース線なし シールドあり(浮き)
 ・S/A LAB製HIGH END HOSE 3.5・・・アースピンあり アース線あり(浮き) シールドあり(浮き)
 ・AET製HIN AC EVD・・・アースピンあり アース線=ドレイン線あり シールドあり
 ・AudioTechnica製AT-PC600・・・アースピンなし アース線なし シールドなし
 ・AudioTechnica製AT-PC1000・・・アースピンなし アース線なし シールドなし
 ・AudioTechnica製AT-PC1500・・・アースピンあり アース線あり シールドなし

        AT-PC1500は販売終了    

 こういった構造違いに頓着せず使うと、システムのアースや浮き導体が知らず知らず好ましくない状態になっちゃうかも知れません。アースとGNDがショートしている機器があるとGND状態にも影響しますね。

 また、浮いてないアース線やシールドがある場合、コンセントでアースピンが接地するか否かでも状態は変化することになります。例えば、
 「3pinインレットだけどアースピンがない機器」を
 「アース線を有するACケーブル」で
 「アース穴があっても接地していないコンセント」に
繋ぐと、ACケーブル内のアース線が“浮き”導体として存在する状態になります。
 2個口のコンセント内ではアース穴どうしはショートしていますから、同壁コンに同様のケーブルをもう1本挿した場合は、壁コンを介して“ACに隣接した”数mの浮き導体がシステム背面に出現します。あまり好ましくない気がします。

 実際、ORB製プラグ・コネクタによる自作の際、同じプラグ・コネクタでも「アース線なし/シールドなし」ケーブルと「アース線あり(ピン結線)/シールドあり(浮き)」ケーブルで音質変化を感じたことがあります。
 コンセントは3pinですがアース接地していませんでしたので、後者はアース線もシールドも浮いてたことになります。うろ覚えですが、前者が「もっさり」後者は「キンキン」だったような(どっちもダメで不採用)。
 後者のようなケーブルで、アースやシールドを繋いだりハズしたりして音質差を確認してみるのもアリかも知れませんね。

 「3pin→2pin変換アダプタ使うと音が変わる」という話もあると思いますが、アダプタ自体のせいではなくシステム内のアースやシールドの状態が変わるからかも知れません。


■ACケーブルを測る

 このような「ケーブル構造」と「コンセントのアース状態」「それらによるシールドやアース導体の状態」は結構影響ある気がしてきました。
 ある程度認識はありましたし、個人的原則的な価値観では「浮き導体があるといいことない」のですが、アース・グランド・ノイズ関連の考え方や実践は非常に難しいと思っており、聴感に任せてたんですよね…

・誘導・被誘導を見る
 意図的に浮かせている商品については、「浮きでもシールド効果がある」と考えるか「浮き導体はノイズの受発信アンテナになる」と考えるかによって価値判断は大きく違ってきますよね。メーカは当然「効果あり」という立場でしょうけれど。
 ということで、ちょっとでも「シールド有無」「浮きシールド」の影響に関する知見を得たいと思い、何か情報をとる方法はないか試行錯誤した結果、以下のような実験してみました。

 「AC100Vが誘導するか・AC100Vに誘導されるか」です。

ACケーブル誘導


 割とオモシロイ数字になったのではないかと(笑)。

 ただし、周波数でシールド効果は変わりますし、接地抵抗数ohmのアースでもありませんし、キチンと治具で固定したりもしていませんし、外来の影響もあり得ますし、フツーのテスタで測っただけですし、などなどあくまでも「とある適当な実験の結果」に過ぎません(本来“実験”や“測定”と呼ぶべきものでもないですがご了承ください)。もちろん、数値に絶対的意味はありませんし、そもそも音質に影響あるか否かも全く解りません。
 が、この結果から「個人的にはこう思うことにする」というACケーブルリングチューンの“めやす”を考えました。

・線材太さ・構造材厚さ
 同じ構造・同じ線材だが太さやシース厚みが違うと推定されるPC600とPC1000を比較。
 誘導・被誘導ともPC1000の方がやや優秀なことから、太く厚い方が有利なのではないか。

・アース線有無
 アース線有無が大きな違いと推定されるPC1000とPC1500を比較。
 PC1500の方が優秀なことから、アース線だけでもシールドに準じた効果があるのではないか(もちろん接地した状態なら)。

・アース線接地処理
 AT-PC1500の「浮き」「接地」を比較。
 アース線を有するケーブルはそれを接地すると誘導・被誘導低減に効果があるのではないか。

・シールド接地処理
 HIN AC EVDの「浮き」「接地」を比較。
 シールドを有するケーブルはそれを接地すると誘導・被誘導低減に絶大な効果を発揮するが、接地しないと逆に悪影響が絶大となるのではないか。
 これは誤差レベルではないのでは。やっぱり「浮き導体」あっちゃダメなんじゃないかと。

・シールド効果
 アース線やシールドを有するケーブルでは、それらがフェライトコアのようなノイズ減衰効果を持つ可能性もあるのではないか。

・ケーブル長
 HIN AC EVDの1.2mと1.8mを比較。
 アース線やシールドにノイズ低減効果があるとすると、長い方(物量が多い方)が効果があるのではないか。

・2芯でもシールドを有するケーブル(本実験には直接関係ないが)
 アースの概念がないのだから、シールドは何処にも落ちておらず浮き導体にするのが仕様ということ(3芯でも2pinプラグだったりアースピンに配線していない場合は同じ)。流石にCOLDでシールドってのはないハズ(2pinプラグはどっちがCOLDになるか規定できないので)。
 当該ケーブルは「浮き導体を許容する。それによる変化は音質調整に意味あり」と判断する場合に使用すべきではないか。


 繰り返しますが、上記を客観的事実だと思っているワケではありません。闇雲にとっかひっかえしても組み合わせ多すぎてキリがありませんから、「何か理由を付けて良かれと思って試して良好だったらそれで納得する」ためのものです。


■RCAケーブルのシールド

 ACケーブルだけでなく、インタコやスピーカケーブルやDC電源ケーブルなどのアナログケーブルにも「シールド」が有るものと無いものがあります。これらについても実態を知っておく必要があるでしょう。

 シールドが有ってもACのアースのような“専用の落とし先”はありませんから、先はGNDしかありません。
 落とし方としては4通り考えられます。

 ・両端に落とす・・・シールドをGND線に兼用する場合もあり得る?
 ・両端とも落とさない・・・浮いてることになる
 ・上流端(例えばプレーヤ側)だけ落とす・・・方向性になる
 ・下流端(例えばアンプ側)だけ落とす・・・方向性になる

 「上流下流どちらかでしか落とさない」場合は方向性になるワケですが、銅箔やアルミ箔などを巻いたシールドの場合、「重ねて巻いている」とこれも方向性になります(ラケットやバットのグリップテープのイメージ)。
 つまり、分子結晶など持ち出さなくても、「シールドの施し方」の点で物理的仕様としての違いとそれによる“方向性”は存在し得ることになります。実際に方向性指定要因がそれであることを多数確認したワケではありませんが、これが音質差になるのかも知れません(ならないかも知れません)。「科学的に方向性(による音質変化)などあり得ない」という場合、このような「構造違いによるGND接続状態の違い」も科学的検証する必要があるでしょう。

 以下、RCAケーブルの実例です。独立シールドあり品については、近くにACケーブルを併走させた時の被誘導がどう変化するかも参考程度にみています。

・AET製HIN LINE QUAD:方向性指定アリ
 シールドなし。

・AudioQuest製CORAL:方向性指定アリ
 独立シールドあり。プラグ内を確認すると、下流はシールドのドレインワイヤを半円筒形のプラグGNDパーツとショート(ハンダ付け),GNDはもう一方のGND半円筒パーツとショート(ハンダ付け)。半円筒パーツどうしはショートしていないが、プラグシェルのネジ止めを介して導通する。上流はGNDのみ半円筒パーツに接続されている。
 つまり独立シールドを下流のみでGNDに落としてる。どんな理屈でどんな効果があるのかは不明なれど、確かに方向性はあると言える。
 実際、CORALは方向性で違和感感じたことがあった。

・AudioQuest製CopperHead:方向性指定アリ
 シールド=ドレインワイヤ=GND。プラグ内を確認すると、上流はシールドとドレインワイヤをプラグGNDとショート(ハンダ付け),下流はシールドのみショート。
 ドレインワイヤのみ処理を変えるとどんな理屈でどんな効果があるのかは不明なれど、確かに方向性はあると言える。

・AudioQuest製Panther:方向性指定アリ
 シールドあり。プラグ内でどうなっているかは未確認だが、DBSの電極接続は片端なのでそれが方向性とは言える。
 DBSのON/OFFでACケーブルからの誘導は特に変化なかったのでDBS機能にシールド効果はなさそう。
 DBSプラグのプラス側(プラグのTop側)をアース接地すると非常に高いシールド効果が出る。マイナス側はやや効果? くらい。
 DBS+(Anode)はシールドではなく真ん中のワイヤらしいが…?

・AudioQuest製Sub-1(スーパーウーファ用):方向性指定ナシ
 独立シールドあり(両端に外だしドレイン線アリ)。ドレイン線をアース接地するとAC誘導はかなり減少する。

・AudioTechnica製AT6A48/0.7:方向性指定アリ
 パッケージに構造図解あり。独立シールドありで、それをGNDに落としてる方が上流で落としていない方が下流との説明あり。
 確かに方向性はあると言える。

 いずれにしてもシールド=GNDなので上流下流の違いが音質差になる理屈と効果はとっても難しいですが、とりあえず指定通りに使うのがよいでしょう。逆に使うのもひとつの“チューニング手法”になるかも知れませんが。


■USBケーブルのシールド

 シールド事情はデジタルケーブルにもあります。ここではUSBケーブルについて見てみます。

・AcousitcRevive製USB-1.0SPS
 Vbus用Aとデータ用AとBプラグのシールドはすべてショート。
 データ用AとBの間でVbus5VとGNDは繋がっていない。データ線はもちろん繋がってる。
 Vbus用AとBの間でデータ線はもちろん繋がっていない。Vbus5VとGNDは繋がってる。
 シールドとVbusGNDはオープン。

・WIREWORLD製SilverStarLight USB2.0
 シールドはAとBでもちろんショート。シールドとVbusGNDはショート。

・WIREWORLD製UltraViolet5-2 USB2.0
 シールドはAとBでもちろんショート。シールドとVbusGNDはオープン。

・PC用:バッファローコクヨ製AU2SF07BK
 シールドはAとBでもちろんショート。シールドとVbusGNDはオープン。

 SilverStarLightは、シールドとVbusGNDがショートしてるのがUSBケーブルとしては特徴的(規格外?)ですね。
 USB-1.0SPSは、データ用ケーブルにはVbusGNDも通してないんですね。

 線材がどうかという以前に構造違いがあるワケです。
 特にSilverStarLightの「シールドとVbusGNDがショート」というのは影響ありそうな気がします。「DNA Helix Design」という構造ですが、図を見ると、どうもVbusGNDは独立した線材になっておらずシールドが兼任していると思われます。

http://www.wireworldcable.com/hi-res-digital-audio-cables.html

    


■電線病の処方箋

 改めて調べてみると、導体の結晶構造とか以前にケーブルの物理的構造として結構違いありますねぇ。

 今回、上記で考えた“めやす”などを前提にアースとGNDの接続に着目してUD-503のチューニングしたのですが、結構変化あったと思います。一時ツジツマが合わなくなるようなこともありましたが、結果的には「そういうこともあるのかな」というカンジになりました。

 電線病は治療が難しい病だと思いますが、考えたことと結果が結構合致したことで症状が軽くなった気がします。
 真実じゃなくてもいいんです。“そう思える”ことが大事。これがホントのプラシーボ(笑)。

 また症状がぶり返しそうになったら次のようなことを思い出して癒そうと思っています。
 と言っても、もちろん万人に効くワケではなく“個人専用処方薬”ですけれど(笑)。

・浮いてる
 シールドやアース線を浮かせている商品がありますが、測定結果から効果アリと判断して商品化してるのかなぁ?
 浮かすことによって音質変化するのは「味付けのひとつ」ってことですかね? そういう説明みたことないですけれど.…

・壊れる
 ケーブルメーカの製品って結構壊れやすいんですよね。「工業製品としてどうなの?」と思ってしまいます。
 以下経験したことを列記します。

 ・AudioQuest製Panther:RCA:新品:数年使用後:DBSを固定するゴムバンドが切れた(4本中1本)
 ・AudioQuest製CopperHead:RCA:新品:数年使用後:GND側が断線。LR2本とも
 ・AudioQuest製DiamondBack:RCA:新品:数年使用後:プラス側断線。1本
 ・AudioQuest製Rockfeller:SP:現品処分:バイワイヤのHighとLow、長さが入れ替わっていた
                 (故障ではなく製造不良)
 ・WireWorld製EQUINOXⅢ+:SP:中古:購入直後:一カ所Yラグのカシメが緩んでいた
 ・AET製HIN LINE QUAD:RCA:アウトレット:ケーブル固定イモネジが斜めに入っていた
                GND線固定イモネジがなかった
 ・AET製HIN AC EVD:AC:新品:4年使用後:インレット側コネクタとメッシュを固定する熱収縮チューブが
                緩んでがばがば
 ・S/A LAB製HIGH END HOSE 3.5:AC:在庫処分:数年使用後:プラグ側HOTのスリーブカシメが緩んだ
 ・AcousticRevive製USB-1.0SPS:USB:新品:5ヶ月使用後:ケーブル固定イモネジがゆるゆる
            て言うか設計的に固定しきれないんじゃなイカ?
 ・SAEC製SH-1010:HDMI:新品:数年使用後:断線

 ただし、AudioQuestが特に壊れやすいという意味ではありません。高級品はほとんどクエしか買ったことないってだけです。

・教えない
 ケーブルメーカの高価な商品は「電線の材質や太さ」「構造」「メッキ種類」あたりがアピールされますが、プラグやコネクタ内でシールドがどうなっているかは明示されていない場合が多い気がします。RCAケーブルのシールドは上流下流どちらで(どちらでも)GNDに落としてるのかなど。影響はメッキなどよりはるかに大きいのではと思うのですけれど。
 その点、上記AudioTechnicaの例は好感が持てますね。

・消える
 ケーブルとかタップとかのメーカって、販売終了商品のwebページ消しちゃうことが多いように思えるんですけれど。
 家電もワリと消えるような気がしますが、こういう商品って家電と違って仕様が記載された取説が付いてるケースは少ないのでスペックがワカラナクなっちゃうんですよね。
 「過去の口上書きを消したいの?」とか疑っちゃいますよ~?


■ちなみに

 もしかすると、「プラグ・コネクタやケーブルのメカ的違いによるオーディオ機器の振動変化」って要素もあるかも知れませんが、アースやシールドの違いに比して影響は小さいと仮定し、本稿では無視しています。

 また、「メッキ種類やシース材質の違いによる影響」についても、アースやシールド違いや太さなどの線材違いによる影響に比して無視できると仮定しています(その他が全く同じだった場合は違いが出るかも知れませんが)。


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Author:らかせ
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