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DSD再生から始めるHDMI-Audio(HDMI規格まとめ付き)

09/10/05初稿

 初稿時からタイトル変えてBDP-S470の情報を追記しました。
 なお、PCを使ったHDMI-Audioについては、可能性探索記事や、イケそうだって判断した記事実際構築した記事をご参照ください。


■SACD…というかDSDも(ビットストリ-ムで)聴きたい

 PC-Audioってとってもいいんだけど、ひとつ(ふたつ?)だけ問題が。
 それは「SACD再生できない」こと(DVD-Audioはできなくもないけど…)。

 解決策はズバリ「諦めること」(笑)。
 というか、SACD再生は諦めてPC-Audioでは24/96とかHD-Audioやりましょう。で、SACDはPS3か専用プレーヤに任せましょう。
 でもPS3で再生できたのは初代機だけだし、SACD対応プレーヤは高いし…と私も思ってました。でも、実はSACD(ついでにDVD-Audioも)再生可能な「DVDプレーヤ」があるんですよ。

  ←しかもこのあきれるお値段(笑)。こちらはアニキ分→  


 なんとマルチチャンネルも可能。それどころかHDMIも搭載していて、しかもそのHDMIからSACDマルチは出力できるのに加えて「DSD(DVDじゃないよ)ビットストリーム出力」も可能というおったまげ商品。
 …ていうか、「SACDプレーヤ」で探しても出てこないからずっと知らなかったよ。せめてユニバールプレーヤってどっかに書いといてよ。

 これなら、DSD転送まで含めたデジタル信号抽出装置に使える(安い=物量がない=アナログ部がチャチくても超OK(笑))。

 ということで、DV-610AV音質の評価・レビューもどきです。
 う~、DSD接続やってみたい! と、「DSD転送お試し価格」だと思って買ってみた私ですが、HDMIケーブルをそれなりに奢ってやれば結構いい音出しますよこれ(というか値段はケーブルの方が3倍くらいするけど(大爆))。ちゃんとDSP-AX2700とDSDモードで繋がってます。少なくとも\12,800の音じゃないです。高級HDMIケーブル使ってるからだとしても、それをプレーヤの一部と考えても\50,000もしないのですから凄いC/Pだと言えるでしょう。Digital-Audioではそういう考え方もアリだと思っています。
 といいつつ、本命システムじゃないのでHDMIケーブルで音が変わるかはすいません試してません。それまでPS3に使っていたSAEC製SH-1010をそのまま繋ぎ換えてそのままっス(PS3では変わったけど)。

 普段あまり使わなくてもこのサイズなら邪魔にならないし。おなじような機能をもつアニキ分DV-800AVもいいんですが、ちょっとお高いのはまだしもフルサイズコンポだから失敗してもいいや感覚では手を出しにくいんですよね。
 もちろん接続はHDMIだけ。よけいなケーブル繋いじゃダメです。純粋にデジタル信号抽出装置として使います。というかウチのDV-610AV、HDMIしか繋いだことない。

 この前身機の「DV-600AV」と「ゴールドムンド」で検索すると楽しい情報が出てきます。ご存じの方も多いと思いますが。
 いい音するワケだ(笑)。


■HDMI規格まとめ

 さて、このDSD転送ってのはHDMIのどのバージョンから対応しているか、規格の変遷をまとめておきましょう(AVに関係なさそうな事項は記載してませんのですべてではないです)。

HDMI 1.0・・・1080pへの対応
HDMI 1.1・・・Dolby Digital&DTS音声伝送への対応、DVD-Audioへの対応
HDMI 1.2・・・SACDのDSDビットストリームへの対応、PCディスプレイへの出力への対応
HDMI 1.2a・・機器間制御機能の追加
HDMI 1.3・・・Deep Colorへの対応
        Dolby True HD&DTS-HDへの対応
        リップシンク(各機器のディレイタイムの調節) への対応
HDMI 1.3a・・機器間制御機能の追加
HDMI 1.4・・・ARC(Audio Return Channel)、HEC(HDMI Ethernet Channel)機能追加
        4K2K画素数モード追加(動画商品は当面なし=静止画用)、3D対応
        参考:本田氏の記事:http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/20090528_170295.html
        3D対応における1.3と1.4の違いは帯域拡張などではなくパケット送出タイミング規定などの模様。
        その規定対応のためには(フツーなら)新型TX/RX?が必要らしい。
        参考:Phile-web記事:http://www.phileweb.com/review/column/201002/12/71_3.html

 ということで、HDMI1.2以上に対応しているAVアンプ持ってるなら、AVアンプの高性能DACを使ってマルチもDSD接続再生も思いのまま。気が付いたらHDMI1.2や1.3対応のそれなりのAVアンプを持ってる人も多いのでは? ただし、1.2以上対応=DSD対応とは限らないのでご注意を!


■新たなる選択肢

 初稿を書いた1年後の10年9月、SONYから「HDMIからDSDビットストリーム出力可能なBDプレーヤ」BDP-S370とBDP-S470が出ました。これでBD(3D含む)再生と、SACDのDSD転送(マルチ含む)によるAVアンプでの再生を1機でまかなえるようになりました(もちろんHDMIで)。
 というか準ユニバーサルプレーヤです。“準”なのは残念ながらDV-610AVにあったDVD-Audioに非対応だからですが、これからDVD-AudioとBDどっちを取るかと言ったら後者でですよね。
 スペック詳細は公開されている取説pdfを。

S370:http://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/pdf/41691380M-JP.pdf
S470:http://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/pdf/41970230M-JP.pdf

  ←S370:3D非対応  S470:3D対応→  

 仲良く後継機登場。S380とS480。ネット上のサービス対応充実が違いみたいですけど、DSDとかAudio的には関係ないですね(笑)。

  ←S380:3D非対応  S480:3D対応→  

 500番台登場。



S590:http://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/pdf/44101410M-JP.pdf

 BDプレーヤとしては、PS3よりBD読み込みが速いそうなので、やっと買いの専用プレーヤ登場と言えるかも知れません。当のSONY(カナダですけど)がPS3とガチンコ勝負を公開してアピールしてる(*)くらい速い(笑)。
 両機は3D対応以外違いがなさそうですが、3D対応のためにS470はS370より新しい「HDMIトランスミッタ」を搭載している可能性があるような気がしますので、音質に違いが出るかも…???

*:http://www.phileweb.com/review/column/201002/17/75.html


■BDP-S470あれこれ

 11/02/06追記:結局BDP-S470購入しました。HDMI-Audioの観点で実験した結果を少々記します。F/Wは728にて。
 3D関連以外については基本的にBDP-S370も同じだと思います(上記の通り音質は別)。

・DSD転送
 念のため確認しましたが、HDMIを使ったDSD転送はステレオ・マルチともOKです。
 ただし、HDMIの画素数モードを480pにしておくとS470側はマルチと表示しますがDSP-Z7はステレオで受信するという現象が発生します。HDMIの音声帯域がDSDマルチに満たなくなるためと推察します。しかし何のアラームもなくいきなりマルチにならなくなってちょっと焦りました。
 ちなみに、リニアPCMのお話ですが本田雅一氏の記事(*)に「480i/pではマルチは送れない」とあります。
 ああ、驚いた。

*:http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081216/avt035.htm

・WAVファイル再生
 DSP-Z7に接続しての確認です(サンプリングレートはDSP-Z7の表示)。

 16/44.1は当たり前として、ONKYOが配布している24/192も再生できました。おお、ハイレゾ音源プレーヤにできるぢゃないですか。WaveUpConverterで作成した24/88.2と24/176.4のファイルも再生できました。ファイル認識やフォルダ切り替え速度なんかも十分実用的だと思います。ファイル名は日本語表示されてますし。
 ただしHDMI接続にて。光S/PDIFでは44.1系は44.1kHz、48系は48kHzにダウンコンバートされるようです。
 また、試しにやってみたところ、uLilith+HDMIでマルチ再生できたサラウンドフォーマットのWAVファイルは認識できないファイルと言われました。残念。

 格納したメディアですが、FAT32フォーマットのUSBメモリやHDDはもちろんOKでした。NTFSフォーマットのHDDは認識できませんでした。複数パーティションがある場合は先頭のみ認識します。マニュアルの通りですね。
 なお、例えば「\music\ジャンル\歌手名\アルバム名\WAVファイル」という階層だとWAVファイル階層まで降りることができませんでした。もうひとつ上の階層までのようです。マニュアルには5階層までとありますが、フォルダ階層ってどう数えるのが正しいのでしょうね?

・DVD-Audio
 対応してないと言われました。マニュアルの通りですね、残念(苦笑)。

・VS DV-610AV
 同じくDSD転送可能なプレーヤの音質比較してみます。S470は購入直後じゃなく、一応まる1日くらいは動作させてからです。
 SACDのDSDビットストリームをDSP-Z7で受けます。再生時はTVへのHDMIは外します。Videoモードは480pで統一。その他電源の取り方やHDMIケーブル(SAEC製SH-1010)なども同じです。
 BDP-S470の方が音が細かいですね。ヴォーカルが引っ込んでステレオ感も上回って聴こえます。音色はDV-610AVの方が中域よりで暖かいカンジでしょうか。S470の方はややクールかな。加えて、とにかく低域の量がハンパじゃないです。こもりや歪みは感じませんのでそれもアリなのかという音ですが、ちょっとビビるくらい出ます。
 好みの問題っぽいところもありますが、どっちがいいかと言えばS470です。しかし、DSD転送もプレーヤによってこれだけ違うとはねぇ…

・音質チューニング
 PS3の時と同じような傾向はあるみたいです。
 画素数モードは低い方がよく、DeepColorもOFFの方がいいようです。
 ただし低画素数モードだと上記の通りSACDマルチが再生できません。
 XMBとはいえ、CDやSACD(マルチ)やBDの再生でいちいち設定変更するのはメンドクサイです。
 また、再生中はAVアンプからTVへのHDMI接続は外した方が音にはよいと思います。

・インターネット機能
 CDは、ローディングするとジャケット画像を含む情報を持ってきてくれます。
 しかし、SACDはもともとディスクが持ってるタイトル情報すら表示せず、ネットからも情報持ってきません。
 ちょっと笑える割り切り仕様です(苦笑)。PS3のSACD再生画面みたなのをイメージするとガッカリします。

・その他
・HDMIは当然として、光S/PDIFからもBDAVのAACはビットストリ-ム(サラウンドも)で出力OKです。
・ビデオ出力先をコンポジットに設定してもHDMIの画像はOFFになったりはしないようです。
・ディスクのロード音や再生時の回転音は特に気になりません。ディスクを飲み込んだ後「もごもごがっこん」とは言いますが、こんな低価格機にあんまり高級感を求めるのは筋違いでしょう。
・Video系のお話ですが、「自動画面表示」をONにしておくと(デフォルト)チャプタスキップした後タイトル名などが数秒インポーズされて興ざめします。といってOFFにするとチャプタ番号すら全く表示しなくなりますので若干不便(都度「画面表示」ボタンを押して確認することになる)。
・SONY製BDレコーダのリモコンモード「BD1」で動作します。同社製レコーダBDZ-V7/V9の付属リモコンにはリモコンモードを切り替えるリアルスイッチが付いてますので、リモコン共通化(もちろんUIもXMBで共通化)できて便利かと。
・2chソースを「DTS NEO:6」で7ch化するデコーダ機能を有していますが(HDMI音声のみ)、「シネマモード」にしておいたら2chPCMのアニメBDのOP/EDのボーカルがほとんど消えちゃいました(カラオケ生成のボーカルキャンセラみたいなカンジ)。劇中音声は確かにサラウンド効果がよく出てましたが。ああ、驚いた。


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Author:らかせ
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