Fidelizerはまっしぐら

11/03/10初稿

■ツールでチューン

 Music TO GO!さんが紹介されていた「Fidelizer」なる音質向上ソフトを入れてみました。
http://www.windowsxlive.net/fidelizer
 Version1.4です。
fidelizer.jpg

最適化レベルは

 ・Professional(Moderate Performance)
 ・Audiophile(Slower system/network)
 ・State-of-art(Slower system processes)

のうち「State-of-art」にて。「the state of the art」とは“最先端”という意味らしいし、「Moderate」は“中くらい”なのでこれが最強かと思って。

 現在のウチの環境ではUSB-DDCは無線接続なので、インターフェイス的にUSBが影響するのは無線ドングルのところまでのハズなのですが、これが…
 かなり大きく変わります。DDCであるREX-Link2EXからの出力は光S/PDIFなのですが…

 現象を後ろから遡っていくと、

 DAC(DSP-Z7:とその後段)のアナログ波形が変わったワケで、
 DACに入力されるデジタル音声信号の変化がその影響を与えたワケで、
 光S/PDIFの波形が変わったことになり、
 それはDDC(REX-Link2EX)の出力が変化したということであって、
 DDC内部のチップ動作が変化したことになり、
 それは無線通信の状態が変化したからとしか考えられず、
 つまりUSBドングルの動作が変化したと言うことで、
 Fidelizerを入れたことによる「アイソクロナスアシンクロナスモード」USBデータ転送の変化が、それを引き起こした。

と考えざるを得ません。OSの動作のチューニングで不要輻射や消費電力変化によるDACへの影響が発生したとはちょっと考えにくいですから。もちろんデータエラーは無関係です。

 理屈はイマイチよく判りませんが、
「アイソクロナスモードの1msのフレームタイミングの(ppmじゃない要因の)ジッタや、USB転送安定度(何のことやら?)がデジタルオーディオ音質へ与える影響って思ってる以上にデカイ」
ってことなのでしょうか。
 オーディオ用USB-HUBとも一種共通する効能なのかと思います。が、別途電源を必要とする機器を挟むよりも有利かも知れません(タダだし)。

 ウチの環境では、まず音量が下がって静かなったように聴こえました。つまりノイズや歪みが減ったのかと思います。高域のガシャっとしたところが消え、低域は出るべきは出て出ないところは出ないように。ステレオ感もアップしました。かなり良い方向の変化だと思います。
 ただ、導入当初は低域に耳にまつわりつくような不快感が出るようになってしまってどうしたものかと調整してみた結果、「USB2.0をDisable」設定だとそうなるようです。それまではDisableにした方が音質良かったのですが、Fidelizerを入れた状態ではUSB2.0はEnableの方がよいようです(Enableの方が便利なのでありがたいです)。
 FidelizerはUSB2.0Enableを前提にチューニングされているからでしょうか。理屈はイマイチよく判りませんが…
 最適レベルですが、実際聴き比べてみるとPro→Audio→Stateの順でクリアさが増していくようです。

 いずれにしろ常用決定(State-of-artで)、久しぶりに環境Updateです。しかもタダで(笑)。

 しかしデジタルオーディオっておっそろしい~ 無線で切っても光でアイソレートしても、データ送り出し側の変化がこれほどアナログ音声に影響を与えるとは。
 と同時に、それをいじくれるのがPC-Audioのおもしろみなんだなぁとも(CD PlayerやNetwork Player専用機じゃあ出来ない楽しみ方ですよね)。


■「最先端」から「極端」へ

 11/05/08追記:Fidelizer1.5が出てましたので早速1.4から入れ換えてみました。
 変更点は以下だそうです。

-Features in State-of-art are merged into Audiophile
-Fixed saving configuration to save all options
-Improved system process optimizations stability
-Improved Windows XP and 64-bit compatibilities
-Restored stopping services feature in Extremist level

出典:http://www.windowsxlive.net/fidelizer

 最適化レベルが変更になってます。
 State-of-art(最先端)がAudiophileに統合され、それを越える「Extremist(極端)」モードが追加されました。

Fidelize15.jpg

 1.2の時にあった、Aeroなども停止する機能(ヤバすぎるので削除されてた)を復活させたモードみたいです。
 Extrementモードを選択するとServiceのKeepする/しないが選択できるようになりますが、Audio再生専用PCなのでもちろん中途半端はしません(笑)。

 ということで音質変化の評価・レビューもどきを少々。
 …1.4(art)では決して耳障りではないものの出過ぎ?感のあった高域がややおとなしくなり、逆に女性ヴォーカルあたりの帯域が艶やかに。全体的に重心が下がり、落ち着き感・バランスが向上、またまた音量が小さくなったように聴こえます。

 かなりいいカンジです。まだ“極端モード”しか聴いていませんが、これで常用決定ですね。

 相変わらずwebサイトを開こうとしますが、逆にそれで最適化終了のタイミングが判るのでまあいいかと。


■おまけ

・ちなみに、「バージョンが判らないexeファイルはヤだなぁ」なんて思って調子に乗って「fidelizer1.5.exe」とかファイル名変更しちゃうと、スタートアップ登録にチェックを入れても自動起動しなくなるのでご注意を。当たり前ですけど、つい(苦笑)。

・fidelizer.exeは、「/S」スイッチを付けると確認画面レスで最適化を実行するようです。なので、そのようなショートカットをスタートアップに置いたり消したりすれば、「Counfigure Fidelizer~」にチェックを入れたりハズしたりしてFidelizeしなくてもスタートアップ時に自動実行する/しないを変更できます。ただし、この場合は後述するようにUACを無効にする必要がありますが。
 レベル変更はスイッチではない模様。

・Windows7のスタートアップで管理者権限のアプリを実行する方法
 fidelizerはOSに変更を加えるので管理者権限で実行する必要があります。UACでチェックされるのを回避するには、管理者権限で実行するように設定しておく必要がありますが、スタートアップに置いた場合はその設定が有効にならず、UACが有効なら起動しないでスルーされてしまいます。よって、fidelizerに自動実行機能がないバージョン(1.6以降ずっと?)で起動時にfidelizerを自動実行するには、スタートアップに置く方法は(UACを無効にしない限り)使えません。
 UACを有効にしたままfidelizer.exe(管理者権限が必要な実行ファイル)を起動時に自動実行方法する方法は以下の通りです。
 「コントロールパネル」→「管理ツール」から、または「taskschd.msc」を指定して実行し、「タスクスケジューラ」を起動。「基本タスクの作成」で、「トリガー」を「ログオン時」にしてfidelizerのタスクを作成。できたタスクのプロパティの全般タブで「最上位の特権で実行する」にチェック。で、引数に「/s」入れればOK。
 こうしておけば、タスクスケジューラからタスクを有効にしたり無効にしたりすることで起動時の自動実行をコントロールできます。
 ちなみに、トリガは「ログオン時」にするのがミソらしい。「スタートアップ時」にするとスタートアップに置いた時と同じ結果になるみたい(笑)。

・11/09/18追記:2.0から2.1に入れ替えたらウチの環境では音悪くなったかも…というか、バージョンが変われば確かに音変わるみたい。


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