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スマホでカーナビ・ルータ・デュアルSIM

15/12/05初稿

 モバイル通信通話環境、2年前いろいろ考えて一旦構築しました。しかし、その後事情はずいぶん変わりました。例えば500MB/月だったMVNOプラン、あれよあれよと増量され今では3GBに。キャリア製ではない“SIMフリー端末(*)市場”の商品も増えました。
 暫くモバイルルータL-04Dで運用していましたが、すでにそれも今や昔。
 ていうか、そもそもmiix2を携帯するようになった時点で結局「通話端末」「通信端末」「ネット端末」の3台持ちになってますけど(笑)。

 現状をいくつかの情報と共に記しておこうと思います。

*:個人的には「SIMアンロック端末」って呼んだ方がいいと思ってるんですけど、便宜上こう記させていただきます。


■スマホをモバイルルータにする

 実はSIMフリー端末は「APNロックフリー」なのでMVNOでもテザリングできるんですよね。
 つまりスマホ自体がモバイルルータとして使えるワケで、であればそれ自身が通信できることでさっくり天気調べたりできるスマホの方がルータより便利です。使用中のモバイルルータL-04Dも悪くはないのですが、通信状況などの把握は白黒の小型ディスプレイですしボタンも少ないですから、操作性はスマホの方が格段に上でしょう。
 でも、軽くて安い端末じゃないとダメです。docomo系MVNOを使う限りdocomo端末で問題ない(というか問題になりにくい)のであまり関心持っていなかったのですが、1年ほど前ふと思い立ってSIMフリー端末を調べてみると「軽くて安い」端末あるじゃないですか。

 処分価格で安くなっていた「HUAWEI製Ascend G6」を買ってみました。

   ←アダプタでnanoSIM認識しました。押さえつけるタイプなので引っかかる心配もあまりないかと

 重さ115gですので、L-04Dの89gに比しても「Androidアプリが使える大型デュスプレイ&タッチパネル付きモバイルルータ」と考えれば納得できる増加ではないかと。

 テザリングや、Androidアプリがすぐ使える利便性に関しては思惑通りでした。OTGにも対応してるようです(USBメモリ認識しました)。

 となると、他にもいろいろやってみたいことが。


■スマホをカーナビにする

 カーナビアプリは常時通信必須ですので、テザリングなど設定せずそれ単体でサックリ使えることがメリットになるアプリのひとつだと思います。
 マップデータは最新、音声認識で目的地検索できるなど、カーナビ専用機にはないメリットありますしね。
 2年前に一回チャレンジして頓挫したのですが、G6を導入したことでリトライしてみました。

・≪Yahoo!カーナビ≫
 評判通り、ナビゲーションは充分実用的だと思います。以下に記す専用機(エントリー機ですが)とも比較してみましたが、ルート選定や測位性能やリルートレスポンスなど遜色ないというか勝ってるかも知れません。
 スマホはカーナビより画面サイズが小さいですけれど、致命的問題はなさそうです。
 気になるデータ通信量ですが、6時間くらいの高速中心の移動では200MBくらいでした。5日間の旅行でも合計700MB。このご時世、充分リーズナブルな容量ではないかと思います。
 ちなみに3Gでも充分使えます。

・発熱と電力消費
 かつて≪docomo DriveNet≫をN-05Dで使ってみた時は、暑い日は本体の発熱と日光で「過熱保護モード」になってしまうことがしばしば。こうなるとディスプレイが低輝度になって見えなくなるわ処理が追いつかなくなるわで使えません。
 あくまでも当時のことですが、ナビゲーション自体のデキがイマイチ(やたらと高速に乗せようとするなど)だったこと、有料だったこと、そもそもdocomoのデータ通信契約解除する方向でいたことから、あまり“使えるようにする工夫”はしませんでした。

 GPSを受信する必要がありますから、直射日光が当たらない場所にセットする対策は現実的ではないでしょう。そこで、G6をエアコン吹き出し風が直接当たる位置(といっても当たるのはG6の下半分くらいですが)にセットして使用してみたところ、真夏でも過熱保護モードにならず使えました。

 また、カーナビ動作はバッテリ消費しますので充電しながら使用できないと常用には不安があります。ので、「充電が消費を上回る」必要がありますが、G6では微妙ながらバッテリ残量は増えました。また、本体が熱くなると充電停止モードになる可能性がありますが、真夏でも大丈夫でした。
 なお、付属のACアダプタは5V/1A出力品ですので、1A以上の出力できるシガーソケットアダプタを使った方がいいでしょう(実際どれだけ電流流れてるのかは測ってませんけど)。

 カーナビ用途を考えるなら、なるべく日光で熱くならないように、色は白とかゴールドの方がいいかも知れませんね。

・カーナビ交換
 ITじゃないですけど、スマホの電源取りなどに関連しますので。

 富士通テン製カーナビECLIPSE AVN2204Dが壊れちゃったのでDIYで交換しました。≪Yahoo!カーナビ≫使えそうだとは思っていたのですが、スマホ持ってない時や通信できない状態もあり得ますので緊急避難的にもあった方がいいかなと。新しいカーナビ(中古ですけど(笑))試してみないと≪Yahoo!カーナビ≫の方がイケるのかどうかも解りませんでしたし。
 何より壊れたカーナビが2DIN占有してるのはキモチ的にヤだったので(笑)。

 その際、カーナビの電源周り(すべて12V)についてちょっと調べたので記しておきます。
 カーナビでは「CONTROL」って電源のことみたいですね。

 ・CONTROL +B 専用AMP用・・・設定やモードに依らず常時出力
 ・CONTROL +B・・・消音(PWRボタンを押す)にすると出力停止
 ・ANT CONTROL・・・アンテナ「下げる」にすると出力停止

 なお、安定化電源で実験してみると、3系統とも本体電源より0.4Vくらい電圧降下してました。

 新しく買ったAVN112Mの常時電源(BACKUP)のタグが「FUSE (10A) +B」であるところを見ると、「+B」とは“バッテリのプラス側”の意でいいようです。設定値のバックアップやエンジン切った時にチルトを引っ込めたりするために使われる電源です(いわゆるバッ直)。当たり前ですがカーナビではACCがメイン電源になります。「バッ直」がバックアップで「ACC」がメイン電源っていうのは最初違和感ありました(笑)。
 AVN112MはAVN2204Dと異なり、消音にしても「CONTROL +B」は出力しました。カーナビをOFFするという概念があったころは切る仕様もあったけれど、最近はACCそのまま出力ということのようです。ACCを入力しちゃったのでその分を出力しとくって意味しかないような。

 「ANT CONTROL」はアンテナへの給電です。クルマのパワーアンテナを伸ばしたり、ブースタが入っている場合はその電源となります。
 ウチのクルマはガラスアンテナですので伸び縮み用電源は不要ですが、ブースタ有無は判りません(クルマ側に「アンテナコントロール」ケーブルがありますのでアリだとは思いますが)。試しに何も繋がないと、FMは感度低下しAMはざりざり、FM-VICSは「未受信」になりました。
 やっぱりブースタが入っていて電源供給必要ということですね。素直に「ANT CONTROL」を使った方がよいでしょう。設定項目はパワーアンテナ前提なので「上げる」で。
 AVN2204Dのインストール(カーショップに依頼)では何故か「CONTROL +B」がクルマ側の「アンテナコントロール」に接続されていました。実は消音にするとFM-VICS受信できてなかったんですね。

・デュアルナビゲーション
 スマホと専用カーナビの2台体制ってのは無駄でもないです。例えばスマホでメインナビ、専用カーナビは広域表示(方位固定を推奨)にしておくと、知らない土地でナビされてる際「どの辺りをどっち向きに走ってるのか」解るので、推奨されたルートが合ってるのか否かの不安を減らせます。


■スマホをカーオーディオにする

 クルマの中でCD聴くことはありません。HDDに録音するつもりもありません。カーナビにはSDカードやUSBメモリから音楽再生可能な機種もありますが、WAV形式対応機種って思いの外少ないようです。非対応の機種だと改めて圧縮ファイル作らなきゃいけないワケで、いちいちメディア作るのはメンドクサイですからたぶん使わないでしょう。なので必須機能とは考えず安い方がいいと判断しました。

 音楽再生プレーヤはスマホまたはタブレット。カーナビのアナログ入力を使って再生する方針です。

・オーディオノイズ
 ですが、再生機器の5Vをシガーライタソケットに挿したUSB電源アダプタから取ると、周期的なものを含むザザザノイズと「ひゅいぃ~ん」という回転数にシンクロしたオルタネータノイズが乗っちゃいます。
 シガーライタ系統ではなくカーナビの「CONTORL +B」出力から取るとオルタネータノイズは無くなりました。アース(GND)が近いせいでしょう。が、ベースノイズは変わりません。「CONTORL +B」は内部的にACCから分岐しているだけでノイズ除去などはされていない模様です。「ANT CONTROL」出力でも基本変わりませんでした。
 ベースノイズ、USB電源アダプタのアースをカーナビ本体のアースと同じところにかしめたところ、かなり減ってほぼ気にならなくなりました。
 なお、AVケーブルと電源ケーブルの位置関係もケアした方が良いようです。

 もしかしたら、USBケーブル(オプション)によるカーナビからの5Vならまた違うかも知れません。が、USBメモリからの音楽再生モード以外でも5V出力するのかや電流値足りるのかなどの懸念もあるので、買ってまで試すのはやめました。

・バッテリ駆動
 ノイズは概ね気にならなくなったのですが、結局、プレーヤ側をバッテリ駆動にすることでノイズレスにしました。万一の場合に備えてモバイルバッテリをダッシュボードに準備して。
 実際やってみると、miixでは6時間再生しても20%くらいしか消費しませんでしたので、充分実用的でしょう。

 Bluetooth機能があるカーナビで当該接続すればノイズは発生しないリクツですが、いかんせん高価。いろいろ配線など試してみてもダメだったらバッテリ作戦で電源切り離せばイイヤと思って安価なモデルにした次第です。
 バッテリ残量をケアしなくてはならない点が若干メンドクサイですが、車内で音楽聴くのは旅行時くらいなのでまあいいやと。

 なお、≪Yahoo!カーナビ≫の音声はカーナビに繋がずスマホスピーカからの音でガマンすることに(これならノイズは気になりません)。そもそも音楽再生してたらAVN112M出力にミキシングできませんしね。明瞭とは言えませんがカーナビとして支障はないレベルで聞こえます。


■スマホをデジタルオーディオトランポートにする

 とりあえずAudioネタに絡める意味で。強引ですけど(笑)。
 USB(OTG)接続でTEAC製DACユニットUD-503を鳴らせました。


■通話端末と通信端末を融合したい

 ということで、以下のモバイル体制に。

 ・通話端末:3G端末のN-05DにFOMA-SIM(通話専用契約)
 ・通信端末:4G端末のAscend G6にIIJ-SIM(通信専用契約)
 ・ネット端末:miix2 8

 結局3台持ちになっちゃいました。合計重量はどんどん重くなってるし(苦笑)。
 こうなるとスマホ2台持ちはいかにも無駄(笑)。できることなら通話端末と通信端末を1台にまとめたいです。
 ちなみに、通話専用でもSMS入力やアドレス帳管理などの面でガラケーよりスマホの方が便利かと。通信不要なアプリなら使えるワケですし。

 MVNO-SIMで音声契約すれば可能ですが、私の使い方だとFOMAの「タイプSSバリュー」に勝るとはいいませんが肉薄するようなプランがない。IP電話という手もありますが、電話はインフラなのでまだそこまで割り切れず。
 となると可能性は「デュアルSIM」しかありません。
 通話と通信は同時に出来なくても構わないので、両スロットとも4G/3G対応可のモデルが出たらと思っていました(正確には片方は3Gだけでいいんですけど)。
 また、≪Yahoo!カーナビ≫が充分使い物になり、≪GoogleMap≫の徒歩ナビも非常に便利なことから、G6よりもうちょっと大きな画面が欲しいなと。
 通勤電車中G6では明らかに繋がらない区間があるので、対応バンドも増やしたいという希望もあり。


■HUAWEI製P8liteに変更

 「両方4G/3G対応のデュアルSIM」で「5inch」で「docomoバンドに充分対応」していて、かつ「あんまり重くない」端末として選択しました。デュアルSIMでのFOMA-SIM(音声)運用が可能っぽいweb情報があったこともあり。



 好きな時に好きな端末に変えられる自由っていいですねぇ。
 以下プチレビューです。

・ZenFone2 Laserと迷ったのですが、145gと131gの差は大きいなと。また、カーナビとして案内音声は本体スピーカで再生して使う前提なのでボリュームキーが背面ってのはデメリットでした。さらに、スピーカは背面より底面(または上面・側面)の方がいいですし。
 SIMサイズが両方microでSDカード兼用じゃない点はメリットでしたけれど。

・対応バンドが増えたので、G6で圏外だったところでも4Gで元気に繋がるようになりました。

・IMEIが2個あります。IMEIってSIMスロット分あるんですね。

・ナビゲーションバーがハードキーではなく画面表示です。なのでアプリ画面が狭くなります。が、「戻る」と「マルチタスク」キーの入れ替えができたり通知ボタンを出せたりというメリット(目的)があるので許せるかな。ただのコストダウンではないということで。

・ステルスSSIDはやっぱりちょっとメンドクサイ。最初から判っていたので「ステルスON状態で手動設定」したけど繋がりませんでした。その後、「ステルスOFFで接続→ステルスON(切れる)→もう一度手動設定でスキャン」などをいろいろカット&トライしていたら接続できるようになりましたが、正確な手順はよく解りません(苦笑)。
 ステルスだとSSIDがグレーアウトするところからして、正式対応しているように見えますけど(笑)。

・SIM取り出しピンは紛失しそうなのでしまっておいた方がよいかも。クリップでも代用になりますし、SIMアダプタに付いてたりしますよね。

・ステレオに見えますがスピーカはモノラルです。右はマイクだって(笑)。

・≪Yahoo!カーナビ≫は、G6と同じく過熱保護モードなることもなくバッテリ消費が充電を上回ることもなく使えています。付属ACアダプタはG6と同じ型番で5V/1A仕様。

・OTG非対応のようです。G6で認識したUSBメモリ挿しても何も起こりません。盲点ですねぇ。


■P8liteでFOMA-SIM(通話)とMVNO-SIM(通信)のデュアルSIM運用に挑戦

 ということで、いよいよP8liteのデュアルSIM化実験です。
 なお、改めてですが、本稿のFOMA-SIM使用目的は通話機能のみです(11年9月に契約したタイプSSバリュー。通信契約なし)。
 以下、通信のみSIMを便宜上IIJ-SIMと記します(IIJなので)。

・シングル実装とデュアル実装で可能なバンド設定が異なる?
 まずはFOMA-SIMのみシングル実装でいろんな設定試してみました。
 が、電波掴むことはありますが、安定せず切れてしまいます。
 デュアル実装でIIJ-SIMを非アクティブにした場合もシングルと同じ状態になるようです。

 その中でふと気づいたことがあります。FOMA-SIM、シングルでは選べる「LTE/WCDMA/GSM自動」がデュアルだと選べなくなるのです。
 いろいろ試してみると、デュアルでも「デフォルトのデータ通信」を割り当てると選べるようです。シングル実装では自動的に割り当てられていたので選べたワケですね。
 ちょっと注意が必要です。

・バンド設定は連動する?
 IIJ-SIMを使う場合はFOMA-SIMスロットを非アクティブにする手もありますけれど、逆の可能性はありません。
 なので、使うSIMは「4G/3Gスロット」の切り替えで選ぶことになると思います。

 それを試している中で、気になる動作に気づきました。
 切り替え所要時間が、意外なことに“IIJ-SIMのバンド設定で大きく異なる”のです。
 以下、その挙動を順番に記します。FOMA-SIM側は「WCDMAのみ」、「デフォルトのデータ通信」デフォルトの通話/メッセージ」はIIJ側にて。

 ・LTE/WCDMA/GSM自動
    IIJ→FOMAは平均2分くらいかかります。FOMA→IIJは20秒ほどです。
 ・WCDMAのみ
    IIJ→FOMA切り替えも20秒くらいになります。
 ・WCDMA/GMS(自動)
    上に同じ。
 ・GSMのみ
    FOMAに切り替えても接続できません。
    両スロットとも「通信サービスなし(アンテナ×)」、
   SIMカードの電話番号の上も「NTT DOCOMO」ではなく
   「通信サービスなし」表示になってしまいます。

 「GSM」にしてダメダメな状態でFOMA-SIMのバンド設定を確認してみると、「GSM」になってるではありませんか。「WCDMAのみ」にしてあったハズななのに…そりゃ両スロットとも×になるワケです。
 そこからFOMA-SIMを「WCDMAのみ」に設定しなおしてIIJ-SIMに切り替えてみると、「GSM」だったハズが「WCDMA」になっています。

 他のパターンも試してみましたが、「変更したスロットのバンド設定がもう一方のスロットの設定に反映される」ようです。
 IIJ-SIMを「LTE/WCD,MA/GMS自動」に設定するとFOMA-SIMもそうなります。IIJ-SIMをそれ以外にしておくとFOMAでLTEは選べません。
 なんだか、前者は本来選べちゃダメなものが選べてる気がします。連動しちゃうならスロットごとに設定を分ける意味がないですし、IIJ側の設定によってFOMAでLTEが選べたり選べなかったりしますし、なんかバグっぽい気がしますが…(苦笑) 3G専用SIMってのが想定外なのかな?

 なお、「4G/3Gスロット」を割り当てないとバンド設定はできません。そりゃ“2Gのみ”のスロットにバンド設定もなにもあったもんじゃないですけど(苦笑)。

 それら事情を念頭におきつつ、いろんな設定で試してみました。

P8liteデュアルSIM設定画面

 カード1がFOMA、2がIIJです。

・IIJ-SIMを「LTE/WCDMA/GSM自動」でトライ
 IIJ-SIMはLTEを唯一有効にできる「LTE/WCDMA/GSM自動」にしたいところです。GSMは要らないんですけどね。
 FOMA-SIMは「WCDMAのみ」にしたつもりでしたが、実は上記の通り「LTE/WCDMA/GSM自動」になってました。
 データ通信は切り替え作業を減らすためONのままで。

 IIJ-SIMを非アクティブにするとダメですので、両方アクティブにした上で「デフォルトのデータ通信」と「デフォルトの通話/メッセージ」の組み合わせになります。

                  FOMA IIJ
 デフォルトのデータ通信      ○
 デフォルトの通話/メッセージ    ○

⇒試しにやってみましたがやっぱりダメです。
 「デフォルトの通話/メッセージ」をIIJ側にしてもダメです。

                  FOMA IIJ
 デフォルトのデータ通信         ○
 デフォルトの通話/メッセージ    ○

⇒一晩おいても切れないので「これでいけるか!?」と思って数日運用してみたのですが、やっぱり「緊急通報のみ」になることありました。また、スロット切り替え時になかなか掴まないこともあり。
 「デフォルトの通話/メッセージ」をIIJ側にしても改善はありませんでした。

 データ通信がONのままなことがちょっと気になりますが、「デフォルトのデータ通信」がIIJ側でもダメなのですから関係ないと推察します。

・IIJ-SIMを「WCDMAのみ」でトライ
 FOMAスロットがLTEも使える設定だとダメってことのような。Xi端末でFOMAを使えるようにする(ようになるかも知れない)設定としてはおなじみでしたので、それはアリかも知れません。
 ということで、IIJ-SIMを「WCDMAのみ」にしてやってみます。もちろんFOMA-SIMを「WCDMAのみ」にするためです(連動しちゃうので仕方なく)。
 データ通信はONのまま。

                  FOMA IIJ
 デフォルトのデータ通信      ○
 デフォルトの通話/メッセージ    ○

⇒試しにやってみましたがやっぱり短時間で切れます。

                  FOMA IIJ
 デフォルトのデータ通信      ○
 デフォルトの通話/メッセージ       ○

⇒短時間で切れます。
 FOMA-SIMに通信させようとすると切れちゃうということです。「非対応の通信機能が割り当てられてしまうため」でしょうか。シングル実装ですぐ切れてしまうのはこれが強制的に割り当てられちゃうためと考えるとツジツマも合います。

 データ通信がONであることの影響ですが、IIJ-SIMを非アクティブにしてデータ通信をOFFにした場合も短時間で切れましたので、ないと思っています。

 「通話+通信」「通信のみ」のSIMは想定されているけど、「通話のみ」SIMは想定外ってことですかね。

 では、FOMA-SIMでLTEを使えないようにして、かつ通信機能を割り当てないと?

                  FOMA IIJ
 デフォルトのデータ通信         ○
 デフォルトの通話/メッセージ      ○

⇒切れません!

                  FOMA IIJ
 デフォルトのデータ通信         ○
 デフォルトの通話/メッセージ    ○

⇒切れないようです。

 遂に“設定スイートスポット”見つけたかな。

 以上からすると、FOMA音声SIM+MVNO通信SIMデュアルSIM運用のキモは

 ・FOMAに通信を割り当てない
 ・FOMAをWCDMAにする
  (LTEを有効にしない。GSMはあえて選べるようにする理由はない)

ということのような気がします。
 それが一般論になりえるとするなら、それを実現するための個別機種設定としてP8liteでは前者のためにデュアルスロット両アクティブが必要となり、後者のためにIIJ-SIMも「WCDMA」に設定する必要がある、ということかと。
 16/01/14追記:ちなみに、アクティブにする「FOMAじゃない側のSIM」は未契約でも問題ないようです。

 16/08/16追記:Android6.0にアップデートしました。
 「デフォルトの通話/メッセージ」が無くなりましたが、「デフォルトのデータ通信」をFOMAに割り当てちゃダメな事情やスロットごとにバンド設定できない事情は変わってないようです。
 一方、電源オン時に「同時待ち受けできないから」とメッセージが出て、片方を自動的に非アクティブにするようになっちゃったようです。なにをもって非アクティブにするスロットを決めてるのかは不明ですが、ウチではMVNO側が非アクティブになります。
 16/08/19追記:電源オン時にアクティブ化操作しなければならないこと、スロット切り替え後などに「緊急通報のみ」になっちゃうことがあることなどから、5.0に戻しました。
 戻すとデフォルト状態になるんですね。で、戻し方マニュアルにある通りバックアップの履歴から連絡先などを戻そうとしたら「履歴がない」と。Androidは慣れてないので何か間違ったかも知れませんが、用心が肝要ですね。

 バンド設定も変更しないとLTE通信が使えないというメンドクサさはありますが、SIM切り替えの所要時間は短くて安定していますので、常用は可能かと思います。2台持ちにして通信する時に電源入れて立ち上げるより手間ないかな。
 ただ、デュアル実装だとバッテリ消費が増えてるような気はします。シングルSIMで通信+通話をやったことがないので定かではありませんが、もしそうだとするとデメリットになりますね。
 あと、カーナビにしてる時は電話受発信できませんが、どうせ電話できませんからいいでしょう(笑)。旅行などで本格利用する場合はその間だけ通話端末を分けてもいいですし。

 なお、まだまる一ヶ月使った実績はありませんが、My docomoサイトで見る課金状態に異常は見られません(普通にタイプSSバリューで家族間無料になったり無料通話分が差し引かれたりしている。課金項目が増えたりもしていない)。
 16/08/16追記:今のところdocomoの課金に問題ありません。

・「デフォルトの通話/メッセージ」とは何か
 お題目からすると「デフォルトのデータ通信」に対応して通話契約を割り当てる設定かと思っていたのですが、説明には「サードパーティ製アプリの通話/メッセージ用」とあり、「サードパーティって何?」と疑問も沸きます。そもそもこれを割り当てなくてもFOMA-SIM電波掴みますし。
 実は、これって「2G通話専用」の設定らしいです。どんな影響があるかはよく解りません。電波の掴みには関係なさそうですが…
 ざっくりですが、IIJ-SIM側にしておいた方がFOMA待ち受けの電池保ちがいいようなカンジなので、そうしておこうと思います。

 なお、デュアルSIMスロット切り替えアプリは用意されていませんが、「設定ショートカット」なるウィジェットで設定画面にダイレクトに飛ぶアイコンを作れます。


■FOMA-SIM(通話)がLTE対応端末でサックリ使えないワケ

 いろんな情報ありますが、今回調べて考えたことを記してみます。

・回線の技術的問題?
 もともとdocomoは、Xi端末ではFOMA-SIMは使えないとしています(他社製端末についてはそもそもすべて正式サポートなし)。
 が、現実的には使えるXi端末がある状態でした。が、ファームアップデートで動かなくなったというレポートもあります。
 4G端末でも通話は3Gを使っているので、「Xi端末+Xi-SIM」でも通話は3Gのハズです。MVNO-SIM(原則4G対応)でも通信(4Gも3Gも)・通話(3G)とも使えます。
 「Xi端末+FOMA-SIM」でもファームウェアによっては通話できることもあるし、「Xi端末+Xi-SIM」や「Xi端末+MVNO-SIM」でも通話(3G)可能ということは、回線の技術的問題(技適など)ではないと思います。

・docomoの政策的問題?
 docomoがXi契約普及のために意図的にXi端末でFOMA-SIMを使えなくしている=政策的な対応をやってるとしても、SIMフリー端末ベンダがそれをやる理由はありません。使える状況を増やして端末売れた方がいいのですから。
 しかし、例えばAscend G6は端末として正式にFOMA-SIM非対応を謳っています(*)。実際、W-CDMAのみに設定してもアンテナ立ちません。

*:http://consumer.huawei.com/jp/mobile-phones/support/faqs/detail/g6-l22-jp.htm?id=13601

・品質保証の問題?
 以上より、3G回線の技術的問題ではなく、かつdocomoの政策に無関係なのにダメな場合があり、繋がってたけどファームウェアによってダメになる場合もあるということになります。

 とすると、「品質保証していない」から?

『FOMA-SIM(3Gのことしか知らない)とXi-SIM(4G通信もするし3G通信もできるし3G通話もする)では同じ3G通話回線に対しても接続方法が若干異なり、端末側がそれにキチンと対応していないと接続を安定できない。けれど、(初期)Xi端末では仕様外なのに出来てしまう端末があったので、途中から敢えて出来ないようにした(仕様外=品質保証外なので)。他社製4G端末ではもともと接続保証はないので敢えて閉じてない例があり、繋がることがある』

ってなカンジでしょうか。
 もしそうなら、その対応はソフトウェア的なものでしょう。Xi端末で使えていたのがアップデートで使えなくなったり、裏技設定が存在することなどからハードは問題ないと思われますので。

・FOMA-SIM(通話)のデュアルSIM運用は本当に可能か
 上記想像が正しいとすると、「FOMA-SIM用3G接続方法」に対し、今さらdocomoが回線側で“端末側の変更を要する変更”を行うことはないでしょう。SIMフリー端末側がdocomoの政策に応じてアップデートで使えなくすることもないでしょう。
 よって、一度でも「FOMA-SIM対応」を謳ったSIMフリー端末、または繋がった実績がある端末なら、今後回線側も端末側も変更されることはなく、繋がらなくなることはないと推定されます。正式対応でない場合は確定的ではありませんが(*)、意図的に加えた機能を後日敢えて削除することはあまり考えられません。
 繋がった実績があり、もちろんデュアルSIM仕様で、かつ同時使用は不可でも最低3Gに両スロットとも対応している端末なら可能性はあるのではないでしょうか。

*:OSバージョンアップやバグフィックスや逆にバグ発生などで使える設定ができなくなる可能性は否定できませんので。

・FOMA以外の事情
 docomo以外=SoftBankの3G専用SIMとSIMフリー端末の情報はほとんどありませんが、SoftBankのページには「4G端末と3G端末でSIMを入れ替えると使えない」という記述(*)もあるので、そもそもFOMAに限った話ではなく「3G-SIMを4G端末に使う場合」の問題なのかも知れません。

*:http://faq.mb.softbank.jp/detail.aspx?cid=71652&id=71652

・IMEI(International Mobile Equipment Identity)事情
 端末(SIMスロット)の固有IDです。キャリアが2年縛りで端末提供したものの料金滞納した契約の対象端末や、盗難端末にネットワーク利用制限かけるもの、です。
 なので、最初からSIMフリーの端末には原則関係ないハズです。
 また、「ブラックリスト」運用されているハズなので、キャリアが販売していない端末=SIMフリー商品が最初から登録されているとは思えません。

・mopera事情
https://www.mopera.net/manual/other/simfree.html
 要するに、MVNOのプランにはISP料金も含まれていますがdocomoのプランには含まれておらず、ISPとしてspモードかmoperaの契約が必要ということです。spモードはdocomo端末専用プランですがmoperaはそうではないので他社製端末でdocomo-SIMを使って通信する場合に必要になると。
 いずれにしても通信の話で通話には関係ありません。spモード契約してなくても通話できますよね。

・MVNO側設備事情
http://smartmobilewithasim.blogspot.jp/2013/04/ocn-d-lte-980foma.html
 OCNモバイルONEは、当初FOMA端末では使えなかったが使えるように変更されました。SIMカードの交換などは行わずにです。
 つまり、「SIMカード・端末側の問題ではなくMVNO設備側が3G対応しているか否かによって繋がらないこともある」ということです。


■周波数帯

 以下を参考に購入端末検討しました。
 仕様表記は規格統一されていないようなので変換記載したことや、そもそも情報に間違いあるかも知れませんけれど。

・docomo対応バンド
 FDD-LTE
  B1(2G),B3(1.8G),B19(800M),B21(1.5G)
  B28(700M:整備中)
 W-CDMA
  B1(2.1G),B6(800M:FOMAプラスエリア),B9(1.8G)
  B19(800M:ほぼ消滅?)

・P8lite
 FDD-LTE:B1/B3/B5/B7/B8/B19/B28 ・・・B21がない
 W-CDMA :B1/B5/B6/B8/B19 ・・・B9がない

・Ascend G6
 FDD-LTE:B1/B3 ・・・B19,B21,B28がない
 W-CDMA :B1/B19(*) ・・・B6,B9がない

*:docomoのB19とは互換性ないらしい

・ZenFone2 Laser
 FDD-LTE:B1/B3/B5/B6/B8/B9/B18/B19/B28・ ・・B21がない
 W-CDMA :B1/B2/B5/B6/B8/B19 ・・・B9がない

・N-05D(FOMA端末)
 W-CDMA:B1/B5/B6/B19 ・・・B9がない

・SO-03C(FOMA端末)
 W-CDMA:B1/B2/B5/B6 ・・・B9,B19がない

#UMTSはW-CDMAのこと
#アンテナ表示の「H」はFOMA Hi-Speedのこと。つまり3G状態
#:http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1511/16/news022.html


■おまけ

・IIJ-SIMのサイズ変更
 ある日曜の朝申し込んだら火曜の朝に火曜日に届けるとmailあり、実際届いた。全然1週間じゃないぢゃん(苦笑)。
 サイズが変わったSIMを挿したら、Android端末のデータ通信量管理はリセットされました。

・着信できない
 あるとき、自宅固定電話からの着信ができなくなりました。発信側では1回だけコールが聞こえて切れてしまいます。
 不審な設定は見当たらず。一瞬“非公式”運用してるから? かと疑いましたが、連絡先から削除したら直りました。


メインメニューへ

テーマ : スマートフォン
ジャンル : 携帯電話・PHS

miix2でWindowsをモバイルする:ソフト編

14/08/30初稿

 先にハードウェア的な情報をまとめましたが、続いてソフトウェア的な観点から。


■どんなソフトウェアか

・OS
 右下にBuild番号9600が出てますけど“壁紙の画像”です。
 アクティべーションされてませんでした。
 ネットにつないだら自動的にアクテベされました。
 最初は「更新プログラムはない」と出てたんですが、しばらくネット接続していたら18個DLしてました。
 本稿時点では「Update」バージョンになっています。

・Baidu-IME
 デフォルトIMEになってました。のでネットにつなぐ前に削除。
 このあたり「IBM」じゃなくて「lenovo」なんですねぇ。なんてしみじみ。

・Veriface
 顔認証ですが、これも速攻削除しました。使わないしバッテリなどの問題あるみたいなので。

・McAfee
 契約期限が14/03/26でした。起動したのは03/27です。すでに切れてますがな(苦笑)。
 どうも製造年月日が14/02/24のようで、インストールされたのもその日になってます。そこから30日ということのようです。意味ないぢゃん。
 スキャンなどの機能は動きますが更新はできない模様です。
 アンインストールしました。

・KingSoftOffice2013
 30日間の体験版。さっくりアンインストール。

 IEってホームURLを複数登録できるんですね(別タブで開く)。デフォルトでmsnとlenovoのタブが開きます。


■画面デザイン変更

 さて、兎にも角にも、まずは「8inchのフルWindows画面」を見やすく使いやすくしましょう。

・画面解像度
 コントロールパネル「ディスプレイ」の画面解像度設定は初期値では「小」でしたが「中125%」にしました。
 「すべてのディスプレイで同じ拡大率を使用する」のチェックをハズすと出てくる倍率設定スライドバーは、グレーアウトしていて動きませんでした。

・テキストサイズ
 コントロールパネル「ディスプレイ」でテキストサイズを変更すればデスクトップ画面のタッチ操作もしやすくなります。同時にバーの幅も広がりますので。
 しかし、常時表示されているもの(タイトルバーなど)を大きくすると作業領域を圧迫する点はバーターとなります。一方、右クリック(相当)で呼び出す「メニュー」などは呼び出した時しか表示しないので大きめにしておいた方が操作しやすいと思います。
 「メニュー」だけ14に変更しました。

  タイトルバー:デフォ11
  メニュー:デフォ9 → 14
  メッセージボックス:デフォ9
  パレットタイトル:デフォ11
  アイコン:デフォ9
  ヒント:デフォ9

・スクロールバー幅
 レジストリ編集で変更可能(*)です。初期値は-252。

*:http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_8-tms/windows8%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF/61557cf4-7e1f-4cb4-bd74-2e30500f0976

・タスクバーボタン
 小さくするとタスクバーが細くなるので作業領域が広がります。


■OneDrive

・設定の同期
 デフォルトで「同じアカウントで複数のPCに同時サインインすると(ネットに繋がってる環境では)同期かかる」設定になっていますので、サインイン前にOneDriveの同期設定をしておいた方がよいです。デスクトップ設定などは同期させたくない場合もあるでしょうから。
 私は、同期する設定のままデスクトップとmiixに同じアカウントでサインインしてしまいました。
 あわてて停止したのですが、そのためでしょうか「お気に入り」がとても中途半端になってしまいました。デスクトップPCのお気に入りフォルダが消えて大変でした。

 さて、そもそもどっちがどっちに同期するのでしょう?
 miixの方だけweb関連同期を許可したら、お気に入りは「or」になった模様です。ですが、同期オフにしたデスクトップPCのお気に入りを削除しても反映されません。最初同期オンにした時“OneDrive上にキャッシュされたデータ”に同期したのでしょうか。
 いずれにせよホーム画面など「デスクトップとmiixでは違う設定にしておきたい」ところまで同期しちゃうので自動同期は使えません。

・オフラインオリエンテッドのクラウドサービス
 OneDriveは「それなりにローカルストレージがあってオフライン・ローカルでの運用も行うデバイス」を想定していると思いますので、やっぱPCでの運用は便利ですね。

 エクスプローラから見えるOneDrive上のファイルは、オフラインでも利用可能状態(「オンラインでのみ使用する」のチェックをハズしておく)にしておくと、「ローカルOneDrive」と「クラウドOneDrive」の両方に同じデータを持ち、自動的に同期してくれるようになります。同期には1minくらいギャップがある時もあるようですので、編集したファイルを別PCから扱う時は同期が済んでいるかチェックした方がいいと思いますが、ネット接続するとバックグラウンドで同期してくれますので実運用ではほとんど意識する必要はないでしょう。
 ちなみに同期の設定はファイル単位、フォルダ単位で可能です。もちろんローカル「OneDrive」フォルダ全体での設定も可能です。

 ですので、あたかもクラウド上のファイルを扱っているようにローカルのファイルを扱えます。逆の言い方でもいいかな。
 もちろん「同時に編集」したりすると競合になってしまいますが、その場合は別名ファイルができあがるようですので、中身を見て判断、ということのようです。
 一人なら「デスクトップとmiixで同時に編集しない」というポリシーを守るのは難しくはないでしょう。

 OneDriveのオフラインフォルダはUsersの下にあり、他のUsersフォルダと同じように扱えます(場所を変えることもできます)。普段と同じくローカルのファイルとして扱っていて違和感ありません。「クラウドと同期対象になる」という点だけが特徴的なフォルダということです。

・削除と復元
 ファイルシステムとしては上記のような実態ですので、ローカルOneDriveフォルダと同じドライブ上にあるファイルはエクスプローラでドラッグ&ドロップすると元フォルダから「移動」してしまうので注意! です。

 この認識がなかった時(当初ローカルOneDriveを特別視していてドラッグ&ドロップすると「コピー」してくれる感覚だった)、ローカルOneDrive上に“移動していたファイルをコピーのつもり”で削除してしまったことがあります。ローカルで削除するとクラウドOneDrive上からも同期して削除されます。ご丁寧なことに「ごみ箱を空に」した後でコピーではなかったことに気づきました。
 復元ソフトを使ってもサルベージできずどうしたものかと試行錯誤していたら、webからアクセスすると見えるクラウドOneDriveの「ごみ箱」に残っていました。ローカルのごみ箱を空にしてもクラウドのごみ箱は空にはならない=ごみ箱は同期しないのですね。助かりました。

・デフォでクラウド
 「カメラロール」と「ドキュメント」はデフォでOneDriveに保存する設定になってます。最初によく設定確認すべきですね。
 カメラロールを「アップロードする」にしないと、ローカルOneDriveではなくユーザフォルダの「ピクチャ」の下の「カメラロール」フォルダに保存されます。ドキュメントについてはよく解っていませんが、オンにしておいたらOneNoteがいつの間にか(?)生成したファイルがOnedriveフォルダの「ドキュメント」内にできていて同期されていたので、Officeなどの保存先の意味でしょうか。

・カメラロールのボーナス3GB
 「クラウドOneDrive画面」で容量7GBであることを確認。
 カメラロールの設定で「写真を高画質でアップロードする」にして撮影→アップロードされた後(「画像」というフォルダができていた)「ファイルの保存」をタップしたところ、しばらく悩んでましたが戻ってきたら10GBになってました。
 すぐにアップロードしないに設定変更しちゃいましたが、増えたまま減ってはいません。15GBに増量された後もボーナス3GBは残っています。
 MSサポートコミュニティによると、一度は実際にアップロードしないと有効にならない模様です。また、私はワリとすぐ増量されましたが、48時間くらいかかることがあるとのことです。

・速度
 アップロードは数Mbps程度しか出ていない模様。遅い…


■マイクロソフトアカウント

・パスワードをパス
 Microsoftアカウントとユーザを関連づけすると起動時にパスワードが必要になります。
 netplwizというプログラムを起動してパスワードチェックをハズせば不要にできる(*)そうです。

*:https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=014273

 それでもデフォルトだと15分以上スリープしているとロックされます。これは、チャームの「PC設定」→「アカウント」→「サインインオプション」で不要化できます。
 パスワード不要化は同じアカウントでもPCごとに設定必要です。当たり前ですけど。

 各種設定していたら「ユーザ名かパスワードが正しくありません。入力し直してください」という画面が出るようになったことがありました。netplwを見るとチェックは外れたままです。チェックボックスを入れてハズすと設定画面になるので、もう一度入れ直したら直りました。

・ストアアプリ版メーラーのアカウント
 サインインしているOutlookのアドレスではない別のアドレス(MS以外のプロバイダ含む)でも使えます。
 送信mailの送信元はそのアドレスになりリプライは当然そのアドレスに届きます。

・アカウント名(メールアドレス)の変更
 14/12/30追記:web検索すると「できません」ってことになってるみたいですけど、メールアドレスは「アカウント本体のエイリアスである」という概念ではないかと。メールアドレスは複数登録できてどれでもサインインできるようですし、表示されるのは「プライマリエイリアス」であってやはりエイリアスですし(切り替えられますし)。
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/outlook/add-alias-account

 ちなみに、エイリアスアドレスは既存がなければ「取得」を押すと確認なく確定しちゃいますので要注意(苦笑)。

・ファイルのやりとり
 同じアカウントでサインインしていると、右クリックからフォルダを「共有」するだけでフルコントロール許可の共有フォルダになります。小さなテキストファイルなどはOneDrive経由が便利だと思いますが、大きめのファイルのやりとりはこの方法でやってます。
 ターゲットを共有にして、ファイル操作終わったら共有解除。「する」も「解除」もプロパティの共有タブ「詳細な共有」から設定するのが確実っぽい(なんとなく)。エクスプローラの「ネットワーク」を見ればどのフォルダを共有にしているか確認できますので、どこを共有にしたのかワカンナクなるといったこともありません。
 ただしサックリ認識しないこともあり、使いこなしにはちょっとコツと忍耐が必要かも。


■動画再生

 音声再生は問題ないでしょう。あまり特殊なフォーマットを使うことはないでしょうし、もしそうでもCODECの入手は容易でしょうから。
 が、モバイル環境で「動画再生」にはCODECが必要です。OSがCODEC持っていませんので。さらに条件として「ハードウェアアクセラレーションに対応していること」が必須です。バッテリ運用ですので。

・CODECは何処に?
 ストアアプリ「Power Media Player体験版」をインストールしたらm2tsファイルを再生できました。このアプリを使う場合、別途デスクトップアプリでCODECをインストールする、といった必要はないようです。
 しかし、同じストアアプリの「ビデオ」では再生できません。デスクトップアプリのWMPでも再生できるようにはなりませんでした。
 ということはPMPがストアアプリとして自分専用のCODECを持っているということ?

 デスクトップアプリの「PowerDVD8」をインストールするとWMPでもm2ts再生できるようになりました。これまで通りですね。が、ストアアプリの「ビデオ」ではやっぱり再生できず。CODECはデスクトップとストア、およびストアアプリ同士では共有しないんでしょうか。

 面白いというかやっぱりというか、「PowerDVD8」本体ではm2ts再生できませんでした。無反応になってしまいます。アクセラレーション設定を確認しようとしたらエラー終了しちゃいました。再起動してもダメです。
 CODECは対応してるけど、プレーヤソフト本体はWindows8.1に非対応ってことですかね。
 アンインストールしたらWMPでは再生できなくなりました。
 インストールされてる時はOS共有のCODECとして他のアプリに使わせてくれるけど、アンインストールされるときちんとCODECも消していくらしいですね。当たり前か。

 ちなみにストアアプリの「VLC」ではm2ts落ちました。

・負荷はいかがか
 1440x1080のm2ts再生時のCPU占有率はWMPとPMPで同じくらいでした。0.6GHzくらにシフトダウンしたまま8%くらいを維持します。1280x720にエンコードしたmp4も同程度でした。
 ハードウェアアクセラレーション効いてるんですね。これならモバイルでのハイビジョン動画再生も充分できそうです。つまり買ってきたBDドライブに付いてて眠らせているPowerDVD(のCODEC)入れればOKっぽい(笑)。


■GPS

 8inch画面でカーナビとか使えたら見やすいと思ってGPS付きを選んだのですが、ウサワ通りWindows環境のGPSってまだ実用段階にないですね…
 以下、14年4月時点の挙動です。

・初動
 まずは宅内にて。
 「IEの天気」では所在地を表示していました。マイクロソフトアカウントでサインインしていない状態だったのですが、IP解決でしょうか? または、GPSの位置情報提供はデスクトップ環境の設定ではデフォルトでオンになっているためでしょうか。ストアアプリのデフォはオフなんですけどね。
 「Bing地図」でGPS使用許可したら、「自分の位置」は数キロ離れたあたりになりました。菱形ピンはオレンジ色。
 菱形ピンは地図を拡大縮小すると白くなりました。GPSつかめている状態で「自分の位置」を押下するとやっぱりオレンジ色になる。はて? 白はほぼ正確、オレンジはIP解決らしい(*)んですけど。

*:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/win81wb/20140205_633817.html

・コールドスタート
 GPSは、初めて使う時などは「自分がどこにいるのか」を暫く認識させる必要があるそうです(*)。
 以下、初めて野外に持ち出した時の「Bing地図」の挙動です。

*:http://ascii.jp/elem/000/000/865/865751/

 地図を表示したまま鞄に入れて自宅から駅まで約20分ほど歩き、駅で見たらかなり正確に(駅ホームの改札よりにピン)自位置を示してました。
 電車移動中はピン動きませんでした。車内の窓に押しつけてもほぼ現在位置更新できません。が、乗り換え時や目的駅に着いたら自動的に更新しました。また、徒歩中はかなり正確に短間隔(1sec以下?)で更新してました。ですが、カバンに入れたら止まったかも?
 GPSのコールドスタート終わった後も、宅内では「自分の位置」はやっぱり数キロ離れたあたりになります。

 以上から、“miixから空が見えてないと”事実上更新しないと思った方がよいようです。 
 空があれば誤差5~10mくらいでしょうか。

 ちなみに、暫くGPS使わないと忘れちゃうっぽいです。また、長距離移動後に使うとコールドスタート必要なようです。

 GPSドライバ
http://support.lenovo.com/ja_JP/downloads/detail.page?DocID=DS038256


■アプリケーション

・ストアアプリ:Bing地図
 GPSはオフラインでも動きます。地図がキャッシュされたところはオフラインでも詳細表示できます(キャッシュがないところは荒くなる)。ですが、2日後には表示できなくなってました。何らかのタイミングでキャッシュクリアしているのでしょうか。
 オンラインだとGPSを捕まえてなくても「自分の位置」をタップするとそこにスクロールしますが、オフラインだとしません。 ちなみに、使い始めの一番最初、オフラインだと起動できませんでしたが数日後には起動できるようになったようです。はて。
 1画面1MBくらい通信してます。

・ストアアプリ:Bingニュース
 キャッシュ型で、5~10MBくらいDLする模様です。当然オフラインで読めます。自宅の11aでは、タイルをタップすると「ダウンロード中」という表示が出て、20secくらいで終了します。
 ある日、タッチに反応しなくなくなりました。再起動してもダメ。スタート画面からハズしてもダメです。アンインストール・再インストールで直りました。

・ストアアプリ:NAVITIMEドライブサポーター
 30分くらい走ったら50MB くらい通信してました。ナビモードじゃないとフロントアップにならない模様です。
 ナビとしては、なんだか上手く動きませんでした。

・ストアアプリ:天気
 15/10/01追記:ある日数珠くるくるのまま起動しなくなりました。何かしたかというと、デスクトップのIE11でキャッシュ削除したくらいです。ネット上には、キャッシュフォルダを変更すると直るみたいな情報がありましたので、何か関係あるのかも知れません。アンインストール・再インストールで直りました。…と思ったら2回目の起動でやっぱりダメに。
 MSだめぢゃん。

・デスクトップアプリ:WzEditor8
 8.0.17ではタッチスクロールできなませんでしたが、8.0.18でできるようになりました。ちょっとモタつきますけど。

・ATOK2013
 上述の通りBaidu-IMEは速攻削除しました。IMEはWindows8系に対応しているATOK2013を使っています。
 タッチキーボードでの入力では自動的にスマホライクな変換候補を予測表示してくれるモードになります。かなり便利だと思います。
 ソフトウェアキーボードと作業画面とのバランスを調整したいと思い、サイズ変更できる「オンスクリーンキーボード(osk.exe)」を使ってみようかと思ったのですが、その場合は自動的に普通の変換モード(デスクトップでのモード)になりました。明示的に切り替える方法はあるのかも知れませんが見つけていません。


■おまけ

・カンタンには終わらないストアアプリ
 上から下へゼスチャしても8.1では終了しません。
 ので、音楽再生などでUSB外付けHDDのファイルにアクセスすると終わらせたつもりでもファイルをつかんだままになっているらしく、「USBの安全な取り外し」でエラーが出てしまいます。タスクマネージャでつかんでいるであろうアプリを終了させたらエラーなく取り外しできました。
 下に持っていってちょっと待つとひっくり返ってタイルアイコンになるので、その状態でさらに下げると終了するようです。

・ハードウェアキーボードに準拠したタッチキーボード
 デフォルトだと選択肢に出てこないんですよね。
 チャームから「PC設定の変更」→「PCとデバイス」→「入力」で、「ハードウェアキーボードに準拠したレイアウトをタッチキーボードオプションとして追加する」をオンにすると選択できるようになります。
 まどろっこしいです。MSとしては使わせたくないんでしょうかね。

 タスクバーのプロパティの「ツールバー」タブで「タッチキーボード」にチェック入れておくと、タスクバーにタッチキーボード表示非表示切り替えアイコンが出せます。デスクトップアプリもよく使う場合は出しておいた方が便利かと思います。

・回復ドライブ作成
 もらった8GBのmicroSDを100均アダプタに搭載して作成。45分くらいかかりました。きっとWrite性能に依るのでしょう。
 ズバリ「回復」っていうドライブ名になったのはちょっと笑った。

 回復ドライブの作り方
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1212/21/news096.html

・MACアドレス
 公衆無線LANのMACアドレスログインなどのために知りたい時ありますよね。
 無線LANのMACアドレスは、「PC設定→ネットワーク→接続→Wi-Fi」に「物理アドレス」という名称で表示されます。


・15/08/23追記:気づいたら「Windows10アップグレード」の案内が来てました。可能だそうです。メーカサイトでは対応機種になってないみたいだったので、8inchは非対象なのかな~と思ってました。


■Windows10顛末

 本項16/02/20追記。先週、ナントナクその気になってやってみたUpgrede結果です。

・雑感
・全体的に、アプリ開く“間”とかが遅くなったような。8inchタブレットとしては特段便利になったところはないような。

・タイル表示など全体的にちっちゃい。
 「タブレットモード」「デスクトップモード」切り替えになったが、Win8のデスクトップタイルの方が切り替え便利だった。一度“起動”しとけばWindowsキーで切り替え一発だったし。
 といった点など、8inchタブレットとしてはWin8の方が使いやすい。

・ストアからインストールしてあったストアプリはそのまま動いた。標準アプリは当然Win10用(ユニバーサルアプリ?)に入れ替わってたけれど。

・InstantGoは大丈夫っぽい。

・フォント設定、すべてデフォ9になってた。14にしといたメニューも9になってたが、14だと大きすぎるように感じたので11に。

・≪メール≫の設定引き継がなかった。フォントきたね~

・≪ニュース≫がDLタイプではなくオンラインじゃないと読めない仕様に。ストアアプリをいくつか試してみたがオフラインでも使えるものは見つからず。スマホでテザリングはできるけど、それならスマホで読めばいいワケで。

・横向きにしてるとタッチK/BがGoogle検索窓などの入力画面を隠してしまう。Win8の時は自動的に画面分割したのに。縦表示でなんとかしたけど。

・サインインパスワード画面すら隠してしまうとはどういうこっちゃ? Upgrade後に何か設定変更しないとダメ? だとすると、K/Bがないのは判っているハズなのに不親切な設計だなと。

・Windows10とは
・つまり、Windows10(というかユニバーサルアプリ環境としてのWindows)って、「デスクトップOSへの回帰」と同時に「スマホOSとの調和」を図ったOSということかと。決して「タッチK/Bや常時オンラインじゃない場合の使い勝手をよくする=タブレットOSとしてのブラッシュアップ」ではないようです。
 だって4Gや3Gの通信モデムを搭載したWindowsタブレットなんてほとんどないのにオンライン前提にするなんて変ですよね。画面も8inchや10inchくらい(1280x800程度)が普通ですし、横向き需要も多かったと思いますから(事実Win8のストアアプリは横向き推奨っぽかった)、それで使いにくいっての変ですし。
 一方スマホは「オンライン前提」「デフォルト縦向き」。ストレージに余裕はないのでアプリもキャッシュしないのが前提になるでしょう。

・つまり、どうも「OSかつユニバーサルアプリのコンセプト」として、“ハードウェアK/Bレスで使うタブレット”は切り捨てたとまでは言わずともかなりプライオリティは下げたのではないかと。市場小さいみたいですしね。持ち歩くのは2in1機前提で、自宅や会社やWiFiカフェとかで落ち着いてオンラインにして使えと。

 こうしてみると、Win8は逆に“ピュアタブレット”にフォーカスしたOSだったのだと思えます。miix2で使うならWin8の方がよさそうです。

・アンインストール
・ということでさっくりWindows8.1Updateに戻しました。1時間くらい放置してたら戻ってました。ちなみに帰宅途中の電車内で開始しようとしたらバッテリじゃダメだって断られました。

・これってUpgrade直前のバックアップに戻すのではなく、「OSのバージョン(標準のストアアプリも含めて)」を戻してるんですね。なので、Windows10状態で削除したデスクトップ上のショートカットやプログラムは元に戻りませんでした。テキストサイズはすべてデフォルトに。スクロールバーの幅もリセットされたみたい。

・ツマンナイ話ですが変更したロック画面画像も元に戻りました。それはいいんですが画像変更できなくなっちゃったみたい… Win8戻しの際の注意点かも知れません(ツマンナクないです(苦笑))。
 
・in10状態でインストールしたストアアプリは消えてました。おそらくWin8非対応のユニバーサルアプリだったのでしょう。

・レジストリがクリーンアップされるため(?)か、動かなくなってた≪天気≫が動くように(苦笑)。

・逆に≪ニュース≫≪メール≫が動かなくなってしまったのでアンインストール・再インストール。≪メール≫は再インストール失敗(?)したのか起動せずアンインストールできない状態になったのでストアから修復かけたけれど終わらず。終わらないまま起動してみたら動きました(苦笑)。環境再設定は要りませんでした。

・ハング対策で変更していた無線LANの設定は保持されてました。


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miix2でWindowsをモバイルする:ハード編

14/08/02初稿

 ≪艦これ≫はやってませんがlenovoのmiix2 8(以下miixと略)買いました。4ヶ月ほど使ってみたところで気づいたことや調べて解ったことなどを。

      

 携帯するデータ量からすると32GB版でもよかったのですが、購入当時差額が「32GBのmicroSD」と同程度だったので64GB版にしました。PowerPoint2013も増えますし(ストレージ容量以外の大きな違いとしてOfficeのSKUが異なる(PersonalとHome&Business)のは盲点かも)。


 フィギュア以外のネタは久しぶりです(笑)。


■Windowsじゃダメなんですか

・タブレット欲しいかも
 もともとモバイルデバイスを持ち歩いてたクチ(ThinkPad220とか大好きでした)なのですが、ここ数年はその熱も冷めてました。特に携帯電話をスマホにして以来、PCを持ち歩かなくても各種ファイルの閲覧やメールやwebなどが“PCっぽく”できるようになりましたし。MVNOで本格的にモバイル通信するようになってから、時間ある時にwebめくったりするようになったのは新しい変化ですね。
 しかし、そういうスマホの活用方法に慣れてくると「もっとサクサク」とか「もっと1画面に情報量が欲しい」とか「もっと楽に文字入力したい」といった欲求も出てきます。「ファイルの互換性を気にせず操作したい」という思いも大きいですね。

 それらを解決するにはタブレットを導入すればいいワケですが、スマホ+ルータに加えてタブレットも持ち歩くほどの欲求でもありませんでした。
 ていうか、何種類ものOSのお作法を覚えたり調べたりして使いこなすのメンドクサイです。何よりやりたいことの本質はぶっちゃけ「使い慣れたデスクトップと同じソフトウェア使いたい(OSも含めて)」ですから、Windowsタブレットでないと食指が動かなかったワケですね。
 しかし、Windowsタブレットは「遅い」「高い」「重い」「電池保たない」「復帰が遅い」というマイナス面があり、それらを解決するであろう本命CPU「BayTrail」搭載機種が出たら考えようと思っていた次第。
 一番の懸念はタッチキーボード入力の使い勝手だったのですが、実際店頭で操作してみると意外なほど違和感なく使えるではありませんか。

 そして、「Windowsタブレットを持ち歩いてみよう」と最後に背中を押したのは、ハードウェアもさることながら「OneDrive」でした。
 私がタブレット(というかモバイルPC)で最もやりたいことは「モバイル環境でもデスクトップに保存してあるファイルの読み書きすること」なのですが、以前(クラウドがないころ)はその同期が大変面倒でした。モバイル環境でファイル見ながら何か思いついたことがあってもファイル自体は編集せずに別メモしたり、逆にモバイル上のファイルをマスターにしてデスクトップでは編集しないようにしたり。
 もちろん、閲覧や編集はモバイル環境でもオフラインで可能なことが大前提です。

 が、OneDriveについての評価記事を読むうちに「同期」の課題を根本的に解決する目的で結構使えそう(*)、実際に試す価値アリ、と思えてきました。

*:クラウドストレージサービスの特長でありOneDriveに限った機能ではないと思いますが、とりあえずOS純正ということで名指ししています。

・Windowsでもいいじゃないか
 通信に関してはスマホのN-05Dとはかなり体感的なストレスが違いますね。N-05Dはmiixに比べてWi-Fi繋がるのが遅いです。何故か時々SSID忘れたりもしますし。もちろん最新機種やタブレットだと事情が違うかも知れませんが、「使えるWindowsタブレット」が出てしまったため興味を失ったので調べていません。ご了承ください。 
 miixではスリープ復帰したら意識しなくても繋がっています(自動的に接続する・しない設定可能)。ニュースサイトのダウンロードなども明らかに速いです。とりあえず標準のニュースアプリ使っていますがローカルにDLされる情報量も多いですね。通勤電車中で「あとちょっと読みたい」と通信することはありません。

 Windows8では接続先ごとに従量課金か否かを設定できるので(*)、モバイルルータ経由の接続などでは「バックグラウンドで知らない通信されたりしない」ようにできます。実際、従量課金設定ではメールアプリを開くなど明示的な通信操作しなければ接続確立中でも通信は行われません(ルータの通信量表示が動きません)。Androidはいつも何かチョロチョロ通信してますよね。
 従量課金接続だとWindowsUpdateも落とさなくなるようですが、何らかの“定額課金接続”で繋ぐ機会はあると思いますので、その時にUpdateかかりますから問題ないでしょう。
 ですので、安価なMVNOなどを利用したモバイル通信環境も構築しやすいと思います。

*:チャームから「PC設定」→「ネットワーク」→「接続」で接続先ごとに「従量課金接続として設定する」のオン・オフが選べます。モバイルルータは接続してないと出てきませんけど。
 また、「OneDrive」→「従量課金接続」で、従量課金接続時にOneDriveをどう使うか設定できます。やや紛らわしいですが「従量課金接続で~を行う」とは、「従量課金接続“している時にも”~を行う」という意味のようです。オンだと編集したファイルの同期かかりますので。

 何より、フルWindowsですからいろんなカスタマイズが思いのまま。画面サイズへの最適化やタッチ対応のために文字サイズやスクロールバー幅などを変更するなんてことも当然可能。長年蓄積してきたいろいろなノウハウも活かせます。

・デスクトップアプリがあるじゃないか
 Windowsタブレットはストアアプリの選びでが少ないかもしれませんが、使い慣れたWindowsデスクトップアプリと併用すればあまり問題ないのではないでしょうか。意外と8inch画面でもタッチ操作で使えます。
 既存デスクトップアプリは原則タブレットでの操作を想定していませんから流石に“操作しやすい”とは言いませんが、「既存データを」「使い方を熟知しているソフトで」「互換性の心配なく」「さっくり操作」できるストレスの無さはとてもいいです。

 ほとんどのソフトウェアライセンスでは同じ人が使うなら(or同時に使わないなら)デスクトップとモバイル両方に入れてよいと思いますので、新しく買ったりどれを使うか考えたりする必要ないですし。Androidと違ってアドウェアみたいなフリーソフトも原則ないですしね。

 そもそもスマホも持ち歩いてるんですから、スマホでしかできないことだけスマホでやればよいということで。使い物になるWindowsタブレットが出た以上、タブレットをAndroidにする必要はないと判断しました。iPadは知らないですけど。
 Androidエミュレータって手もあるし(*)。≪BlueStakcsAppPlayer≫、≪Windroy≫、≪Andy≫といったソフトがあるようです。

*:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20140830_664351.html

 いずれにせよ、デスクトップのWindowsPCでExcelやテキストデータを作ってモバイルでも閲覧したり編集したりしたい向きには、タブレットもWindowsが最適だと思います。
 WindowsとAndroidの操作感の決定的な違いは、「ファイルを操作する」か「アプリを操作する」かではないかと。よく言われる「生産」と「消費」という違いの一面ですかね。
 また、アプリケーションがネットに接続してリアルタイムで通信することを「前提にしていない」のと「している」のも大きな違いでしょうか。後者は確かに便利かも知れませんが、意図しない通信されることでモバイル通信料金の増大や個人情報の流出などを常に気にしなくてはならなくなります。この点、逆に「旧態依然としたデスクトップアプリ」には安心感ありますよね(笑)。

 つまるところ「小さなPC」が欲しいのか「大きいスマホ」が欲しいのか、ってことですかね。

 バッテリの保ちなどについては以下に記していきますが、今のところ処理速度も含めて使用感に問題ありません。
 やっぱ競争原理ですねぇ。あのWintelアーキテクチャがこれほどスマホやタブレットに近い操作感になるなんて。1kgで2時間くらいしか保たないノートPCを持ち歩いていたことを考えると感動的ですらありますね。


■どんなハードウェアか

 350gという軽さであること、重たい作業しなければパフォーマンスも上々であることなど、基本的な情報は既出だと思いますのでそれ以外ということで。

 ちなみに横並びっぽいスペックの中でmiixを選んだのは、「軽さ」「GPS」「価格」からです。とにかく軽さは正義です。

 A5を細くしたようなフットプリントですので、A5対応のバッグにピッタリ入ります。かつて495gのLOOX U/G90を持ち歩いていた時は、重いとは思いませんでしたが「肩こるなぁ」というカンジでした。が、350gのmiixでは持ち歩いてる感覚がほとんどなく、「今日はやめとくか」みたいなことがありません。凄い進化ですね。


・OTG
 miixのUSBはOTG(OnTheGo)対応です。まずOTGについての一般的な事情を記します。
 OTGではIDピン(4pin)がGND(5pin)と10Ω以下(ショート)ならホスト動作、100kΩ以上(オープン)ならクライアント(デバイス)動作となっています(*)。
 つまり、IDピンとGNDをケーブル内でショートさせるとOTGケーブルですね。
 IDピンがオープンだと通常ケーブル、と。

*:OTGスペック http://www.usb.org/developers/onthego/otg1_0.pdf

 miixの事情はどうでしょう。
 USBメスコネクタ形状は単なるmicroBです。microABではないので本当なら(?)デバイス用コネクタのハズですが、ホスト機能のみでデバイス機能はありません(PCと接続しても何も起こらない)。
 充電時は当然ホストモードではありませんがといってデバイスにはなりませんから、「充電のみモード」になっているということですね。
 一方、OTGケーブルでホストモードにすると、当然ながらUSB規格に則り、逆に5Vを“出力”するようになります。
 「両端microBのOTGケーブル」を持ち歩けば、スマホやルータなどのmicroB機器に充電(電源供給)することも可能ということです。つまりmiixをモバイルバッテリとも見なせるワケで、極論するとバッテリ充電状態はmiixだけケアしておけばOKと言えます。これもタブレットを買った理由のひとつです。

 外出先でmiixの充電やUSBホスト機能を利用するためにはUSBケーブルが必要になります。持ち歩くのは「両端microBのOTGケーブル」1本ではなく、「OTGアダプタ(Micro-Bメス→ノーマルAメス形状変換)」と「普通のMicro-Bオス→ノーマルAオス」のセットをオススメします。miixのホストモードと充電モードを使い分けできますので。miixだけでなく、スマホなどのmicroBデバイスを出先のUSBホストやUSB電源アダプタと接続するのにも使えますし。
 OTG変換ツールとしては、ケーブルもありますがアダプタの方が軽くてかさばらないのでよろしいかと。

      ←ドロイド君型アダプタとか。ちょっとグラグラしますけど。

 なお、IDとGNDを100kΩでショートさせると「ホストでありながら充電できる」というハナシがあるようですが、正式な規格なのかよく解っていません。東芝の新型がサポートしているので規格はありそうですけれど。

・充電
 付属のUSBケーブルはデータ線もちゃんと繋がっており、急速充電だけでなく通信もできます。
 といってもmiixは前述の通りデバイスにはなりませんので、miixでの通信には使えません。なのにデータ線が繋がっているのは「急速充電モード(USBの給電規格500mAを超えた電流による充電)」にするためです、きっと。
 USB充電規格では、急速充電に対応した本体が当該モードに入るにはD+とD-がショートしていることを認識する必要があります。つまりどこかでショートさせる必要があるワケですが、miix+付属品のシステムでは、ケーブルではなく付属ACアダプタ内でショートさせているようです。実際、100均USBケーブルをちょん切って計ったら20Ωくらいでした(ちなみにXperiaRay付属の850mA出力ACアダプタもショート)。
 なので、逆に、データ線が繋がってないケーブルだと付属ACアダプタで急速充電はできないということですね。
 「通信できないけど急速充電可能」というケーブルはケーブル内でショートさせていると推定しています(*)。

*:塩田伸二のAndroid事情 http://news.mynavi.jp/column/androidnow/005/

 「急速充電するためにはケーブルとACアダプタの組み合わせを選ぶ」という点は要チェックですね。

・音質
 意外だったのがヘッドホン出力の音質。SONY製イヤホンMDR-E888で聴いたところ予期せぬ高音質で驚いちゃいました。暫く聴きこんじゃったくらい。XperiaRayやN-05Dは比較になりませんでした。もちろん「ポータブルオーディオ機器でもないのに」という条件付きですが、猛烈に拘りまくらない限り充分な音質だと思います。
 調子に乗ってHD700でも聴いてみましたがさすがに鳴らし切れてないかな(苦笑)。
 ただし、AudioCODECの対応フォーマットは48kHz16bitのみの模様です。WASAPIの使い道なし(爆)。
 もしかしたら、プロセスがシンプルな分ストアアプリの音がいいかも知れません。WMPよりPowerMediaPlayerの方が繊細に聴こえるような気がしました。

・内蔵マイク
 UsersGuideに載ってないけど、マイク内蔵してます(爆)。電源スイッチの横にある穴がそうみたい。ちなみにマイクにもmute機能があり、解除しないと録音できませんのでご注意を。

・液晶
 ≪Bingニュース≫など“白地に黒文字の表示”は輝度minで日光にあたると文字が浮き出るカンジで結構読めます。通勤電車などでは輝度minで充分使えています。

・品質
 中華パッド同等かな。ボタンやフタは心許ないですね。きしむし。
 ただし、カバーはアルミでしょう。外気冷えてると冷たいし。何よりlenovoの最初と最後の「l」と「o」間の抵抗値はゼロですもん(笑)。

・K/Bがないけど
 UEFI設定にはどうやって入るのでしょう? USB-K/BでDEL連打するしかない?
 ではなく、「VolumeUp」ボタンを押しながら電源ONで入れます。入っても設定するところありませんけれど。
 それから、Windowsキー+VolumeDownで全画面スクリーンショット撮れます。ピクチャフォルダに入ります。

・Windowsキーのバイブ反応と高速スタートアップ
 デフォルトは高速スタートアップ有効でした。
 ところで、シャットダウンさせてLCDもLEDも消えてからも、Windowsキーは20秒ほど反応してバイブします。画面消えた後もシャットダウン継続中?
 再起動や高速スタートアップをoffにしたシャットダウンではバイブは数秒で止まります。つまり、高速スタートアップ用のメモリ待避時間がなくなった分短くなったということでしょうか。再起動時のシャットダウンも当該処理はしませんから辻褄は合いますね。
 なお、「スタートボタン長押し(右クリック)から」「チャームから」「電源スイッチ長押しでロック画面を下にスワイプ」どのシャットダウン方法も、高速スタートアップ設定に対する動作は同じでした。

・起動時間
 シャットダウン状態からログイン画面が出るまでの時間は、高速スタートアップoffだと起動15sec。onだと11secでした(AC駆動にて)。
 確かに高速スタートアップは効いていますね。が、ほとんどシャットダウンしないですから(再起動はするかもだけど)、たまにした時にはシステムがクリアになるよう、高速スタートアップはoffの方がいいんじゃないかと。

・落下防止
 やっぱりストラップ(のようなもの)つけたいです。それなりにホールドしたいのですが、といって大きく重くなったら本末転倒です。
 いろいろ調べたところ、「BUNKER RING」なるものを発見。

   ←色的にはEssensialsのSilverがちょうどよさげ。

 貼る位置はちょっと考えましたが、「ど真ん中」にしました。リングが回転するのでいろいろな使い方に対応できます。実際、縦でも横でも机上に置いても違和感なく使えています。かなりバッチリです。
 普段は剥がれる気配を見せませんが、最初2回ほど貼り直した時はあまり苦労せず剥がせました(定規使用)ので、あまり神経質にならなくてもよいかと。吸着面のmiixのカバーが経年変化しちゃうかどうか判りませんが、利便性には代えがたいです(たとえカバーが変色しても落とすよりマシと)。


■InstantGoとは何か

 「バッテリの保ち」と「スリープからの復帰時間」。
 これまでWintelアーキテクチャがAndroidなどのタブレット専用アーキテクチャに絶対的に負けてたのがここですよね。
 しかし、miixでは電源スイッチやWindowsキーを押して使えるようになるまで(スリープから復帰するまで)にストレスはありません。スリープするのも一瞬です。そして、スリープ状態でのバッテリ消費も神経使ってケアしなくていいレベルに収まっていると思います(詳しくは後述)。
 Wintelアーキテクチャでは夢のようです。

・InstantGoなの?
 それを実現している技術の名称が「InstantGo」なのですが、対応非対応が非常に判りにくいです。明示ありませんがmiixはInstantGo対応機種です。
 「powercfg /aコマンドでStandby(Connected)と帰ってくれば対応」とのことです(*)。miixでは「スタンバイ(接続されています)」という謎のモード対応となりました。直訳かよ(笑)。
 8.1Update後、電源ボタンは現れませんでしたし。

*:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20140624_654750.html

 本家MSによると「アラーム」アプリの警告の有無で対応確認可能(*)だそうです。 「PCとデバイス」の「ロック画面」の「ロック画面に表示するアプリ」でメール、カレンダー、アラーム、スカイプ、天気が選べると対応しているそうな。

*:http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/alarms-app-faq

・InstantGoになってるの?
 正確に言うと「Standby(Conenected)モードのスタンバイ(スリープ)に入れるか」ですが。
 InstantGoは非対応デバイスなどがあると機能しなくなっちゃいます。 USBデバイスのドライバで「インストールしておくとデバイスを接続していなくてもダメ」なものがあるなど、センシティヴなので注意が必要です。
 ツールアプリでもInstantGoのディープスリープに入れない現象が発生することがあるようです。キチンと確認していませんが、ハードウェアをエミュレートするソフトで発生したのではと思いますので何か引っかかったのかも。

 ということで、新しく入れたドライバやツールが悪さしてないか確認するため、InstantGo状態でスリープに入っているかの確認方法(*)である「powercfgコマンド」と「レポート.html」のショートカットをデスクトップなどに置き、レポートをすぐ見られるようにしておくとよいと思います。

*:http://ascii.jp/elem/000/000/875/875549/

・InstantGoとUSB
 InstantGoにおけるスリープはPCとしてのスタンバイ状態ですので、接続されているUSB機器は活きたままです。5Vも当然供給されたまま。スリープ時には要注意ですね。
 また、USB機器を使った後は、InstantGoを確実に有効にするため、念のため一度シャットダウン(または再起動)しておいた方がよいかも知れません。

・InstantGoと≪Skype≫
 14/12/26追記:Desktopアプリで試したところ、オンライン状態から移行したスリープ状態では着信で目覚めません。ストアアプリ版も起動しておくだけではダメのようです。バックグラウンド実行のスロットに入れておけば目覚めます。
 ちなみにモバイルルータの表示のざっくり見によると、音声だけだと10KB/s、ビデオ付きだと100KB/sくらいの帯域使ってるようです。IIJmioのクーポンOffでは音声は変化なくビデオはかなり粗くなりましたが、画付きでも使えなくはないカンジでした。クーポンスイッチの読みですが、たまにビデオをオンしながら90分程度使ったところ、消費量は200MB程度、120分で300MB程度みたいです。

・InstantGoと音楽再生
 具体的には「スリープに入っても再生続けるか」です。
 ストアアプリ:純正プレーヤ≪XboxMusic≫、および≪PowerMediaPlayer(PMP)≫は止まりません。まだ完成度は高くないみたいですがVLCも止まらないようです。ちなみにPMPでのビデオ再生は止まりました。してても見えないですけど。
 デスクトップアプリ:WMPの音楽再生は停止しました。
 つまり、ストアプリプレーヤではスリープ状態でも音楽再生できると言っていいみたいです。
 ちなみに、≪XboxMusic≫の6時間連続再生でバッテリ消費は100%→80%でした(ディスプレイOFF、WiFi OFF)。

・InstantGoと外部USB-DAC
 WindowsINBOXドライバでUSB-DAC(正確にはDDCですが)経由の再生してみましたが、ストアアプリ(≪XboxMusic≫)もデスクトップ環境で設定した出力デバイス経由で再生しました。
 なお、スリープで止まりませんでした。

・バッテリ駆動時間
 さて、InstantGoで復帰が速いのはいいことですが、といってスリープ状態でバッテリ食いまくっていたら意味ありません。
 「何時間動作するか」も確かに大事ですが、実際にモバイルするデバイスにとってより重要なのは「スリープやスタンバイといった状態でのバッテリ消費」だと思っています。一晩スリープしてたら30%くらい減る、とかでは常にバッテリ残量気にかけねばならず、寝る前には必ずシャットダウンしたりと気楽に運用できませんから。

 各種設定前の状態では、24時間スリープしていると5%くらいの消費でした。
 次に、OneDriveやメールなど設定し、「ロック画面に表示するアプリ」をメール(1番スロット)と天気(2番スロット)だけにしたら24時間で90%に。
 メールと天気をロック画面から外したら94%。InstantGoの30secごとの起動で4%くらい食ってるということ?
 WindowsUpdateなどが動いてるかも知れないので正確ではありませんが、ざっと「24時間スリープで5~10%消費」というところでしょうか。
 各種設定するのに使ってると1時間に10%くらい消費しました。輝度min、無線LANはONですがアクセスポイントには繋げていなかったので通信はしていない状態にて。

 以上より、通勤中などに1日1時間使うとすると、24時間で15~20%消費する計算です。1週間保たせるのは難しいでしょうか。実運用でもそんなところですが「気づいた時に充電する」という運用で特に不便は感じていません。ノートPCなど、普通のUSB(500mA)でも充電可能ですし(シャットダウン状態なら約6時間で90%くらいまで充電できました。スリープ状態だと8時間で約70%でした)。

 デフォルト設定では、残量6%を切ると警告メッセージがポップアップして充電LEDが点滅するようになります。そのまま使い続けると4%でまた警告が出ます。さらに使い続けると唐突に液晶が消えます。Windowsボタンを押すとバイブしますが、数秒でそれも停止します。強制シャットダウンでしょうか。充電モードにして電源ボタン押すと起動モードに入ります。
 警告が出た時スリープに入ってもLEDは数秒間点滅します。

・ディスプレイ消灯=スリープ
 ディスプレイの消灯時間とスリープ時間は連動固定で、非連動にはできません(*)。画面見えないならスリープでいいだろということでしょうか。“GPS訓練”などでは困りますけれど、音楽再生は止まらないのでフツウは問題ないかな。

*:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/win81wb/20131211_626343.html

 「AC動作時にはスリープしない」設定にしておくと充電始めたと同時にスリープから復帰する、という情報もあるのですが、ウチでは設定によらず挙動は違わない模様。数秒ロック画面が出てスリープします。スロットにアプリ入れてないから?
 と思ったら、復帰することもあります(ちなみに残量は81%)。バッテリ残量によって違う???
 と思った後、残量48%状態で充電してみたら数秒ロック画面表示後スリープになりました。へえ。


■不具合?

・明るさ自動調整オンにするとレベルバーのレンジが半分くらいになります。が、半分より上に持って行っても明るくなりません。はて。

・シャットダウンに失敗することがあります。インカメラ横のLEDが点きっぱなしに。消えていてもダメなことあるようですのでやっかいですが、Windowsキーがいつまでたってもバイブ反応しますし激しくバッテリ消費して熱くなります。
 電源スイッチ長押しで強制リセットするしかありません。

・たまにロック画面が解除できなくなることがあります。壁紙スワイプがちょっとしか動かなくなってしまうのです。ロック画面からすぐカメラ使える設定にしておくと発生するという説があるようです。

・たまにハングすることあります。スリープから復帰しなくなる現象です。「スリープ死」って言うのかな? 普段使いではほとんど経験しませんけれど。
 充電しっぱなし、というか正確に言うとスリープ状態で充電し、充電完了してるのにケーブル抜かずに放置しておいたらウンスンになってたことあります。「充電しっぱなし」は避けた方がいいかも知れません。
 14/12/27追記:web情報によると、無線LANの「Wake-Up Mode」設定を「All → Wake Up Frame」にすると改善するとか。確かにこの設定をいじると電源スイッチやタッチ操作によるシャットダウンなどの動作がおかしくなりますので、省電力制御とは関係ありそうです。

・不具合ではないと思いますが、電源スイッチを押してスリープ状態にしたつもりでもスリープしていないことがありました。
 正確にはつかめていませんが、OTGでUSBメモリを認識させて画像ファイル読んで表示させた後、「安全な取り外し」しないで抜いたことが原因かも知れません。



 シャットダウン失敗などややこなれてない面もありますが、それをさっ引いてもこれだけ満足感の高いPC導入は久しぶりです。Androidなんかだっていろいろトラブルありますよね。

 LTEモデム内蔵モデル出ないかなぁ。モバイル通信する時ルータとの接続準備する手間がなくなるし、Windows機能でテザリングもできる(*)からそもそもルータ持ち歩く必要なくなるし。

*:http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/20131015_619361.html
 テザリングモードにするには、自身の無線LAN接続を明示的に切断する必要あり。自動でAP化はしない模様。

 欲を言えば、HDMI出力とUSBがあと1個あればな~


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モバイルルータとMVNOを選定する

13/08/25初稿

 先に、モバイル通信通話のプランを(とても理屈っぽく)考えました。
 結果、「モバイルWi-Fiルータを新規に調達し、MVNO契約して通信する」ことにしたワケですが、さて、どれを選びましょう?


■モバイルWi-Fiルータ選定

 選択の自由度から、中古というか白ロムで調達することにします。
 あんまり通信しませんから、「バッテリの保ち」や「通信速度」より「軽くて小さいもの」を優先とします。
 MVNOはdocomo系になると思いますので、確実に使えるものとしてdocomo製がベストです。
 せっかくですのでLTEも使えるヤツがいいですね。

・L-04D
 ということで、L-04Dを選択。
 LTEは75Mbpsまでですが115Mbpsとの差が気になるような使い方はしないと思いますし、89gというのは2台持ちになって“純増する重さ”としてなんとか許容範囲かと。

  ←赤      ←白

 以下、当機種についてのプチ情報を記しておきます。

・付属品
 なんと充電用ケーブルが付属しません。他機種付属のUSBケーブルとACアダプタで充電できたので、一般的なもので大丈夫でしょうけれど。
 ちなみに、充電しながらでも使えます。シガーライターUSB電源アダプタでも使えました。
 ですが、バッテリなしでは動きません。

・セキュリティキーなどの情報
 SSIDやセキュリティキーは本体のバッテリを外したところに印字されています。設定シールが欠品の中古でも恐れる必要はありません(笑)。

・MicroUSB端子とドライバインストール
 充電と本体F/Wアップデート用で、公式にはUSBテザリングのような通信や本体設定はできないことになっています。

 ぶっちゃけ、一度もPCと有線接続しなくても(ドライバインストールなどしなくても)使えます。実際そのように運用開始しましたが、後日有線接続してみた時のことを記しておきます。もちろん充電専用ではなく通信もできるケーブルじゃないとダメです。

 PCとの最初の有線接続では、CDドライブ(約3.3MBのデータあり)と認識されAutorunでソフトウェアインストールが始まります。

L-04D接続1

L-04D接続2

インストーラ実行後

 インストールが終わるとCDドライブとしては見えなくなり、デバイスマネージャに(インストール前にはなかった)「モデム」と「USBドライバ」が出現するようになります。「モデム」での通信も不可能ではないのかも知れませんがほとんど意味はないので調べません(苦笑)。
 USBドライバはF/Wのアップデート用でしょうか。

モデムとUSBドライバ出現

 それから、デスクトップにL-04Dデザインのアイコンが配置されますが、単なるwebドキュメントショートカット(URLへのダイレクトアクセス)です。
 ウチのL-04Dは赤ですが、アイコンも赤でした。web情報によると白だと白になるみたいです。

・本体設定
 L-04Dに内蔵された設定用webページにWi-Fi経由でアクセスし、ブラウザ上で操作します。ので、Wi-Fi機能を持つPCがないと設定できません。スマホのブラウザからもアクセスできますので設定作業も不可能ではなさそうですが、設定画面のデザインはPC前提になっていますので難儀するでしょう。

・ネットワーク利用制限とは何か
http://androidandandroid.blog.fc2.com/blog-entry-1245.html

 なんだか、最近ではまずは「△」から始めてしばらくマトモに使用されたら「○」にするらしいです。実際、機種変で正規に購入した新品のN-05D:MEDIAS ESは「△」でしたがな(苦笑)。購入3ヶ月後にもう一度チェックしたら「○」になってました。
 なので、「△」でもあまり問題ないみたいですが、中古品の場合は使っているうちに「×」になる可能性も少なからずあることになります。
 なので、使用中に「×」になる…いわゆる「赤ロム」化した時の保証があるショップ、または制限状況を開示しているショップで「○」品の購入が安心と言えましょう。

・通信量表示
 本体ディスプレイに通信量が表示されるのがいいですね。
 デフォルトではついたちにリセットされますが、ついたち最初の起動では一瞬前月のデータ量が表示された後1.35KBに変化しました。Wi-Fi接続していない状態でしたので、通信確立するだけでそれくらい使っているということでしょうか。

・ファームウェアアップデート
 新しいF/Wが出ると、電源ON時に本体ディスプレイに「UPDATE AVAILABLE via PC」なる表示が出るようになります。ただし、USBケーブル(充電専用でも可)を繋いでいることが条件です。ないと出ません。
 以下、V10A→V10Bにアップデートした実際の作業を記録しておきます。
 PCの「コネクションマネージャ」からログインするとファームウェア更新チェックが走って「アップデートあり」となります。そのままアップデートに進むとLGのサイトに飛び、マニュアル(957KB)と「LG mobile Support Tool」なるツールのセットアップファイル(256KB)をDLすることになりました。
 このとき、PCは「コネクションマネージャ」でL-04D自体にWi-Fi経由でアクセスしたままですから、意識しないとDLはL-04D経由=mobile回線経由になります。なので、LGサイトに飛んだ後はPCのネット回線をL-04D以外に明示的に切り替えた方が無難でしょう。
 DLしたセットアップファイルを実行するとツールがインストールされます(普通のプログラムとしてスタートにも登録される)。これを起動すると環境チェックや本体ファームウェアバージョンチェックなどを行い、そのままファームウェアファイルをPCにDLし、続けてL-04Dに書き込みを行います。つまりL-04DとのUSBデータ通信を行っているということで、このためにUSBドライバが必要なのでしょう。
 L-04Dが自らファームをDLして自らを書き換えるような動きではない、ということですね。

 ちなみにUSB3.0端子に接続していたところアップデート失敗しました。2回ほど繰り返したがダメで、USB2.0端子につなぎ直したら成功しました。ただ、単に繋ぎ直しが効いているかもしれませんが。
 アップデートが終了したらL-04Dは電源OFFになりました。当然ですがハードリビジョンはRev1.1のまま変わりませんでした。

 …ずいぶん大仰な仕組みですが、つまりは専用ツールでPCから書き換え作業をするだけです。なので、「コネクションマネージャ」でファームウェアアップデートの有無を調べてLGサイトに飛ぶあたりは無くてもいいのではないかと思います。
 専用ツール「LG mobile Support Tool」だけでファームアップデートの要否確認および要ならDL&書き込みまでできるのですから、最新のツールをDLして実施することだけ促せばよいのでは。

 なお、失敗してやり直したせいだと思いますが、アップデートしても保存されるハズの設定が消えてました。
 なのでAPNはデフォルトのmoperaになっちゃったのですが、契約していないのに何故か繋がります(スマホ側のAPN設定は3個どれでも)。PCからも接続できちゃいます。リセットしたら元の設定に戻るって書いてあったのでやってみましたが、案の定アップデート前には戻らず初期化されました(苦笑)。「コネクションマネージャ」のパスワードまでリセット。
 で、繋がらなくなりました。mopera設定と表示しておきながら裏ではMVNO設定が生きていたってことでしょうか。


■MVNO選定

・そんなに使わないから
 MVNOプランになって通信するようになったとしても、

・普段はたぶん日に10MBも使わない
・が、旅行先や出先で調べ物やナビ使ったり、突発的に大きな容量の通信する可能性もある
・けど、月に1GBなんて使わないだろう

と思います。
 そういう条件で探した結果、500MBまで高速通信できて月額\945の「BIC SIMのミニマムスタートプラン」が最適と判断しました。IIJmioのOEMみたいですね。

 ←MicroSIM    ←標準SIM

 各社各様のサービスを展開していて統一用語もなく解りにくいんですが、このプランにおける500MBまでというのは高速通信クーポン量であって通信量制限ではありません。原則、通常速度は200kpsの通信量無制限(正確には制約あり。詳細は以下)のサービスであり、「クーポン」を購入することによってその容量分高速通信可能にする、という方式です。
 で、さらに解りにくいのが「バンドルクーポン」の存在です。基本的に高速化クーポンはオプション別売なのですが、一ヶ月ごとに自動的に付与されるクーポンが存在するのです(内容はプランによって異なる)。上記プランではバンドルクーポンが毎月500MB分付いてくる、というワケです。
 つまり、

・IIJは「原則低速通信で容量無制限、高速通信は有料で容量を買う」というコンセプト
・他社はほとんど「高速通信は**MBまで、超過すると低速通信」というコンセプトであり、
 超過した際の高速通信を復活させる別売オプションを提供している・いないという差がある

ということのようです。

 そんな観点で、日単位で通信量設定しているOCNの\980プラン「モバイルエントリーd」なども候補になりましたが、普段はあんまり使わないけれど旅行先などで一気に使う可能性があるため、「毎日コンスタントに30MB」よりも「月に500MB」の方が適してると思いまして。IIJなら万一の時はクーポン追加購入って手もありますし。

 何より、BIC SIMには「Wi2の公衆無線LANサービス」が無料で付いているのが決め手となりました。公衆無線LANに\300程度の価値アリとするなら他社\645クラスのプランと比較することになりますが、もはやケチっても数百円レベルになりますので費用対効果から考えてもこれで十分でしょう。
 このWi-Fiサービス、実際に使ってみると駅などの“それっぽい(繋がりそうな)”場所では結構リンクできるのでかなり便利です。各停電車などでは駅停車中に記事DL、走行中に閲覧、またDL…なんて運用もできました。
 L-04Dの出番がありませんがな(笑)。

 14/10/10追記。09/30に「Premiumアクセスポイント」へのお試し接続サービスが終了しましたが、いつの間にかPremiumじゃないアクセスポイントが駅ホームから無くなっているようで、かなり使い勝手は悪くなりました。

 通信専用SIMなのに電話番号が付いてるとは始めて知りました。

 契約前でも、IIJのwebサイトだけには開通処理するために接続できます。
 L-04Dの表示で開通処理に約1.1MBかかりました。約1分で開通と記されていたが、おそらくそのくらいで繋がったと思われます。
 原則「回線契約」なので住所氏名生年月日性別電話番号は入力させられます。仕方ないか。

・IIJバンドル高速クーポン
 デフォルトONです(実際にそうだった)。
 実は余った分は翌月繰り越しできます。
 追加でクーポンの購入も可能。買ったクーポンは購入月の3ヶ月後の月末まで有効。
 クーポンを利用する時、自動的にSIMに10MBずつ割り当てられます。SIMに割り当てられたクーポンの利用は無期限。
 ついたち以外の契約では月額料金やクーポン料金は日割り。クーポン量も日割(10MB単位で繰り上げ)となります。
 実際、開通処理した日を含めたその月の残日数の比率でクーポン量付与されていました。

 そもそも200kbpsでいいならあまり気にすることないし、一ヶ月繰り越しできるのも大きいです。
 なお、クーポンのON/OFFや残量確認は「みおぽん」というアプリで一発です。残量反映はややタイムラグあるようですが。

 15/06/02追記:「プラン変更」しても繰り越しされました。ミニマムスタートプラン→ファミリーシェアプランでも、その逆でもOK。ただし、一ヶ月しか繰り越せず累積はしません。繰り越し分から消費され、余った繰り越し分はその翌月には消滅するようです。

・通信速度制限
 ちなみに当プランでは直近3日間で366MB(というか300万pkt)以上通信すると帯域制限されるらしいですが(web情報によると50kbps程度になるらしい)、これはIIJの事情ではなくdocomo側の運用(*)のようです。

*:http://www.nttdocomo.co.jp/charge/packet/pake_hodai_f/notice/index.html

 以下抜粋。

ネットワークの混雑状況によって、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、特にご利用の多いお客様(当日を含む直近3日間のパケット通信量が300万パケット以上)は、それ以外のお客様と比べて通信が遅くなることがあります。

 14/10/10追記。誤解してましたけど、この速度制限は高速化クーポン使ってない状態で適用されるもので、クーポンオンだと無関係だそうな(*)。誤解してる人多いんじゃないでしょうか。

*:http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1410/10/news012_2.html


■公衆無線LANサービス「Wi2 300」

 3GやLTEの通信網はエリアが広いのが最大のメリットですが、当運用では当然モバイルルータが起動していないと繋がりませんので、普段使いとしては公衆無線LANも組み合わせるとかなり便利になります。
 無料キャンペーンの時はdocomoWi-Fiを使っていて結構便利だったのですが、有料になってしまって解約したので公衆無線LAN生活久々の復活です。
 「club」付きが暗号化対応です。
 「Premium」はもともとお試しサービスだったようですが、14年9月で(一旦)終了するそうです。

・SIMとの関係
 この付加サービス、SIMに紐付けられてはいないと推定されます。実際、BIC SIMを挿入していない端末でもWi-Fi通信できています。どころか、SIMなしスマホでも通信できました。後述するMACアドレス登録も5個まで可能というところからも。
 Wi2会員登録する際にSIMの電話番号とパスコードを入力させられますが、それによって当サービス付属SIMの購入者であることを認識させるだけの模様です。

 wi2への申し込み画面ではメールアドレスとID、パスワード、生年月日と性別を入力。
 それだけ? 無料だからかな。でもIIJmioには各種登録しているので、それと関連付けられているなら住所氏名などもバレバレだけど。

・専用接続アプリ「Wi2Connect」
 ウィジェットのみのアプリです。ホームに配置すると実行中になりますが、インストールしただけでは実行中になりません。
 一度設定したログインIDやパスワードはホームからウィジェットを削除しても保存されていました。アプリを削除するとさすがに消えます。
 リンクするとバイブレーションで教えてくれる機能などがあります。
 もちろんエリア検索機能もあります。現在位置の地図上から探すなどは通信していないと使えませんのでできる限りWi-Fiだけで運用したい場合には本末転倒になりますが、テキスト情報の「エリア一覧から探す」はオフラインでも使えますので“無電波状態でAPを探す”場合にも最低限の役には立ちますね。

・MACアドレス登録によるログイン省略
 「Wi2Connect」がホーム画面のウィジェットになくても…どころかアンインストールしても、「Wi2サーバへの事前MACアドレス登録」でログイン省略アクセスは可能でした。ただし自社エリアのみとのことなので、ローミングAPはNGということでしょう。なので、ホーム画面に配置はせずともインストールはしておいた方がいいでしょう。
 エリアに入ると自動的に接続するのでWi-Fiルータと同じ感覚で使えます。
 ところで、セキュリティかかっているAPには「セキュリティキー」が必要なハズですが、設定した覚えがないAPにも繋がります(実際キーは設定されていました)。一度動かした「Wi2Connect」が設定したと推察されます。アクセスする時なのかアプリインストールした段階に全部なのかは不明ですが。
 なので、MACアドレス登録によるログイン省略アクセスは、「Wi2Connect」か手動でセキュリティキーを設定しておけば可能と推察されます。
 ちなみにMACアドレス登録しても、していない端末も繋がりますので、当サービスは自動的に「MACアドレスによるアクセス制限」になったりはしないようです。

・エリア補完
 いざという時はコンビニを探すのが一番判りやすいですよね。
 Wi2はサンクス、サークルK、ローソンと提携しているようですが、セブンイレブン系(デニーズなども)は提携外のようです。ので、事前にセブン系の独自サービス「7SPOT」の会員になっておくとよいでしょう。メールアドレスと性別と生まれ年を入力させられますが無料ですし(DMも全部解除できます)。ただ、「7spot.jp」なるドメインが迷惑メールに分類されることがあるようで、実際ウチでは会員登録認証のメールが届きませんでした。
 ブラウザからIDとパスワードを入力してアクセスするタイプです。リンクすると7SPOTオリジナルページに跳びますが、ブラウザ経由ではないネットサービスであるspモードメールチェックやソラダス更新なども可能でした。ただし、接続時間と回数に制約があるようです。

 ファミリーマートも類似の独自サービスを展開しているようですので、こちらも合わせて会員登録しておけばコンビニ系はほぼ全制覇?


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形而上学的パケット考

13/07/27初稿

 docomo2年契約の更新月が近づいてきました。スマホ購入費用の「サポート割」が終了しますのでプランを再検討した方がいいでしょう。
 ちょうど割安なMVNOサービスが充実してきていることもあり、「mobile環境における通信・通話のコスト・最適プラン」についていちから考えてみました。

 その備忘録として以下記録しておこうと思います。

 とりあえずdocomoで検討したのでそのように記しますが、キャリアを限定するものではありません。
 以下、FOMA(3G)やXi(LTE)など“docomoに支払うパケット代が発生する”通信を便宜的にdocomo網通信と呼称します。
 また、spモードではなくmoperaでも可な機能もありますが、便宜的にそれについての言及は省略します。
 コストは原則5%の税込みで。


■自分のコストパフォーマンス意識を認識する

・使い方を確認する
 まずはどんな使い方しているのか、したいのか、それにはどれくらいの通信量が必要なのか、について確認することから始めてみます。

1.いつも
 朝の出勤前にWi-Fiで以下のような通信をしている。
  ・ニュースサイトのトピックDL(まれに通勤中に気になった記事を全文読むことあり)
  ・メールを数件受信
  ・天気予報を更新
  ・その他(FBの更新チェックなど)

 「することとパケット量のイメージ」をざっくり掴むため、この作業のパケット量を具体的に調べてみました。
 敢えてdocomo網にて「Yahoo!トピック」「Yahoo!天気予報」「spモードメールチェックして1通受信」したパケット量を翌日My docomoで確認した結果(前日のパケット量との差分)は3,590pktでした。

 3,590pkt=459520Byte・・・約450kByte。
 パケ・ホーダイダブル2の一段目パケット代(\0.0525/pkt)では約\200分の通信だったことになります。

2.たまに
  ・暇つぶしや思い立った調べ物でweb巡回
  ・乗り換え案内検索

3.まれに
  ・旅行先などではそれなりの調べ物などする可能性あり
  ・その他、緊急でそれなりの量の通信する可能性あり(map利用など)

 原則、mobile通信で動画を見たり音楽DLしたりはしません。
 アプリのアップデートなど、急を要さないものはWi-Fi経由で行います。
 web検索なども、どうしてもmobile環境で必要な場合以外は自宅PCでいいです。

 スマホにおけるweb閲覧やMapで消費するデータ量はb-mobileのページ(*)が参考になります。ざっくりwebページは300KB/ページ、Mapは800KB/枚ってカンジでしょうか。

*:http://www.bmobile.ne.jp/fair/about_1gb.html

・使い方から適正コストを考える
 つまり、「リアルタイムコミュニケーション(特に画像付き)」や「暇つぶしにweb巡回」などを行わないコンセプトで使っている限り、たまに出先で調べ物するくらいなら10MB/月も行かないでしょう。公衆無線LANを併用すればもっと減るでしょう。
 もちろん料金に納得できるならもっと通信サービス使う(ナビなど)と思いますが、あくまでも現状として、です。
 そのくらいの利用量としても、キャリアの低コストのプランとしてダブル(\0.084/pkt)の一段目\390で4,650pkt(595,200Byte…約600KB)に収まるように気を遣いながら使うのは現実的ではありません。
 といってダブル2の一段目は約5MBくらいですから心許ないですし、そもそもがんばって一段目に収めても\2,100ですから、昨今話題の\980クラスのMVNOサービスに比べると割高感満載です。気を遣うワリには実入りが少ないですよね。
 もちろん、いざという時には大量の通信する可能性もあるので、青天井は心配です。


■プランの考え方を考える

 以上より、「通信」についてはキャリアのプランには適切なものがない、と言えます。

 一方、「通話」はあまりしないし相手は家族がほとんどですから、家族割で通話環境も安くなるプランが望ましいです。
 よって、キャリアの最低料金プランで問題ありません。というかキャリアのプランが望ましいです。

 ではどうすれば?

・「機能」と「端末」を分離して考える
 原則として、キャリアのプランは“通話を質にした”料金体系と言えます(そもそも電話会社なので仕方ないですけれど)。
 なので、キャリアの呪縛から離れるためには“契約上の機能”として「通話」と「通信」を分離して考える必要があることになります。
 とすると、必然的に契約=SIMは2枚必要になりますが、現時点では「デュアルSIM端末」は一般的ではありません。
 ですので、端末は契約ごとに「通話端末」「通信端末」の2台は最低必須となります。バッテリ管理などの手間は増えるし持ち運ぶ総重量は重くなりますが、コストとのトレードオフでやむなしとします。
 ちなみに、SMSは音声ではありませんが「通話機能」です。

 一方、実運用に照らすと、「通話」と「通信」の“契約上の機能”に加え“アプリケーションとしての機能”として、通信によるアプリ=webやmailを実際に使うという意味で「ネット」を考える必要があります。

 よって、「機能」はみっつになります。「みっつの機能」を「物理的な端末…2台または3台」へ割り当てるワケですから、組み合わせとしては

  A.「通信」と「ネット」をセット ⇒「通信&ネット端末」+「通話端末」
  B.「ネット」と「通話」をセット ⇒「通話&ネット端末」+「通信端末(*)」
  C.「通話」と「通信」をセット ⇒不可
  D.「通話」と「通信」と「ネット」をセット ⇒不可
  E.セットにしない ⇒「通話端末」+「通信端末(*)」+「ネット端末」

*:必然的にモバイルルータとなる

の5通りが考えられます。
 が、本項の前提として「通信と通話は分離」という条件があるのでCとDは成立しません。
 Eは3台持ちとなりますが、今のところそこまで各機能の最適化に拘る必要はないと推察しますのでパスします。
 ということで、本稿では以下AとBの可能性について考えます。

・通話契約
 現状のdocomo(2年縛り)で考えます。
 \780で無料分がないXiより\980で\1,050分の無料分(通話も通信も)がつくFOMAプランの方がオトクでは。また、ファミリー割引もFOMAの方が充実してますし。なので、通話プランとしてはFOMAのままが望ましいです。
 Xi通話料金もFOMA無料分の家族間分け合い対象ですのでそれを上手く利用する手もありますが、ここではその検討は割愛します。

 15/09/24追記。-提供条件書「FOMA総合」- という文書(*)を見つけました。ポイントをメモしておきます。

・SSバリューは税抜き\934(5%時代に内税で\980と設定されたため)
・SSバリューの無料通信分\1,000は税抜き。8%なら\税込み\1,080分が無料となる
・通話料,SMS送信料,パケット通信料(iモード含む)などは無料通話分の対象
・SMS送信料は税抜き\3(受信は無料) #文字数によって変動するらしい
・0570(ナビダイヤル)は無料通信分の非対象
 (なのでナビダイヤル非対応電話向けの通常番号がある場合はそちらを使うべき)

*:https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/utilization/notice/document/foma_general_plan.pdf

 なお、「ファミ割MAX50(*)」だと以下の通りなので、家族間の通話はもともと無料通信分を使いません。家族間でもSMSは有料(割引なし)ですが、無料通話分対象です。
   ・メンバー(家族)間通話24時間無料,iモードメール無料
   ・指定の固定電話番号(普通自宅を設定)へは10%off
   ・メンバー間でもSMSは有料(割引なし)

*:https://www.nttdocomo.co.jp/charge/discount/family/benefit/famiwari_max/about/index.html

・通信契約
 キャリアを離れることができるのですから、MVNO-SIMを使う方向で考えます。というかそもそもそれが目的ですし。
 emobileやWiMAXといった選択肢もありますが、最低でも月額\3,000程度はかかります(「ほぼスマホ」なども含む)し、契約期間の縛りもあります。
 通信量は無制限というかほぼ気にしなくていいレベルなのがメリットですから、期間縛りを気にせず通信量が多いなら選択肢になりますが、今回は除外ですね。

 「通信端末」は常時携帯する「ネット端末」以外(ノートPCなど)からもアクセスできる方が望ましいです。
 とすると、MVNOを挿したdocomoスマートフォンをテザリングで「通信端末」化する案は不可となります。docomo端末は、テザリング時にAPNを自動的にMVNOからdocomoテザリング専用のそれに変更してしまうため(*)です。
 非公式手段による回避方法もあるようですが、機種依存性があったりOSバージョンアップなどで使えなくなる可能性がある方法は採用しない方針で考えます。
 加えて、スマホ+通信専用SIMの組み合わせにはバッテリ消費問題が絡んでくる可能性があるようです(後述)。

*:http://androck.jp/news/topics/docomo-smartphone-mvnosim-tethering/

・spモードの価値について
 ここで、docomo網を使うには必須のspモードについて考察しておきます。
 「通話」と「通信」の契約を分離するので、「通話端末」にはspモードも必須ではなくなります。
 「ネット」としては、spモード契約していないと使えないdocomoのサービスもいくつかありますが(詳細は別項)、それらが不要であるならspモードメールが使えなくなるのが一番の違いでしょう。しかし、「通信していなくても着信通知がくる」以外は通常のSMTPメールなので、その機能をどう考えるか次第と言えますね。
 ポイントは「着信通知は通話端末に来る。アクセスはネット端末で行う」点でしょうか。つまり、「通信機能」と「ネット機能」だけでなく「通話機能」も使うサービスなんですね。なので、「通話端末」と「ネット端末」を分離した案だと一手間かかることなります。通常最優先でチェックしているのは「通話端末」でしょうから。
 なお、通信に遠慮がなくなる前提なら、例えばGmailは通信していれば新着通知機能があります。

 コミュニケーションを一括管理するようなアプリには、spモードメールのやりとりもSMSみたいに表示するものもあるようですね。

・AとBのメリット・デメリット
 まず、mobileには重要な要素なので、ネット端末+通信専用端末(つまりモバイルルータ)の組み合わせにおける重さについて覚悟を決めておきます。
 「通話端末」は電話としての使い勝手は重視したいです。具体的には、胸ポケットに入れておいても違和感ないような重さ・形状には拘りたいですね。経験則的に120g台がギリギリかと。
 「ネット端末」はネットの使い勝手を考えると120g以上になってもやむなしでしょう。ディスプレイが大型になってバッテリも重くなるでしょうから。
 「通信専用端末」は100g以下のものもある想定とします(当然重いのもある)。

 上記を踏まえ、先に記した2案について比較してみます。


A:通話専用端末 + 通信&ネット端末
 (通話用スマホ + パケット通信するネット用スマホ)
  ・ネット端末としてふさわしい機種の新規調達は高コストなので初期投資は ×
    選り好みしなければその限りではありませんが、あくまでも
    「ふさわしい=気に入った」という意味で。
    だって通話用端末はガラケーでもいいし、ネット&通信端末はタブレットでも
    いいんですから。
  ・ネット端末としての使い勝手は通話を考慮しなくていい分だけ ○
  ・通話専用端末としての使い勝手はネット操作を考慮してなくていい分だけ ○
    だってガラケーでもいいんですから。
  ・1台体制からの重量増加分としては重め ×
  ・他端末からのテザリング ×
    ただし、別途モバイルルータを有していてSIMを差し替える猶予があるなら
    ×にはならない。
    その場合、通常はmobile環境で緊急にテザリング必須になることは
    まれであろうから、モバイルルータの初期投資分だけ×と言える。
  ・バッテリ消費問題が発生するリスクがあるので ×
  ・spモードメールとの親和性 ×
    spモードは通話端末で契約しますので、docomo網経由で認証するような
    ネットサービスは認証と利用が別端末になります。
    どころか、認証した端末でないと使えないサービスは事実上使用不可。

B:通話端末&ネット端末 + 通信専用端末
 (通話とネットをやるスマホ + Wi-Fi接続するモバイルルータ)
  ・通信専用端末(つまりモバイルルータ)の新規調達コストはネット最適端末より ○
  ・ネット端末としての使い勝手は通話優先の分だけ ×
  ・通話端末としての使い勝手は優先している分だけ ○
    それぞれの優先順位次第では○と×を逆にもできる。
    優先順位を変更する場合も端末1台変更するだけなので低コスト。
  ・1台体制からの重量増加分としては軽め ○
  ・他端末からのテザリング ○
  ・バッテリ消費問題発生のリスクはおそらくないので ○
  ・spモードメールとの親和性 ○


 上記を具体的に書き直すと、

・現時点において通話とネットそれぞれに最適の端末を使いたい場合はA(最適を突き詰めるほど高コストになる)
・現時点で最適でなくても将来的な自由度を優先する場合はB(既存の機種を流用することから始められるのも吉)

といったところでしょうか。

 以上、考えた結果、自由度・柔軟性を重視してB案で行こうと思います。「通話&ネット端末」としてとりあえず現有スマホを使って新しい通信環境を体験した後、もし端末買い換えたくなっても“買い換えるだけ”ですし。


■MVNOとモバイルWi-Fiルータ選定の前提知識

 さて、B案で行くことにしましたので、「モバイルルータ」と「MVNO」を選択導入しなくてはなりません。
 そのために収集した各種情報を記録しておきます。ただ、かなり難しいので間違いあるかも知れない点ご承知置きください。

 本項のみ「である」調にて。

・SIMロックとは
 ほとんどのMVNOはdocomo網を使っているので、元々“docomo網にロックされている”docomo端末はSIMロック解除しなくても使える。
 よって、「最初からSIMロックフリーの端末」や「SIMロック解除対応端末」でなければならないということはない。

・「docomoの端末ではテザリングできない」とは
 前述の通り、docomoのスマホはテザリングモードにするとAPNがテザリング専用のそれに強制的に変更される。ので、MVNOのSIMを使った通信は可能だがテザリングはできない。MVNOの対応端末一覧で「テザリング不可」といった表示はこのことを指している。おそらくUSBテザリングも同様と推定。
 docomo端末+docomo網MVNOの組み合わせにおいては、これが実質的な「SIMロック問題」と言える。
 モバイルルータではテザリングというかルーティングができないと意味がないのでこの問題はないのだが、対象が“docomo端末”とくくられて注記されている場合もあり、「だってルータがするのはテザリングじゃなくてルーティングなんだから敢えて書かなくたって対象外」とは正論なれど解りにくいのは確かだと思う。

・SMSとは
 簡易メールサービスだが、「パケット通信機能」ではなく「通話機能」の一部と考えた方が判りやすい。もちろんspモードに入ってなくても使える。
 逆に、通信用MVNOサービスは“通話はできない”ので原則使えない(DTIなどにオプションで使えるものがある)。

・spモードとは
1.プロバイダとしてのインターネット接続サービス
 基本はdocomoのmobile通信網に対応したプロバイダだと理解すればよい。
 例えば、パケ・ホーダイなどのプランはspモードというプロバイダ専用料金プランである。
 ちなみにMVNO契約にはプロバイダ料金も含んでいるので別途契約は不要。つまり、spモードはネットアクセスに必須ではない。
 しかし、以下のような事情に該当する場合は必要となる。

2.インターネットプロバイダとしての付加サービス
 もちろんspモード契約していないと使えない。
 「spモードメール」はプロバイダのメールサービスと理解すればよい。
 「docomoWi-Fi(公衆無線LANサービス)」などもプロバイダの付加サービス。
 アプリでは「しゃべってコンシェルのキャラ使用」「はなして翻訳」などのサーバで処理する音声認識関連が該当すると思われる。これらは“docomo網経由でなくてもspモード契約していれば”使える。具体的にはWi-Fiでの自宅回線経由やMVNO経由でOK。

3.docomo網経由でないとアクセスできないサーバを使うためのサービス
 2と似て非なるものとしてdocomo網経由でないとアクセスできないサーバ(のサービス)がある。この場合、spモードという“プロバイダを使うため”という理由ではなく“docomo網を使うため”にspモードが必須となる。
 A-GPS(アシステッドGPS)なるものが代表的か(*)。GPSで測位するまでもないようなアプリではこれだけで位置情報を得る機能らしい。当該機能を提供するサーバにはdocomo網からでないとアクセスできないものがあり、そのサーバを使う仕様になっているアプリがある模様(「しゃべってコンシェル」のエリアガイドなど)。GoogleMapはA-GPS機能を使うがdocomoサーバは利用していないらしい。
 他には「docomoドライブネットの認証」「docomoサービスをWi-Fi(docomo網以外からのアクセス)で使うための認証」などに同様の制約(docomo網経由でないとアクセスできない)がある。

*:http://www.shinoblog.com/2012/01/sima-gps_04.html

 つまり、spモード必須な理由として

  ・spモードの付加サービスを利用するため
  ・docomo網経由でしか使えないサーバ(のサービス)を利用するため

を区別して理解すべきと考える。
 一般的にはspモード契約はdocomo網を使うためのものだしdocomo網経由でないとアクセスできないサービスはほぼspモードの付加サービスであろうから区別する意味はないように思えるが、「spモード契約してもパケット定額系プランに加入しない=事実上docomo網をフル活用はできない」というケースも存在する…というか「B案でspモードサービスを使う場合」は正にそれに該当するので正しい理解をしておく必要がある。
 「docomoドライブネット」は、認証やメッセージBOX利用などはdocomo網経由でないとダメだが、通常使用はspモード契約があれば非docomo網経由でOK。というふうに、同じアプリでも条件が混在しているのでとても解りにくい。

 ちなみに、「spモードメールをWi-Fiで使う時のマイアドレス取得」や「ドライブネット認証」では30KB~50KBのdocomo網通信が発生している模様。認証後にアプリDLが始まってしまうケースもある。これらのアプリを使う場合はパケット料金に十分注意する必要がある。

 FOMAのパケット代は\0.21/pktである。FOMA\980プランの無料通話・通信料金\1,050分5,000pkt=640,000Byte以内で賄えるようにするのが理想であり、認証程度ならなんとかなりそうだが、上限がない状態なのでいつの間にかトンデモナイ量を使っていたなんてことにならないようにする必要がある。

・docomo網でパケット青天井にならないために
 青天井にならないための保険料として「パケ・ホーダイダブル」の\390払うという考え方もある。ただし、パケ・ホーダイに加入すると無料通話通信分はパケット代として使われなくなる。
 また、Android 4.0から(*)端末自身で通信量の警告と上限設定ができるようである。
 「設定」の「データ使用」でモバイルデータをONにすると、「データ使用サイクル期間」および「モバイルデータの制限を設定する」という設定が出現する。
 うまく設定すれば保険に使えるのではないか。警告は4MB、制限は6MBが最低量(MB単位。パケ・ホーダイダブル2契約にて)。
 実際試したところ、警告ラインを超えると通知領域に△工事マークが出る。データ通信をOFFにしても消えない(再起動しても消えない)。「制限する」のチェックを外しても消えない。警告ラインを消費量より上に上げたら消えた。webページ表示中に6MBを突破したところでポップアップが出てデータ通信停止した。一度制限にひっかかると、明示的に再開をタップしないと解除しない。
 月が変わったら(期間を超えたら)0時にリセットするのかと思っていたが、ついたち朝は前月のままだった。再起動しても変わらず。制限するのチェックをOFF/ONしても変わらず。しかし電源OFFして放置して夕方ONした時には当月になって通信量はリセットされていた(正確に言うとMy docomoでは114pkt使ったことになっている)。
 ちなみに月が変わったら最低設定値が「警告0MB、制限は警告+1MB」になっている。契約をダブル2からダブルに変更しているが、それによって下限は変動する???

*:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111219/376930/

 OS純正に限らず当該目的のアプリも存在するが、いずれも「端末の認識とキャリアの認識(実料金に直結)は一致しない可能性がある」点がややリスクと言える。

 docomo謹製の「一定額到達通知サービス(*)」も一定の保険になるかも知れないが、大量の通信する時は一瞬だから…

*:http://www.nttdocomo.co.jp/charge/online/limit/index.html

 万全を期すには、普段はAPをspモード以外(契約AP以外)にしておく手もあるか。

・バッテリ問題
 MVNOのSIMでスマホを使うとバッテリ消費が大きくなるという話がある。「セルスタンバイ問題」というらしい。
http://techlog.iij.ad.jp/archives/487

 理屈からすると、「音声(CS)を使えるようにするために(MVNOは音声が使えないのに)ずっとレジストレーションを続けるため」のようである。しかし、OSが制御する機能のようなのでおそらくルータには関係ないであろう(そもそも音声機能がない)。また、LTEは音声と通信の区別はないようなので、その面でも「LTEルータ」は問題ないのではないか。
 DTIのMVNOサービスにSMSオプションがあり、その効用に当問題改善が挙げられている(*)。SMSは通信ではなく通話(音声)機能と推定されるので辻褄は合う。

*:http://info.dream.jp/information/20130722_5494.html

 14/12/02追記:IIJの解析結果
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1412/01/news064.html


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