ハイレゾ領域の高音は再生されているか

14/11/02初稿

 最近ハイレゾ試聴についていろいろ考えている中で、

 ・本当にハイレゾな音源か
 ・試聴環境はハイレゾ対応しているか

を確認する必要があると思い、音源がハイレゾリューションかどうか調べる方法は自分なりに考えてみました。

 次は、再生環境がハイレゾに対応できているかです。
 ダイナミックレンジを確認する術は私などには思いつけないのでさておき、ハイサンプリングについては「20kHz以上の音って再生できてんの?」という疑問は昔からあります。
 現在ERIでは、プレーヤPCからHDMIでYAMAHA製AVアンプDSP-Z7に送り込みA-1VLで805Sを駆動、およびZ7のヘッドホンアンプでZENNHEISER製HD700を鳴らしています。HD650(11年当時)で実験したこともありました。
 このシステムはハイレゾ高音を再生できているのでしょうか?

 ADCとして一応SB-DM-PHDが手元にありますので、試しに測ってみました。

*:人工的加工音声の再生は機器を破損する可能性がありますので、ご注意ください。


■32kHzサイン波

 まずは判りやすいものでと思い、人工波形で行います。
 環境は以下の通りです。

・ソース:≪WaveGene1.50≫で32kHz/-10dBのサイン波を2496形式で作成
・プレーヤPC:E-350ベース自作
・プレーヤソフト:≪PlayPcmWin x64 4.0.64.0≫ もちろん排他WASAPI
・DAC:DSP-Z7 音量は-20.0dB(ふだんの値)
・ADC:Sound Blaster Digital Music Premium HD 2496で
・マイク:DSP-Z7付属のYPAOキャリブレーション用マイクEMX-251
・レコーダPC:Versa Pro(ノートPC) ACアダプタは接続せずバッテリ駆動
・スペクトル表示&録音ソフト:≪WaveSpectra1.50≫ 排他WASAPI

 マイクは当然20kHz以上の帯域採取を保証するような代物ではありませんが、なにはともあれやってみようということで。

 生成したファイルの直接スペクトルはこんなカンジです。

32kHz再生:データスペクトル

・Z7のヘッドホン出力
 まずはヘッドホン出力をライン入力に突っ込んで。どきどき。

32kHz再生:HD700をZ7マイクで採取

 おお、意外とハッキリ再生してるモンなんですね。ちょっと驚いたと同時に、DSP-Z7はヘッドホン出力に変な手抜きしてなさそうだと判ってちょっと安心(笑)。

・HD700
 次は、そのヘッドホン出力を「実際に音波にできてるか」です。
 対象のHD650とHD700のスペックはハイレゾOKと考えていいと思います(HD650はもう手元にありませんが)。

・HD650:http://www.sennheiser.co.jp/sen.user.Item/id/7.html  10~39,500kHz
・HD700:http://www.sennheiser.co.jp/sen.user.Item/id/897.html 15~40,000kHz

 先入観としては、マイク性能も仕様外ですしADCも高級品じゃありませんから、32kHzの音なんて採取できるのか疑問でした。
 そもそも実際に鳴るのかすら半信半疑だったのですが、HD700のイヤーカップに突っ込んでスペクトル見てみると

32kHz再生:Z7ヘッドホン出力をSBDMPHDで採取

再生してる… ていうか音採れてる…

 マイク遠ざけるとレベル小さくなりますし、再生システムと録音システムは全く電気的には繋がっていません(前述の通り録音側はバッテリ駆動)ので、ノイズ回り込みなどではないと思います。もちろん32kHzはマイクの仕様外でしょうけれど、反応はしてるってことですね。
 これは意外… 何事もやってみるモンですねぇ。

・Nautilus805Sツィータ
 気をよくして(?)、スピーカの音も拾ってみました。ツィータにマイクくっつけて。
 Nautilus805Sのスペックは42~50kHzとなっています。

32kHz再生:805SツィータをZ7マイクで採取

 おお、こちらも再生してます。スペックに偽りなし(笑)。

・試聴位置
 では、いつもの試聴位置まで届いているのでしょうか。

32kHz再生:試聴位置(どまんなか)をZ7マイクで採取

 へええ、結構届いてるようです。


■ハイレゾ音源

 こうなると、普通の音楽ではどうなのかも確認したくなります。32kHz/-10dBのサイン波はスペック確認にはいいでしょうけれど音楽再生とは無縁ですもんね。
 そこで、「ハイレゾ音源に有意な高域は入っているか」を確認させてもらった「HPFをかけたe-onkyoのハイレゾサンプル」を再生してみました。
 ただ、この帯域のこの音量レベルの音声再生は無理な可能性も高いと思いましたので、≪SoundEngineFree5.02≫でノーマライズしたファイルも用意。
 音源以外の環境はサイン波と同じです。

・Z7のヘッドホン出力
 ノーマライズしていない音源ですが、なんとか反応してます。へぇ~

HPF再生:Z7ヘッドホン出力をSBDMPHDで採取

 ノーマライズ音源はよりハッキリ反応しました。

・HD700
 こちらは残念ながらノーマライズしていない音源には無反応(ていうかADCのフロアノイズ以下?)。
 ノーマライズ音源なら

HPFノーマライズ再生:HD700をZ7マイクで採取

・Nautilus805Sツィータ
 ノーマライズ音源を、サイン波と同じくマイクをツィータにくっつけて。

HPFノーマライズ再生:805SツィータをZ7マイクで採取

 なお、ノーマライズしていない音源にも微かに反応していました。
 さすがB&W自慢のチョンマゲツィータ。そもそも“ツィータ”は高域専用スピーカですから、そのツィータでの再生は基本的にワンウェイであるヘッドホンより有利なのは当たり前かも知れません。

・試聴位置

HPFノーマライズ再生:試聴位置(Lchのみ再生)をZ7マイクで採取

 上記の通り普段の試聴位置でも反応。ノーマライズ音源です。非ノーマライズ音源はさすがにダメでした。

 となると、今度は「これってどんな音なのか」確認したくなります。ただのノイズだったらしおしおですから。
 そこで、この音を録音、≪Wavosaur x64 1.1.0.0≫で24kHz以下カットのHPFかけたファイルを作成。以下がそのスペクトルです。

HPFノーマライズ再生:試聴位置(どまんなか)をZ7マイクで採取→HPF

 このファイルをノーマライズして0.5倍速再生したら、リズムとって聞こえました。少なくとも実験過程で発生したノイズではなさそうです。

 なんかちょっと感動。
 そもそも可聴周波数帯ではないことに加え、音量的にも音源としてノーマライズしたものを録音後にさらにノーマライズしていますから通常とは全く異なる音ではありますすが、1メートルちょっとの空間を超えてツィータから試聴位置まで音源ファイルに入ってる高音が届いてるんですねぇ。
 「実際には何も聞こえない空間で録音した音」を聞くことができるって不思議なカンジです。


 ということで、「現システムにおけるヘッドホン再生およびスピーカ再生は20kHz以上再生可能である」と言ってよさそうです。DSP-Z7自体(プリ部?)はBDなどのハイレゾ対応ですから問題ないのは当然ですが、アンプ部(特にヘッドホンアンプ)およびヘッドホン&スピーカ(パワーアンプ含む)の性能を実際に確認できた、のは良かったです。
 何か間違ってることあるかも知れませんが…(やや不安(笑))

 もちろん“音質”は考慮していません。繰り返しますが、「元々音源ファイルに入ってた高域を再生しているか(ノイズではなく)」のみの確認です。
 音質、確認する術ありませんし(笑)。


■今そこにある機器

 ちなみに、当実験におけるUSBケーブルやアナログケーブルは“フツー”のものを用いました。
 また、マイクもいくつか試してみましたが、こちらも普通のものでも意外と反応するみたいです。
 ので、アリモノを使って自システムの能力はどうなのか試しに測ってみるのもいいかも知れません。

 ADCなんてない…かも知れませんが、実はデスクトップPCオンボードサウンドのMIC-INやLINE-INでもイケそうです。
 私が現在メインPCにしているGIGABYTE製Z67マザー(Realtek ALC889)のMIC-INは192kHzサンプリングまで対応しており、HD700の32kHzサイン波を拾えることを確認しました。
 当実験には音質あまり関係ありませんので、オンボードサウンドでも有用だと思います。

 ≪WaveSpectra 1.50≫の排他WASAPIデバイス使用可能フォーマット

MIC-INスペック


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そのハイレゾ音源はハイレゾリューションなのか確認する

14/10/13初稿

 ハイレゾに関する試聴する際には、そもそも「本当にハイレゾに足る情報量を持っている」ハイレゾ音源をもってする必要があります。「非ハイレゾ音源」を作って比較する記事にも記していますが、元にするハイレゾ音源は「フォーマットがハイレゾ」なだけでなくハイレゾとして有意義なデータでなくては意味がありません。
 でも、それってどうやって確かめればいいのでしょう。“聴いて確認”では本末転倒ですもんね(笑)。

 さて、ハイレゾフォーマット(本稿ではLPCMのこととします)のパラメータは「サンプリング周波数」と「ビット深度」です。
 このふたつについて「ホントにハイレゾか」の確かめ方を考えてみました。

 ハイレゾ音源は2496として記します。


■サンプリング周波数:高域入っているか見分ける方法

 単純にフォーマットを活かしているかの確認方法として記しますので、「ハイレゾの効果はCDを超える高域が含まれること」の是非は置いて考えます。
 あったらあった、なかったらなかったで、その意味は別途考えることになるでしょう。

・スペクトルを見る
 とりあえず、≪WaveSpectra≫などのスペクトル表示ソフトで「24kHz以上の音が含まれているか」を確認するのが第一歩ですよね。
 22kHzくらいで急峻に減少している場合はCDっぽいLPFがかかっていることになりますので、出自を確認した方がいいかも知れません。
 また、再生時に「ちょっとでも倍音のピークが立つ」とか「20kHz以下と連動してレベルが変化する」といった点も確認するといいと思います。

・確認ファイルを作る
 しかし、LPFがかかっておらず高域があったとしても、それは「ノイズではない」有意な音でないと“高域が入っている”とは言えないでしょう(「ノイズでも効果がある」といった説は別の議論になると思います)。
 よって、24kHz以上の帯域にある音の有意性を確かめる必要があります。
 そのためにはどうすればいいか考えた結果、「周波数成分が24kHz以上のみのファイル」を作って聞いてみることにしました。
 方法としては以下の2種類を考えました。

(1)HPFで24kHz以下をカットする
 ただし、普通HPFは低域をカットするのに使われるためか、この加工がマトモに動かないソフトも多いようです。
 フリーの波形加工ソフトでは、≪Wavosaour≫のHPFがちゃんと24kHzのHPFとして動作するようです。

(2)2448にダウンサンプリングして24kHz以上の情報をカット → それを2496にアップサンプリングし「なんちゃって2496」を得る → 「なんちゃって2496」と元の2496を反転mixする

 リサンプルしてもサンプル位置はズレないと思いますが、≪SoX Resampler0.8.3≫でx0.5x2した結果とオリジナルを≪Audacity≫で並べ、時間軸を拡大して比較し、ズレは発生していないことを確認しました。
 また、SoXで作った「なんちゃって2496」には24kHz以上の有意な音は生成されていませんでした。

 これによって24kHz(付近)以上の帯域しか入ってないWAVファイルを得ることができました。

 以下、≪foobar2000≫に関する記事で用いたe-onkyoの2496ハイレゾサンプルにつき、「≪Wavosaur x86 1.0.8.0≫にて24kHzをスレッシュにしたHPFかけたスペクトル」です。

Souvenir2496HPF.png

 24kHz以下(ナイキスト周波数以下)にも若干周波数成分残っていますが、気になる場合はもうちょっと高いスレッシュに設定してもよいでしょう。

・確認ファイルを聞く
 当然、これを普通に再生しても何も聞こえません。
 そこで、次のような再生を行います。≪SoundEngineFree≫などで実施できます。

step1.音量を上げる
 高域はもともとピークでもほとんど聞こえない音量しかありませんのでブーストします。今回は「有意な音が入っているか=ノイズじゃない音か」が判ればいいので、精度などはあまり気にする必要はないと思います。
 波形編集ソフトでノーマライズするのがカンタンでしょう。

step2.周波数を低域にシフトする
 ノーマライズしたまま再生速度を変えて再生すればOKです。例えば0.5倍速再生にすれば24~28kHzの帯域は12~24kHzに下がってきますので、高音として聞こえるようになります。

 これで「このハイレゾ音源には“CDを超える有意な高域音声”は入っているか」を聞いて確かめることができます。
 もちろん楽曲には聞こえませんが、元ファイルと同じリズム(特に高音の楽器)を刻む音が入っているか否かは確認できると思います。ナンでしたらDTMソフトや≪Audacity≫などにように複数ファイルを同時再生できる環境で「リズムが同期しているか」を確かめることもできます。
 リズムが確認できたなら、少なくとも「ノイズ以外の音も入っている」とは言えると思います。もちろん、それがどこまで有意義な音(録音時からある音? 機器の仕様上保証された音?)なのか確認する術はありませんが。

 上記e-onkyoサンプルは、24kHzと30kHzをスレッシュにHPFしたファイルで「リズム刻んでいる」ことが確認できました。

 繰り返しになりますが、最初に記した通り、高域の有無だけがハイレゾの価値かどうかについては別問題として本稿は記しています。

 ちなみに、しかるべき性能のADCによってデジタル化すれば「アナログレコード音源」を「ハイレゾ音源」とみなして同種の確認することも出来るのでは、なんて密かに思ってるんですけど…


■実験注意

 本項15/01/17追記。
 初稿に以下のように書きました。

> ただし、HPFのフィルタやリサンプリング処理や再生速度変更処理によって何らかの高域音声が
>生成されてしまっている可能性も否定はできません。
> ただ、ふたつの方法で作ったファイルがほぼニアリーな音になったことなどから、とりあえず、
>その影響“だけ”で何か聞こえているのではないと想定しています。

 甘かったです(苦笑)。その後、以下のような挙動が確認されました。

・≪SoundEngineFree 5.02≫で可変速再生すると、「1.0倍以上」にしても音が聞こえる。
・24kHzカットオフ設定のHPFだと24kHzのやや下までは残ってしまうので、念のため≪Wavosaur x64 1.1.0.0≫で30kHzカットオフしたファイルを生成して同様な再生してみると、0.5倍や1.0倍では何も聞こえない。逆に0.4倍や1.2倍などにすると聞こえる。

 この現象から、以下のことが想像されます。

・可変速再生は一種のリサンプリング処理であり、付帯音が生成され、上記の場合それを聞いている可能性が高いのではないか。
・0.5倍速では「サンプルを単純2倍」にしているためリサンプリング処理による付帯音がない状態なのではないか。
・ということは、24kHzあたりの周波数を1/2にした12kHzは聞こえたけれど、30kHzの半分の15kHzは聞こえなかったということではないか。

 とすると、30kHz以上の高域を確認するためには、1/3倍速程度の低速再生を“リサンプリングせず”実現する必要があります。加えて言うと、同じ理由でWindowsAudioEngineによるリサンプリングも避けたいので、排他WASAPIによって再生することが望ましいです。
 それを満たすため次の方法を考えて確認してみました。

・Wavosaur x64 1.1.0.0≫で30kHzHPFかけた2496ファイルを、バイナリエディタでヘッダ情報を書き換えることにより24bit32kHzのファイルに“変換”。
 これで「30kHz以上」は「10kHz以上」になります。これなら聞こえるハズ。
・≪SoundEngineFree 5.02≫でノーマライズ。
 Impulse波形を同処理し、当該処理ではフィルタ演算は行われていない(単純にレベルが上がるだけ)ことを確認。
・≪ WAVEフォーマット変換プラス 1.02≫の“単純間足し”で2496化。
 排他WASAPIで再生するためにはデバイスネイティヴフォーマットである必要がありますが、32kHz、64kHzは非対応なので96kHzに。
 バイナリエディタで同サンプルが3個続いていることを確認(フィルタ演算なしでサンプリング周波数変換)。
・≪PlayPcmWin x64 4.0.72.0≫で排他WASAPI再生。

 これならリサンプリング処理はどこにもなく、フィルタ演算による付帯音は発生していないハズです。
 できたファイルのスペクトルはこれ。16kHz以上にイメージングノイズが付加されていますが、フィルタ演算で生成されたものではないので今回の目的においては無視していいでしょう。

30kHzHPF 2432 nrm WCPx3

 ただのノイズではなくリズムのある音に聞こえました。完璧な方法とは言えませんがひと安心(笑)。

 参考までに、2496ファイルをリサンプルなく1/3倍速再生となる2432ファイルに“変換”するために書き換えるWAVファイルのヘッダは以下の反転部分です。

2432ヘッダ

 元の2496ファイルでは「00 77 01 00 00 CA 08 00」となっているハズ。WAVヘッダの意味はこちらです。

 なお、波形編集ソフトは“目的以外の処理も明示せず行う”ことがありますので注意が必要です。
 ノーマライズ処理に使った≪SoundEngineFree 5.02≫はリンク先記事で問題ないことを確認しています。切った貼ったではありませんが、おそらくノーマライズ処理でもそれ以外のことはしていないと思います。 

 HPFで何かくっついてきてたらやむなしです。


■ビット深度:24bit有効か見分ける方法 ⇒ 改めピーク潰れしてないか確認する方法

 「24bit有効かどうか」 ズバリ、これはワカリマセン(笑)。
 周波数のようにファイルをいじって、下位8bitが元々有意なデータなのか? 演算によって生成された“小数点以下”なのか? を見分けるのはたぶん無理だと思いますので…
 ですので、できることとしたら「コンプかけすぎてないか」「クリッピングしてピーク潰れていないか」を確認する程度かと思います。
 ≪Audacity≫でクリッピングチェックするのが一般的でしょうか。
 ただ、それにも以下のような点に注意が必要でしょう。

・「昆布」や「海苔」の見え方は時間軸で変わる
 曲の長さによって時間軸のスパンが変わるので、同じ表示領域なら長い曲は圧縮されているため「昆布」や「海苔」に見えやすいでしょう。表示の密度に留意する必要があると思います。
 また、当たり前ですけれど、「無理にコンプかけたワケではなく、もともと全体の音圧が高い音楽」もあると思います。

・「クリッピングを検出」したからといって必ずダメなワケではない
 例えば以下のような波形(*)では、ピーク1サンプルだけが天井にドンツキしているので検出されていますが、波形が崩れているとは言い難いでしょう。

*:≪Audacity 2.0.6≫、クリッピング検出は「開始閾値」「停止閾値」どちらも1にて。それぞれ「この数だけピークドンツキになったらクリップ開始とみなす」「この数だけドンツキじゃなくなったらクリップ終了とみなす」という設定だと思います。
 「クリッピングを表示」はおそらく検出のデフォルト設定「3&3」ではないかと思います。この場合、ドンツキ連続3サンプルでクリッピング認定しますが3サンプル以上連続ドンツキしなくならないとひとつのクリッピング終了とは見なされません。「of」は、「ドンツキサンプル数 of そのクリッピングの総サンプル数」という意味だと思います。

クリップしてるけど潰れてない例

 CD音源ですが事情の例示としては問題ないですよね。 

 また、そもそも16bitや24bit分のダイナミックレンジはなるべく使い切った方がよいワケですから、「楽曲のほんの一瞬だけ突出したピークがある」ような場合、敢えてそこをクリップさせても全体のレベルを上げた方が総合的によいと判断したマスタリングもあり得るでしょう。

・「クリッピングを検出」していないからといって必ずピーク潰れしていないワケではない
 例えば以下ような波形です。

クリップしてないけど潰れている例

 クリップ表示は出ませんし最大音量も-0.07dB(≪SoundEngineFree 5.02≫にて)ですが、最大音量波形としては潰れていると見えます(こちらもCD音源)。
 ただし、潰れているから必ずダメというものでもないでしょう。


 以下は、あるハイレゾ(2496)女性ヴォーカルの最大音量(-0.10dB)あたりの波形です。

クリップしてないし潰れてない例

 最大音量あたりでもピークは超えず滑らかに変化しているように見えます。
 波形を覗いてこのようなカンジだったら、ビット深度方向に関しては“丁寧なマスタリング”されている音源、と判断していいのではないかと思います。24bit=144dBもありながら(無意味に)ピーク潰すマスタリングされていたら、それは高音質なハイレゾ音源とはちょっと思えませんので、一応判断基準になるのでは。

 多分に感覚的ですが、ビット深度についてはこのような判断方法しか思いつかないですゴメンナサイ。


 上記の方法には何か間違いあるかも知れません。が、ハイレゾ関連の比較試聴する場合は、自分で納得した何らかの「ファイルの素性確認」した方がよいのでは、と思っています。


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「ハイレゾフォーマット」の音質向上効果を比較試聴するには

14/09/27初稿

 「ハイレゾは音がいいのか」という議論ありますよね。
 ですが、CDとハイレゾ配信では同じ曲でもマスタリングから異なっているケースが大半でしょう。ならば違って聴こえるのは当たり前ですから、その差が「判る・判らない」や「どっちが良い悪い」という評価結果が示すものは「ハイレゾというフォーマットの効果」なのか「マスタリングの違い」なのか判然としません。

 ので、標題のためには「フォーマットがハイレゾリューションなことによる効果」“だけ”を比較試聴する必要がありますが、結構いろいろ考えることがありましたので、以下に記しておこうと思います。
 ただ、「ハイレゾだからこそ、そのマスタリングをしている」という関連性もあり得ますので、厳密に言えば両者は切り離せず、純粋に“だけ”の比較は無理とは思います。


 とりあえずLPCMについて。DSDは事情がまるで違いますのでここでは除きます。
 ハイレゾは2496、非ハイレゾは1648として記します。
 CDの1644は1648とニアリーでしょう。32bitや192kHz、44.1kHzなどは応用編と考えていいと思います。

 データ量が異なればシステム動作が異なるので、それによる影響も考えられます。本Blogでは、一応
「マスタリングが異なればDAC動作モードが同じでも違って聞こえるか=マスタリングから違うことは解る」
「マスタリングが同じでもDAC動作モードが異なれば違って聞こえるか=2448を1648に変換して比較、2496を2448に変換して比較…解る気がするけどすごく微妙」
ということは以前比較試聴しています。
 上記記事の前半は結構昔なのでナンですが、後半は本項の内容を踏まえたものです。


■比較ソースを準備する

 さて、理屈はいろいろありますがそれはさておき、ハイレゾフォーマットの効能を実際に聴いて確認したくなったとします。

 上述の通り「入れ物の効果」だけを比較するには「CDリッピングとハイレゾ配信の比較」ではダメでしょうから、出自の明確な音源を自ら準備した方がよいと思います(*)。
 以下、その方法をちょっと考えてみます。

*:プロが作成して出自を明確化していて比較に足る音源も存在するかも知れませんが、特殊事例だと思いますので。

・アナログをデジタル録音して得る
 ひとつのアナログ音源からふたつの同型デジタル録音装置に同時にInputして、録音パラメータ変えて記録すれば一応出来るでしょうか。機器のバラツキが無視できるレベルであること、ADCに入る前のアナログ品質に差がないことが条件になりますけれど。
 ひとつの録音装置で同時ではなく2回に分けて録音してもいいかも知れませんが、アナログ音源(例えばレコード再生)の品質を2回同一に揃える必要があります。それなりに難しい気がします。
 また、この方式の場合、デジタル面でも、録音装置の「フォーマットごとの音質」について理解しておく必要があると思います。
 DACと同じく近頃のADCはΔΣ型じゃないかと思いますので、出力設定に依らず一旦1bitDigital化し、それを設定に基づき1644や2496などのLPCMに変換しているのではないでしょうか。とするなら、その「1bitDigital→LPCM変換」における性能差も影響するかも知れません。なんとなくですが、いいADCになればなるほど16bitより24bitや32bitなどの方にオプティマイズしてあるような気がします。今時「入り口から16bitで録る」ケースは少ないでしょうから。極論すると、もしかすると48kHz未満や16bitなどは“オマケ”かも知れません。
 ですので、例えば、「録音した2448を以下に記すデジタル加工方式で1648に変換してネイティヴ録音の1648と比較」するなどして、まずADCの素性を把握しておいた方がいいような気がします。

・デジタルをデジタル加工して得る
 ということで、アナログソース録音方式はアナログ面でもデジタル面でも結構難しい気がしています。
 ですので、ERI的には「ハイレゾ音源を入手し“非ハイレゾ音源”に加工して比較試聴」するのがよいのでは思っています。
 ただし、

 ・「ハイレゾとしてちゃんと高音質」な音源であること
 ・「ちゃんとした性能を持つ・素性が判明している加工ツール」を使うこと

に留意する必要があるでしょう。

 さて、LPCMフォーマットのパラメータは「サンプリング周波数」と「ビット深度」のふたつあります。ふたつのパラメータは独立していますので(マスタリング的な観点ではなく純粋にフォーマットとして)、以下、それぞれ別に「非ハイレゾ化」手法について記します。
 もちろん一例として、です。


■デジタル加工法

・ビット深度を縮小する方法
 24bitを16bitに変換するにはどうしたらいいでしょう?
 「入れ物のサイズ」の効果を比較するためには、24bitの下位8bitを単純カットするのがよいのではと思います(もちろんサンプリング周波数は変えず)。
 カット後の最下位ビットを“そのまま”にすべきか“カット時の演算結果を反映”すべきかはやや議論があるかも知れませんが、フォーマットの比較試聴という意味では誤差と判断していいと考えています。

(1)S/PDIF録音
 S/PDIF信号を録音できる機器でのデジタル録音において、録音ソフトである≪RecPcmWin(1.0.4 x64)≫の特性を利用した例です。
 ハード的に下位8bitを無視しますので確実なのが魅力ですね。上記記事の通り、逆に下位8bitを単純ゼロ詰めすることも出来ます。
 改めて、下位8bitが単純カットされていることをバイナリエディタで確認しました。
 上が2448、下がそれを1648録音したものです。

2448.png

2448を1648録音

 例として反転したサンプルでは、下位8bitのE6hがカットされているのが判ると思います。
 なお、以下に示すPlayPcmWinの出力ビット深度設定機能で、再生側で操作することもできるでしょう。

(2)≪foobar2000≫でファイル化
 Convert機能「Output bit depth」を16bitに設定してファイルに書き出す方法です。う~ん、カンタン。
 なぜ波形編集ソフトなどでの変換ではないのかというと、それらソフトは結構、意図せぬ加工をすることがあるようだからです。

 当然ですが、DSP処理、DitherなどはすべてOffします。
 v1.2.9の設定画面です。

fb2k-convert.png

 こちらは下位8bit単純カットではなく“四捨五入(?)”されているようで、16bit化したサンプルの最下位ビットは24bit時と同じにはならないようです。例えば、6Ehをカットした場合はそのままですが、E4hをカットした場合は+1になっていました。

(3)≪WAVEフォーマット変換プラス≫で変換
 上記を書いた後見つけたフリーソフトウェアです。
 下位8bitを単純カットしてくれます。それ以外の加工はないことをバイナリエディタで確認しました。録音したりする必要ありませんでしたね(苦笑)。
 ていうか、このソフト素晴らしいです。詳しくは後述。作者様ありがとうございます。

http://dreamthemetropolis.sitemix.jp/page/blog/wave_999c/wave_999c.html

・ダウンサンプリングする方法
 96kHzを48kHzにするにはどうしたらいいでしょう?

(1)≪foobar2000≫でファイル化
 リサンプリング専用ソフトを用いるのが王道かも知れませんが、使い慣れた≪foobar2000≫のSoX Resamplerを使うのが簡単では(Convert機能でファイル化)。リサンプラとしても定評ありますし。

(2)≪WAVEフォーマット変換プラス≫で変換
 ビット深度縮小でも紹介したソフトウェアですが、なんとなんと、“単純間引き”でダウンサンプリングします。エイリアスノイズ除去のためのLPFかけていないのでノイズを含むことになると思いますが、「何のフィルタリングもしていない単純にサンプル数の少ない音源」という比較対象として貴重かと思います。

・得られた「非ハイレゾ」ソースの有意性について
 「ビット深度縮小」はほぼ問題ない気がしますが、「ダウンサンプリング」の方は(普通は)フィルタリング演算によってリサンプリングするワケですから、最初から48kHzでサンプリングされた場合より音質的には不利でしょう。が、前述した通りサンプリング周波数またはビット深度どちらか“のみ”をパラメータにした比較ソースを準備することは素人には難しいですよね。そういう意味では簡易比較になっちゃいますけれど、「16bitや48kHzという非ハイレゾの入れ物」と「24bitや96kHzというハイレゾの入れ物」とのフォーマット比較ならば充分有意ではないかと思っています。


■ハイレゾフォーマットだけどハイレゾリューションではない音源を作る

 ハイレゾの音質について「マスタリングから違う」と同じく疑問なのが「DAC動作が違う」という点です。2496は単位時間あたり1644の3倍以上のデータ量があるワケですから、DACシステムの忙しさは間違いなく異なるでしょう。それによる音質変化の影響はないのでしょうか?
 ズバリそれを確認できるかはワカリマセンが、「DACにとっては24bitや96kHzだけど情報量としては16bitだったり48kHzだったり」するファイルがあればDAC動作は同じだけれど有意なデータが違う場合の比較ができます。
 以下そういうファイルの作り方です。

・なんちゃって24bitを作る
 16bit音源の下位8bitを単純ゼロ詰めすればいいワケです。ビット深度とプレーヤ設定について考えた時の知見でS/PDIF録音する方法は持っていたのですが、前述の≪WAVEフォーマット変換プラス≫を使うのがカンタンです。16→24bit化すると下位8bitは単純ゼロ詰めされます。元の上位16bitはもちろんそのまま。
 24bit音源を16bit化して24bit化すると、「24bitフォーマットだがビット深度レゾリューションとしては16bitしかない」ファイルができます。

・なんちゃって96kHzを作る
 ビット深度と同じような理屈で言うと「同じサンプルを2個づつ並べたもの」になるでしょうか。これも≪WAVEフォーマット変換プラス≫で96→48→96kHz変換するだけでOK。このソフトはアップする際は「同じサンプルを繰り返す」のですが、アップサンプリングとしては「零次ホールド」という手法になるようです。
 これだと“イメージングノイズ(24kHz以上の折り返しノイズ)”が含まれる音源になるようですが、「96kHzフォーマットだが周波数レゾリューションとしては48kHzしかない」ファイルを得ることができます。

 上が2496のオリジナル。それを48kHzにして96kHzにして、16bitにして24にしたのが下です。1.02にて。

WCPオリジナル

WCPダブル変換

 オリジナルのステレオサンプル1個めと2個目は「L:24E209,R:EF5C0C」と「L:0C0B0B,R:FBF30D」です。
 変換後は「L:00E209,R:005C0C」と「L:00E209,R:005C0C」になっているのが判ると思います。下位8bitがゼロ詰めされ、同じサンプルが繰り返されています。


 ステレオのサンプルはWAVEファイル内に交互に並んでいるのを利用する方法:LchをRchにコピーしたステレオファイルを作り、ヘッダを「モノラルの96kHz」に書き換える。Rchも以下同じ。二つのモノラルファイルを合成してステレオにする。
 って手法を考えたんですけど無駄でした(苦笑)。


■比較再生時に注意すること

 ネットワークプレーヤなど専用機では問題ないかも知れませんが、PCなどから再生する場合はプレーヤソフトやAPIなどの設定に注意する必要があります。

・API
 例えば、Windowsオーディオエンジンを通したら、変換機能によって出力はそこで設定されているサンプリング周波数やビット深度に“統一”されてしまっているハズです。そもそもWindowsOSのリサンプラを通した時点で音質的にはアウトですよね。Windowsなら排他WASAPI、ASIOなどのビットパーフェクトが保証されているAPI使用は必須です。
 ちなみにですが、これは録音時も同様です。

・出力ビット深度
 また、プレーヤソフトの出力ビット深度設定も適切に行う必要があるでしょう。でないと、24bitのつもりで16bitしか出力されてなかったりということになります。これは結構盲点では。
 再生のたびに設定を変更して…というのでは、試聴間隔が空いてしまうため比較が難しくなります。ですので、「異なるフォーマットの連続再生でもファイルのフォーマットに合わせて出力フォーマットを曲ごとに自動的に変更」してくれるプレーヤソフトが必要になりますが、実は希少ではないかと思います。例えば、リンク記事の通り≪foobar2000≫ではファイルの仕様でビット深度は変化せず出力設定固定になるようです。
 自動変更してくれるソフトとしては≪PlayPcmWin≫でしょうか。念のため、“連続再生でも”自動変更してくれているか確認してみました。4.0.64.0 x64にて。
 ビット深度は明確に「自動選択」が可能になっています。1648と2448ファイルの再生を上記手法にて2448でS/PDIF録音し、前者は下位8bitがゼロ、後者は有意であることを確認しました。
 サンプリング周波数についてはDSP-Z7の表示が曲ごとに切り替わるのを確認しました。

・アナログ性能
 もちろん、それなりのシステムじゃないと違いは判らないと思います。例えば、極端な例ですが、CDからAAC128kbpsで取り込んだファイルと無劣化WAVで取り込んだファイルの違いが判らないシステムでは無理じゃないかなと。
 もうちょっとメンドクサイのがシステムチューンかも。かなりハイスペックなシステムでも、「海苔CDに最適化」してたりすると、海苔になってないハイレゾには「ヴォーカルが引っ込んじゃっておとなしすぎ」とかネガティヴな評価が出るかも知れません。

・「ハイレゾ対応」とは何か
 いろいろなオーディオ機器で「ハイレゾ対応」が謳われています。電源ケーブルにもあるそうです。
 “対応”には、「ハイレゾフォーマットの音楽ファイルが再生できる(扱える)」という意味と、「ハイレゾ再生に足るアナログ性能を有している」というふたつの意味があると思います。
 例えば、2448までしか受け付けないDACでもソフトやDSPでリサンプリングすれば2496でも24192でも再生は可能です。
 その機器が言う“対応”の意味は何か、正しく認識する必要があるでしょう。


 以上、逆に言うとハイレゾフォーマットの音質に関する批評を正確に咀嚼するためには、「何と何を比べたか」「どんなシステムで聴いたのか」「ちゃんと設定されていたのか」という情報が必要でしょう。

 また、念のためですが、上述した通り厳然と存在するであろうマスタリングの違いにも、「ハイレゾにデータ増量しただけで元ソースが低音質なのでCDと差がつかない」「ハイレゾがいいというよりCDが昆布とか海苔とか低音質すぎただけ」といった要素もたくさんあるようですから、そういった点も考慮しないといけませんよね。
 「mp3と聴き比べ」なんてのも紛れてるかも…


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miix2でWindowsをモバイルする:ソフト編

14/08/30初稿

 先にハードウェア的な情報をまとめましたが、続いてソフトウェア的な観点から。


■どんなソフトウェアか

・OS
 右下にBuild番号9600が出てますけど“壁紙の画像”です。
 アクティべーションされてませんでした。
 ネットにつないだら自動的にアクテベされました。
 最初は「更新プログラムはない」と出てたんですが、しばらくネット接続していたら18個DLしてました。
 本稿時点では「Update」バージョンになっています。

・Baidu-IME
 デフォルトIMEになってました。のでネットにつなぐ前に削除。
 このあたり「IBM」じゃなくて「lenovo」なんですねぇ。なんてしみじみ。

・Veriface
 顔認証ですが、これも速攻削除しました。使わないしバッテリなどの問題あるみたいなので。

・McAfee
 契約期限が14/03/26でした。起動したのは03/27です。すでに切れてますがな(苦笑)。
 どうも製造年月日が14/02/24のようで、インストールされたのもその日になってます。そこから30日ということのようです。意味ないぢゃん。
 スキャンなどの機能は動きますが更新はできない模様です。
 アンインストールしました。

・KingSoftOffice2013
 30日間の体験版。さっくりアンインストール。

 IEってホームURLを複数登録できるんですね(別タブで開く)。デフォルトでmsnとlenovoのタブが開きます。


■画面デザイン変更

 さて、兎にも角にも、まずは「8inchのフルWindows画面」を見やすく使いやすくしましょう。

・画面解像度
 コントロールパネル「ディスプレイ」の画面解像度設定は初期値では「小」でしたが「中125%」にしました。
 「すべてのディスプレイで同じ拡大率を使用する」のチェックをハズすと出てくる倍率設定スライドバーは、グレーアウトしていて動きませんでした。

・テキストサイズ
 コントロールパネル「ディスプレイ」でテキストサイズを変更すればデスクトップ画面のタッチ操作もしやすくなります。同時にバーの幅も広がりますので。
 しかし、常時表示されているもの(タイトルバーなど)を大きくすると作業領域を圧迫する点はバーターとなります。一方、右クリック(相当)で呼び出す「メニュー」などは呼び出した時しか表示しないので大きめにしておいた方が操作しやすいと思います。
 「メニュー」だけ14に変更しました。

  タイトルバー    デフォ11
  メニュー       デフォ9 → 14
  メッセージボックス デフォ9
  パレットタイトル  デフォ11
  アイコン       デフォ9
  ヒント         デフォ9

・スクロールバー幅
 レジストリ編集で変更可能(*)です。初期値は-252。

*:http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_8-tms/windows8%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF/61557cf4-7e1f-4cb4-bd74-2e30500f0976

・タスクバーボタン
 小さくするとタスクバーが細くなるので作業領域が広がります。


■OneDrive

・設定の同期
 デフォルトで「同じアカウントで複数のPCに同時サインインすると(ネットに繋がってる環境では)同期かかる」設定になっていますので、サインイン前にOneDriveの同期設定をしておいた方がよいです。デスクトップ設定などは同期させたくない場合もあるでしょうから。
 私は、同期する設定のままデスクトップとmiixに同じアカウントでサインインしてしまいました。
 あわてて停止したのですが、そのためでしょうか「お気に入り」がとても中途半端になってしまいました。デスクトップPCのお気に入りフォルダが消えて大変でした。

 さて、そもそもどっちがどっちに同期するのでしょう?
 miixの方だけweb関連同期を許可したら、お気に入りは「or」になった模様です。ですが、同期オフにしたデスクトップPCのお気に入りを削除しても反映されません。最初同期オンにした時“OneDrive上にキャッシュされたデータ”に同期したのでしょうか。
 いずれにせよホーム画面など「デスクトップとmiixでは違う設定にしておきたい」ところまで同期しちゃうので自動同期は使えません。

・オフラインオリエンテッドのクラウドサービス
 OneDriveは「それなりにローカルストレージがあってオフライン・ローカルでの運用も行うデバイス」を想定していると思いますので、やっぱPCでの運用は便利ですね。

 エクスプローラから見えるOneDrive上のファイルは、オフラインでも利用可能状態(「オンラインでのみ使用する」のチェックをハズしておく)にしておくと、「ローカルOneDrive」と「クラウドOneDrive」の両方に同じデータを持ち、自動的に同期してくれるようになります。同期には1minくらいギャップがある時もあるようですので、編集したファイルを別PCから扱う時は同期が済んでいるかチェックした方がいいと思いますが、ネット接続するとバックグラウンドで同期してくれますので実運用ではほとんど意識する必要はないでしょう。
 ちなみに同期の設定はファイル単位、フォルダ単位で可能です。もちろんローカル「OneDrive」フォルダ全体での設定も可能です。

 ですので、あたかもクラウド上のファイルを扱っているようにローカルのファイルを扱えます。逆の言い方でもいいかな。
 もちろん「同時に編集」したりすると競合になってしまいますが、その場合は別名ファイルができあがるようですので、中身を見て判断、ということのようです。
 一人なら「デスクトップとmiixで同時に編集しない」というポリシーを守るのは難しくはないでしょう。

 OneDriveのオフラインフォルダはUsersの下にあり、他のUsersフォルダと同じように扱えます(場所を変えることもできます)。普段と同じくローカルのファイルとして扱っていて違和感ありません。「クラウドと同期対象になる」という点だけが特徴的なフォルダということです。

・削除と復元
 ファイルシステムとしては上記のような実態ですので、ローカルOneDriveフォルダと同じドライブ上にあるファイルはエクスプローラでドラッグ&ドロップすると元フォルダから「移動」してしまうので注意! です。

 この認識がなかった時(当初ローカルOneDriveを特別視していてドラッグ&ドロップすると「コピー」してくれる感覚だった)、ローカルOneDrive上に“移動していたファイルをコピーのつもり”で削除してしまったことがあります。ローカルで削除するとクラウドOneDrive上からも同期して削除されます。ご丁寧なことに「ごみ箱を空に」した後でコピーではなかったことに気づきました。
 復元ソフトを使ってもサルベージできずどうしたものかと試行錯誤していたら、webからアクセスすると見えるクラウドOneDriveの「ごみ箱」に残っていました。ローカルのごみ箱を空にしてもクラウドのごみ箱は空にはならない=ごみ箱は同期しないのですね。助かりました。

・デフォでクラウド
 「カメラロール」と「ドキュメント」はデフォでOneDriveに保存する設定になってます。最初によく設定確認すべきですね。
 カメラロールを「アップロードする」にしないと、ローカルOneDriveではなくユーザフォルダの「ピクチャ」の下の「カメラロール」フォルダに保存されます。ドキュメントについてはよく解っていませんが、オンにしておいたらOneNoteがいつの間にか(?)生成したファイルがOnedriveフォルダの「ドキュメント」内にできていて同期されていたので、Officeなどの保存先の意味でしょうか。

・カメラロールのボーナス3GB
 「クラウドOneDrive画面」で容量7GBであることを確認。
 カメラロールの設定で「写真を高画質でアップロードする」にして撮影→アップロードされた後(「画像」というフォルダができていた)「ファイルの保存」をタップしたところ、しばらく悩んでましたが戻ってきたら10GBになってました。
 すぐにアップロードしないに設定変更しちゃいましたが、増えたまま減ってはいません。15GBに増量された後もボーナス3GBは残っています。
 MSサポートコミュニティによると、一度は実際にアップロードしないと有効にならない模様です。また、私はワリとすぐ増量されましたが、48時間くらいかかることがあるとのことです。

・速度
 アップロードは数Mbps程度しか出ていない模様。遅い…


■マイクロソフトアカウント

・パスワードをパス
 Microsoftアカウントとユーザを関連づけすると起動時にパスワードが必要になります。
 netplwizというプログラムを起動してパスワードチェックをハズせば不要できる(*)そうです。

*:https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=014273

 それでもデフォルトだと15分以上スリープしているとロックされます。これは、チャームの「PC設定」→「アカウント」→「サインインオプション」で不要化できます。
 パスワード不要化は同じアカウントでもPCごとに設定必要です。当たり前ですけど。

 各種設定していたら「ユーザ名かパスワードが正しくありません。入力し直してください」という画面が出るようになったことがありました。netplwを見るとチェックは外れたままです。チェックボックスを入れてハズすと設定画面になるので、もう一度入れ直したら直りました。

・ストアアプリ版メーラーのアカウント
 サインインしているOutlookのアドレスではない別のアドレス(MS以外のプロバイダ含む)でも使えます。
 送信mailの送信元はそのアドレスになりリプライは当然そのアドレスに届きます。

・アカウント名(メールアドレス)の変更
 14/12/30追記:web検索すると「できません」ってことになってるみたいですけど、メールアドレスは「アカウント本体のエイリアスである」という概念ではないかと。メールアドレスは複数登録できてどれでもサインインできるようですし、表示されるのは「プライマリエイリアス」であってやはりエイリアスですし(切り替えられますし)。
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/outlook/add-alias-account

 ちなみに、エイリアスアドレスは既存がなければ「取得」を押すと確認なく確定しちゃいますので要注意(苦笑)。

・ファイルのやりとり
 同じアカウントでサインインしていると、右クリックからフォルダを「共有」するだけでフルコントロール許可の共有フォルダになります。小さなテキストファイルなどはOneDrive経由が便利だと思いますが、大きめのファイルのやりとりはこの方法でやってます。
 ターゲットを共有にして、ファイル操作終わったら共有解除。「する」も「解除」もプロパティの共有タブ「詳細な共有」から設定するのが確実っぽい(なんとなく)。エクスプローラの「ネットワーク」を見ればどのフォルダを共有にしているか確認できますので、どこを共有にしたのかワカンナクなるといったこともありません。
 ただしサックリ認識しないこともあり、使いこなしにはちょっとコツと忍耐が必要かも。


■動画再生

 音声再生は問題ないでしょう。あまり特殊なフォーマットを使うことはないでしょうし、もしそうでもCODECの入手は容易でしょうから。
 が、モバイル環境で「動画再生」にはCODECが必要です。OSがCODEC持っていませんので。さらに条件として「ハードウェアアクセラレーションに対応していること」が必須です。バッテリ運用ですので。

・CODECは何処に?
 ストアアプリ「Power Media Player体験版」をインストールしたらm2tsファイルを再生できました。このアプリを使う場合、別途デスクトップアプリでCODECをインストールする、といった必要はないようです。
 しかし、同じストアアプリの「ビデオ」では再生できません。デスクトップアプリのWMPでも再生できるようにはなりませんでした。
 ということはPMPがストアアプリとして自分専用のCODECを持っているということ?

 デスクトップアプリの「PowerDVD8」をインストールするとWMPでもm2ts再生できるようになりました。これまで通りですね。が、ストアアプリの「ビデオ」ではやっぱり再生できず。CODECはデスクトップとストア、およびストアアプリ同士では共有しないんでしょうか。

 面白いというかやっぱりというか、「PowerDVD8」本体ではm2ts再生できませんでした。無反応になってしまいます。アクセラレーション設定を確認しようとしたらエラー終了しちゃいました。再起動してもダメです。
 CODECは対応してるけど、プレーヤソフト本体はWindows8.1に非対応ってことですかね。
 アンインストールしたらWMPでは再生できなくなりました。
 インストールされてる時はOS共有のCODECとして他のアプリに使わせてくれるけど、アンインストールされるときちんとCODECも消していくらしいですね。当たり前か。

 ちなみにストアアプリの「VLC」ではm2ts落ちました。

・負荷はいかがか
 1440x1080のm2ts再生時のCPU占有率はWMPとPMPで同じくらいでした。0.6GHzくらにシフトダウンしたまま8%くらいを維持します。1280x720にエンコードしたmp4も同程度でした。
 ハードウェアアクセラレーション効いてるんですね。これならモバイルでのハイビジョン動画再生も充分できそうです。つまり買ってきたBDドライブに付いてて眠らせているPowerDVD(のCODEC)入れればOKっぽい(笑)。


■GPS

 8inch画面でカーナビとか使えたら見やすいと思ってGPS付きを選んだのですが、ウサワ通りWindows環境のGPSってまだ実用段階にないですね…
 以下、14年4月時点の挙動です。

・初動
 まずは宅内にて。
 「IEの天気」では所在地を表示していました。マイクロソフトアカウントでサインインしていない状態だったのですが、IP解決でしょうか? または、GPSの位置情報提供はデスクトップ環境の設定ではデフォルトでオンになっているためでしょうか。ストアアプリのデフォはオフなんですけどね。
 「Bing地図」でGPS使用許可したら、「自分の位置」は数キロ離れたあたりになりました。菱形ピンはオレンジ色。
 菱形ピンは地図を拡大縮小すると白くなりました。GPSつかめている状態で「自分の位置」を押下するとやっぱりオレンジ色になる。はて? 白はほぼ正確、オレンジはIP解決らしい(*)んですけど。

*:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/win81wb/20140205_633817.html

・コールドスタート
 GPSは、初めて使う時などは「自分がどこにいるのか」を暫く認識させる必要があるそうです(*)。
 以下、初めて野外に持ち出した時の「Bing地図」の挙動です。

*:http://ascii.jp/elem/000/000/865/865751/

 地図を表示したまま鞄に入れて自宅から駅まで約20分ほど歩き、駅で見たらかなり正確に(駅ホームの改札よりにピン)自位置を示してました。
 電車移動中はピン動きませんでした。車内の窓に押しつけてもほぼ現在位置更新できません。が、乗り換え時や目的駅に着いたら自動的に更新しました。また、徒歩中はかなり正確に短間隔(1sec以下?)で更新してました。ですが、カバンに入れたら止まったかも?
 GPSのコールドスタート終わった後も、宅内では「自分の位置」はやっぱり数キロ離れたあたりになります。

 以上から、“miixから空が見えてないと”事実上更新しないと思った方がよいようです。 
 空があれば誤差5~10mくらいでしょうか。

 ちなみに、暫くGPS使わないと忘れちゃうっぽいです。また、長距離移動後に使うとコールドスタート必要なようです。

 GPSドライバ
http://support.lenovo.com/ja_JP/downloads/detail.page?DocID=DS038256


■アプリケーション

・ストアアプリ:Bing地図
 GPSはオフラインでも動きます。地図がキャッシュされたところはオフラインでも詳細表示できます(キャッシュがないところは荒くなる)。ですが、2日後には表示できなくなってました。何らかのタイミングでキャッシュクリアしているのでしょうか。
 オンラインだとGPSを捕まえてなくても「自分の位置」をタップするとそこにスクロールしますが、オフラインだとしません。 ちなみに、使い始めの一番最初、オフラインだと起動できませんでしたが数日後には起動できるようになったようです。はて。
 1画面1MBくらい通信してます。

・ストアアプリ:Bingニュース
 キャッシュ型で、5~10MBくらいDLする模様です。当然オフラインで読めます。自宅の11aでは、タイルをタップすると「ダウンロード中」という表示が出て、20secくらいで終了します。
 ある日、タッチに反応しなくなくなりました。再起動してもダメ。スタート画面からハズしてもダメです。アンインストール・再インストールで直りました。

・ストアアプリ:NAVITIMEドライブサポーター
 30分くらい走ったら50MB くらい通信してました。ナビモードじゃないとフロントアップにならない模様です。
 ナビとしては、なんだか上手く動きませんでした。

・デスクトップアプリ:WzEditor8
 8.0.17ではタッチスクロールできなませんでしたが、8.0.18でできるようになりました。ちょっとモタつきますけど。

・ATOK2013
 上述の通りBaidu-IMEは速攻削除しました。IMEはWindows8系に対応しているATOK2013を使っています。
 タッチキーボードでの入力では自動的にスマホライクな変換候補を予測表示してくれるモードになります。かなり便利だと思います。
 ソフトウェアキーボードと作業画面とのバランスを調整したいと思い、サイズ変更できる「オンスクリーンキーボード(osk.exe)」を使ってみようかと思ったのですが、その場合は自動的に普通の変換モード(デスクトップでのモード)になりました。明示的に切り替える方法はあるのかも知れませんが見つけていません。


■おまけ

・カンタンには終わらないストアアプリ
 上から下へゼスチャしても8.1では終了しません。
 ので、音楽再生などでUSB外付けHDDのファイルにアクセスすると終わらせたつもりでもファイルをつかんだままになっているらしく、「USBの安全な取り外し」でエラーが出てしまいます。タスクマネージャでつかんでいるであろうアプリを終了させたらエラーなく取り外しできました。
 下に持っていってちょっと待つとひっくり返ってタイルアイコンになるので、その状態でさらに下げると終了するようです。

・ハードウェアキーボードに準拠したタッチキーボード
 デフォルトだと選択肢に出てこないんですよね。
 チャームから「PC設定の変更」→「PCとデバイス」→「入力」で、「ハードウェアキーボードに準拠したレイアウトをタッチキーボードオプションとして追加する」をオンにすると選択できるようになります。
 まどろっこしいです。MSとしては使わせたくないんでしょうかね。

 タスクバーのプロパティの「ツールバー」タブで「タッチキーボード」にチェック入れておくと、タスクバーにタッチキーボード表示非表示切り替えアイコンが出せます。デスクトップアプリもよく使う場合は出しておいた方が便利かと思います。

・回復ドライブ作成
 もらった8GBのmicroSDを100均アダプタに搭載して作成。45分くらいかかりました。きっとWrite性能に依るのでしょう。
 ズバリ「回復」っていうドライブ名になったのはちょっと笑った。

 回復ドライブの作り方
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1212/21/news096.html

・MACアドレス
 公衆無線LANのMACアドレスログインなどのために知りたい時ありますよね。
 無線LANのMACアドレスは、「PC設定→ネットワーク→接続→Wi-Fi」に「物理アドレス」という名称で表示されます。


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miix2でWindowsをモバイルする:ハード編

14/08/02初稿

 「艦これ」はやってませんがlenovoのmiix2 8(以下miixと略)買いました。4ヶ月ほど使ってみたところで気づいたことや調べて解ったことなどを。

         ←携帯するデータ量からすると32GB版でもよかったのですが、購入当時差額が「32GBのmicroSD」と同程度だったので64GB版にしました。PowerPoint2013も増えますし(ストレージ容量以外の大きな違いとしてOfficeのSKUが異なる(PersonalとHome&Business)のは盲点かも)。


 フィギュア以外のネタは久しぶりです(笑)。


■Windowsじゃダメなんですか

・タブレット欲しいかも
 もともとモバイルデバイスを持ち歩いてたクチ(ThinkPad220とか大好きでした)なのですが、ここ数年はその熱も冷めてました。特に携帯電話をスマホにして以来、PCを持ち歩かなくても各種ファイルの閲覧やメールやwebなどが“PCっぽく”できるようになりましたし。MVNOで本格的にモバイル通信するようになってから、時間ある時にwebめくったりするようになったのは新しい変化ですね。
 しかし、そういうスマホの活用方法に慣れてくると「もっとサクサク」とか「もっと1画面に情報量が欲しい」とか「もっと楽に文字入力したい」といった欲求も出てきます。「ファイルの互換性を気にせず操作したい」という思いも大きいですね。

 それらを解決するにはタブレットを導入すればいいワケですが、スマホ+ルータに加えてタブレットも持ち歩くほどの欲求でもありませんでした。
 ていうか、何種類ものOSのお作法を覚えたり調べたりして使いこなすのメンドクサイです。何よりやりたいことの本質はぶっちゃけ「使い慣れたデスクトップと同じソフトウェア使いたい(OSも含めて)」ですから、Windowsタブレットでないと食指が動かなかったワケですね。
 しかし、Windowsタブレットは「遅い」「高い」「重い」「電池保たない」「復帰が遅い」というマイナス面があり、それらを解決するであろう本命CPU「BayTrail」搭載機種が出たら考えようと思っていた次第。
 一番の懸念はタッチキーボード入力の使い勝手だったのですが、実際店頭で操作してみると意外なほど違和感なく使えるではありませんか。

 そして、「Windowsタブレットを持ち歩いてみよう」と最後に背中を押したのは、ハードウェアもさることながら「OneDrive」でした。
 私がタブレット(というかモバイルPC)で最もやりたいことは「モバイル環境でもデスクトップに保存してあるファイルの読み書きすること」なのですが、以前(クラウドがないころ)はその同期が大変面倒でした。モバイル環境でファイル見ながら何か思いついたことがあってもファイル自体は編集せずに別メモしたり、逆にモバイル上のファイルをマスターにしてデスクトップでは編集しないようにしたり。
 もちろん、閲覧や編集はモバイル環境でもオフラインで可能なことが大前提です。

 が、OneDriveについての評価記事を読むうちに「同期」の課題を根本的に解決する目的で結構使えそう(*)、実際に試す価値アリ、と思えてきました。

*:クラウドストレージサービスの特長でありOneDriveに限った機能ではないと思いますが、とりあえずOS純正ということで名指ししています。

・Windowsでもいいじゃないか
 通信に関してはスマホのN-05Dとはかなり体感的なストレスが違いますね。N-05Dはmiixに比べてWi-Fi繋がるのが遅いです。何故か時々SSID忘れたりもしますし。もちろん最新機種やタブレットだと事情が違うかも知れませんが、「使えるWindowsタブレット」が出てしまったため興味を失ったので調べていません。ご了承ください。 
 miixではスリープ復帰したら意識しなくても繋がっています(自動的に接続する・しない設定可能)。ニュースサイトのダウンロードなども明らかに速いです。とりあえず標準のニュースアプリ使っていますがローカルにDLされる情報量も多いですね。通勤電車中で「あとちょっと読みたい」と通信することはありません。

 Windows8では接続先ごとに従量課金か否かを設定できるので(*)、モバイルルータ経由の接続などでは「バックグラウンドで知らない通信されたりしない」ようにできます。実際、従量課金設定ではメールアプリを開くなど明示的な通信操作しなければ接続確立中でも通信は行われません(ルータの通信量表示が動きません)。Androidはいつも何かチョロチョロ通信してますよね。
 従量課金接続だとWindowsUpdateも落とさなくなるようですが、何らかの“定額課金接続”で繋ぐ機会はあると思いますので、その時にUpdateかかりますから問題ないでしょう。
 ですので、安価なMVNOなどを利用したモバイル通信環境も構築しやすいと思います。

*:チャームから「PC設定」→「ネットワーク」→「接続」で接続先ごとに「従量課金接続として設定する」のオン・オフが選べます。モバイルルータは接続してないと出てきませんけど。
 また、「OneDrive」→「従量課金接続」で、従量課金接続時にOneDriveをどう使うか設定できます。やや紛らわしいですが「従量課金接続で~を行う」とは、「従量課金接続“している時にも”~を行う」という意味のようです。オンだと編集したファイルの同期かかりますので。

 何より、フルWindowsですからいろんなカスタマイズが思いのまま。画面サイズへの最適化やタッチ対応のために文字サイズやスクロールバー幅などを変更するなんてことも当然可能。長年蓄積してきたいろいろなノウハウも活かせます。

・デスクトップアプリがあるじゃないか
 Windowsタブレットはストアアプリの選びでが少ないかもしれませんが、使い慣れたWindowsデスクトップアプリと併用すればあまり問題ないのではないでしょうか。意外と8inch画面でもタッチ操作で使えます。
 既存デスクトップアプリは原則タブレットでの操作を想定していませんから流石に“操作しやすい”とは言いませんが、「既存データを」「使い方を熟知しているソフトで」「互換性の心配なく」「さっくり操作」できるストレスの無さはとてもいいです。

 ほとんどのソフトウェアライセンスでは同じ人が使うなら(or同時に使わないなら)デスクトップとモバイル両方に入れてよいと思いますので、新しく買ったりどれを使うか考えたりする必要ないですし。Androidと違ってアドウェアみたいなフリーソフトも原則ないですしね。

 そもそもスマホも持ち歩いてるんですから、スマホでしかできないことだけスマホでやればよいということで。使い物になるWindowsタブレットが出た以上、タブレットをAndroidにする必要はないと判断しました。iPadは知らないですけど。
 Androidエミュレータって手もあるし(*)。≪BlueStakcsAppPlayer≫、≪Windroy≫、≪Andy≫といったソフトがあるようです。

*:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20140830_664351.html

 いずれにせよ、デスクトップのWindowsPCでExcelやテキストデータを作ってモバイルでも閲覧したり編集したりしたい向きには、タブレットもWindowsが最適だと思います。
 WindowsとAndroidの操作感の決定的な違いは、「ファイルを操作する」か「アプリを操作する」かではないかと。よく言われる「生産」と「消費」という違いの一面ですかね。
 また、アプリケーションがネットに接続してリアルタイムで通信することを「前提にしていない」のと「している」のも大きな違いでしょうか。後者は確かに便利かも知れませんが、意図しない通信されることでモバイル通信料金の増大や個人情報の流出などを常に気にしなくてはならなくなります。この点、逆に「旧態依然としたデスクトップアプリ」には安心感ありますよね(笑)。

 つまるところ「小さなPC」が欲しいのか「大きいスマホ」が欲しいのか、ってことですかね。

 バッテリの保ちなどについては以下に記していきますが、今のところ処理速度も含めて使用感に問題ありません。
 やっぱ競争原理ですねぇ。あのWintelアーキテクチャがこれほどスマホやタブレットに近い操作感になるなんて。1kgで2時間くらいしか保たないノートPCを持ち歩いていたことを考えると感動的ですらありますね。


■どんなハードウェアか

 350gという軽さであること、重たい作業しなければパフォーマンスも上々であることなど、基本的な情報は既出だと思いますのでそれ以外ということで。

 ちなみに横並びっぽいスペックの中でmiixを選んだのは、「軽さ」「GPS」「価格」からです。とにかく軽さは正義です。

 A5を細くしたようなフットプリントですので、A5対応のバッグにピッタリ入ります。かつて495gのLOOX U/G90を持ち歩いていた時は、重いとは思いませんでしたが「肩こるなぁ」というカンジでした。が、350gのmiixでは持ち歩いてる感覚がほとんどなく、「今日はやめとくか」みたいなことがありません。凄い進化ですね。


・OTG
 miixのUSBはOTG(OnTheGo)対応です。まずOTGについての一般的な事情を記します。
 OTGではIDピン(4pin)がGND(5pin)と10Ω以下(ショート)ならホスト動作、100kΩ以上(オープン)ならクライアント(デバイス)動作となっています(*)。
 つまり、IDピンとGNDをケーブル内でショートさせるとOTGケーブルですね。
 IDピンがオープンだと通常ケーブル、と。

*:OTGスペック http://www.usb.org/developers/onthego/otg1_0.pdf

 miixの事情はどうでしょう。
 USBメスコネクタ形状は単なるmicroBですが(microABではない)、ホスト機能のみでありデバイス機能はありません(PCと接続しても何も起こらない)。
 充電時は当然ホストモードではありませんがといってデバイスにはなりませんから、「充電のみモード」になっているということですね。
 一方、OTGケーブルでホストモードにすると、USB規格に則って5Vを出力するようになります。
 「両端microBのOTGケーブル」を持ち歩けば、スマホやルータなどのmicroBで充電する機器に充電することも可能ということです。つまりmiixをモバイルバッテリとも見なせるワケで、極論するとバッテリ充電状態はmiixだけケアしておけばOKと言えます。これもタブレットを買った理由のひとつです。

 外出先でmiixの充電やUSBホスト機能を利用するためにはUSBケーブルが必要になります。持ち歩くのは「両端microBのOTGケーブル」1本ではなく、「OTGアダプタ(Micro-Bメス→ノーマルAメス形状変換)」と「普通のMicro-Bオス→ノーマルAオス」のセットをオススメします。miixのホストモードと充電モードを使い分けできますので。miixだけでなく、スマホなどのMicro-Bデバイスを出先のUSBホストと接続するのにも使えますし。
 OTG変換ツールとしては、ケーブルもありますがアダプタの方が軽くてかさばらないのでよろしいかと。

      ←ドロイド君型アダプタとか。ちょっとグラグラしますけど。

 なお、IDとGNDを100kΩでショートさせると「ホストでありながら充電できる」というハナシがあるようですが、正式な規格なのかよく解っていません。東芝の新型がサポートしているので規格はありそうですけれど。

・充電
 付属のUSBケーブルはデータ線もちゃんと繋がっており、急速充電だけでなく通信もできます。
 といってもmiixは前述の通りデバイスにはなりませんので、miixでの通信には使えません。なのにデータ線が繋がっているのは「急速充電モード(USBの給電規格500mAを超えた電流による充電)」にするためです、きっと。
 USB充電規格では、急速充電に対応した本体が当該モードに入るにはD+とD-がショートしていることを認識する必要があります。つまりどこかでショートさせる必要があるワケですが、miix+付属品のシステムでは、ケーブルではなく付属ACアダプタ内でショートさせているようです。実際、100均USBケーブルをちょん切って計ったら20Ωくらいでした(ちなみにXperiaRay付属の850mA出力ACアダプタもショート)。
 なので、逆に、データ線が繋がってないケーブルだと付属ACアダプタで急速充電はできないということですね。
 「通信できないけど急速充電可能」というケーブルはケーブル内でショートさせていると推定しています(*)。

*:塩田伸二のAndroid事情 http://news.mynavi.jp/column/androidnow/005/

 「急速充電するためにはケーブルとACアダプタの組み合わせを選ぶ」という点は要チェックですね。

・音質
 意外だったのがヘッドホン出力の音質。SONY製イヤホンMDR-E888で聴いたところ予期せぬ高音質で驚いちゃいました。暫く聴きこんじゃったくらい。XperiaRayやN-05Dは比較になりませんでした。もちろん「ポータブルオーディオ機器でもないのに」という条件付きですが、猛烈に拘りまくらない限り充分な音質だと思います。
 調子に乗ってHD700でも聴いてみましたがさすがに鳴らし切れてないかな(苦笑)。
 ただし、AudioCODECの対応フォーマットは48kHz16bitのみの模様です。WASAPIの使い道なし(爆)。
 もしかしたら、プロセスがシンプルな分ストアアプリの音がいいかも知れません。WMPよりPowerMediaPlayerの方が繊細に聴こえるような気がしました。

・内蔵マイク
 UsersGuideに載ってないけど、マイク内蔵してます(爆)。電源スイッチの横にある穴がそうみたい。ちなみにマイクにもmute機能があり、解除しないと録音できませんのでご注意を。

・液晶
 Bingニュースなど“白地に黒文字の表示”は輝度minで日光にあたると文字が浮き出るカンジで結構読めます。通勤電車などでは輝度minで充分使えています。

・品質
 中華パッド同等かな。ボタンやフタは心許ないですね。きしむし。
 ただし、カバーはアルミでしょう。外気冷えてると冷たいし。何よりlenovoの最初と最後の「l」と「o」間の抵抗値はゼロですもん(笑)。

・K/Bがないけど
 UEFI設定にはどうやって入るのでしょう? USB-K/BでDEL連打するしかない?
 ではなく、「VolumeUp」ボタンを押しながら電源ONで入れます。入っても設定するところありませんけれど。
 それから、Windowsキー+VolumeDownで全画面スクリーンショット撮れます。ピクチャフォルダに入ります。

・Windowsキーのバイブ反応と高速スタートアップ
 デフォルトは高速スタートアップ有効でした。
 ところで、シャットダウンさせてLCDもLEDも消えてからも、Windowsキーは20秒ほど反応してバイブします。画面消えた後もシャットダウン継続中?
 再起動や高速スタートアップをoffにしたシャットダウンではバイブは数秒で止まります。つまり、高速スタートアップ用のメモリ待避時間がなくなった分短くなったということでしょうか。再起動時のシャットダウンも当該処理はしませんから辻褄は合いますね。
 なお、「スタートボタン長押し(右クリック)から」「チャームから」「電源スイッチ長押しでロック画面を下にスワイプ」どのシャットダウン方法も、高速スタートアップ設定に対する動作は同じでした。

・起動時間
 シャットダウン状態からログイン画面が出るまでの時間は、高速スタートアップoffだと起動15sec。onだと11secでした(AC駆動にて)。
 確かに高速スタートアップは効いていますね。が、ほとんどシャットダウンしないですから(再起動はするかもだけど)、たまにした時にはシステムがクリアになるよう、高速スタートアップはoffの方がいいんじゃないかと。

・落下防止
 やっぱりストラップ(のようなもの)つけたいです。それなりにホールドしたいのですが、といって大きく重くなったら本末転倒です。
 いろいろ調べたところ、「BUNKER RING」なるものを発見。

   ←色的にはEssensialsのSilverがちょうどよさげ。

 貼る位置はちょっと考えましたが、「ど真ん中」にしました。リングが回転するのでいろいろな使い方に対応できます。実際、縦でも横でも机上に置いても違和感なく使えています。かなりバッチリです。
 普段は剥がれる気配を見せませんが、最初2回ほど貼り直した時はあまり苦労せず剥がせました(定規使用)ので、あまり神経質にならなくてもよいかと。吸着面のmiixのカバーが経年変化しちゃうかどうか判りませんが、利便性には代えがたいです(たとえカバーが変色しても落とすよりマシと)。


■InstantGoとは何か

 「バッテリの保ち」と「スリープからの復帰時間」。
 これまでWintelアーキテクチャがAndroidなどのタブレット専用アーキテクチャに絶対的に負けてたのがここですよね。
 しかし、miixでは電源スイッチやWindowsキーを押して使えるようになるまで(スリープから復帰するまで)にストレスはありません。スリープするのも一瞬です。そして、スリープ状態でのバッテリ消費も神経使ってケアしなくていいレベルに収まっていると思います(詳しくは後述)。
 Wintelアーキテクチャでは夢のようです。

・InstantGoなの?
 それを実現している技術の名称が「InstantGo」なのですが、対応非対応が非常に判りにくいです。明示ありませんがmiixはInstantGo対応機種です。
 「powercfg /aコマンドでStandby(Connected)と帰ってくれば対応」とのことです(*)。miixでは「スタンバイ(接続されています)」という謎のモード対応となりました。直訳かよ(笑)。
 8.1Update後、電源ボタンは現れませんでしたし。

*:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20140624_654750.html

 本家MSによると「アラーム」アプリの警告の有無で対応確認可能(*)だそうです。 「PCとデバイス」の「ロック画面」の「ロック画面に表示するアプリ」でメール、カレンダー、アラーム、スカイプ、天気が選べると対応しているそうな。

*:http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/alarms-app-faq

・InstantGoになってるの?
 正確に言うと「Standby(Conenected)モードのスタンバイ(スリープ)に入れるか」ですが。
 InstantGoは非対応デバイスなどがあると機能しなくなっちゃいます。 USBデバイスのドライバで「インストールしておくとデバイスを接続していなくてもダメ」なものがあるなど、センシティヴなので注意が必要です。
 ツールアプリでもInstantGoのディープスリープに入れない現象が発生することがあるようです。キチンと確認していませんが、ハードウェアをエミュレートするソフトで発生したのではと思いますので何か引っかかったのかも。

 ということで、新しく入れたドライバやツールが悪さしてないか確認するため、InstantGo状態でスリープに入っているかの確認方法(*)である「powercfgコマンド」と「レポート.html」のショートカットをデスクトップなどに置き、レポートをすぐ見られるようにしておくとよいと思います。

*:http://ascii.jp/elem/000/000/875/875549/

・InstantGoとUSB
 InstantGoにおけるスリープはPCとしてのスタンバイ状態ですので、接続されているUSB機器は活きたままです。5Vも当然供給されたまま。スリープ時には要注意ですね。
 また、USB機器を使った後は、InstantGoを確実に有効にするため、念のため一度シャットダウン(または再起動)しておいた方がよいかも知れません。

・InstantGoとSkype
 14/12/26追記:Desktopアプリで試したところ、オンライン状態から移行したスリープ状態では着信で目覚めません。ストアアプリ版も起動しておくだけではダメのようです。バックグラウンド実行のスロットに入れておけば目覚めます。
 ちなみにモバイルルータの表示のざっくり見によると、音声だけだと10KB/s、ビデオ付きだと100KB/sくらいの帯域使ってるようです。IIJmioのクーポンOffでは音声は変化なくビデオはかなり粗くなりましたが、画付きでも使えなくはないカンジでした。クーポンスイッチの読みですが、たまにビデオをオンしながら90分程度使ったところ、消費量は200MB程度、120分で300MB程度みたいです(ビデオオンの比率はまちまちです)。

・InstantGoと音楽再生
 具体的には「スリープに入っても再生続けるか」です。
 ストアアプリ:純正プレーヤ「XboxMusic」、および「PowerMediaPlayer(PMP)」は止まりません。まだ完成度は高くないみたいですがVLCも止まらないようです。ちなみにPMPでのビデオ再生は止まりました。してても見えないですけど。
 デスクトップアプリ:WMPの音楽再生は停止しました。
 つまり、ストアプリプレーヤではスリープ状態でも音楽再生できると言っていいみたいです。

・InstantGoと外部USB-DAC
 WindowsINBOXドライバでUSB-DAC(正確にはDDCですが)経由の再生してみましたが、ストアアプリ(XboxMusic)もデスクトップ環境で設定した出力デバイス経由で再生しました。
 なお、スリープで止まりませんでした。

・バッテリ駆動時間
 さて、InstantGoで復帰が速いのはいいことですが、といってスリープ状態でバッテリ食いまくっていたら意味ありません。
 「何時間動作するか」も確かに大事ですが、実際にモバイルするデバイスにとってより重要なのは「スリープやスタンバイといった状態でのバッテリ消費」だと思っています。一晩スリープしてたら30%くらい減る、とかでは常にバッテリ残量気にかけねばならず、寝る前には必ずシャットダウンしたりと気楽に運用できませんから。

 各種設定前の状態では、24時間スリープしていると5%くらいの消費でした。
 次に、OneDriveやメールなど設定し、「ロック画面に表示するアプリ」をメール(1番スロット)と天気(2番スロット)だけにしたら24時間で90%に。
 メールと天気をロック画面から外したら94%。InstantGoの30secごとの起動で4%くらい食ってるということ?
 WindowsUpdateなどが動いてるかも知れないので正確ではありませんが、ざっと「24時間スリープで5~10%消費」というところでしょうか。
 各種設定するのに使ってると1時間に10%くらい消費しました。輝度min、無線LANはONですがアクセスポイントには繋げていなかったので通信はしていない状態にて。

 以上より、通勤中などに1日1時間使うとすると、24時間で15~20%消費する計算です。1週間保たせるのは難しいでしょうか。実運用でもそんなところですが「気づいた時に充電する」という運用で特に不便は感じていません。ノートPCなど、普通のUSB(500mA)でも充電可能ですし(シャットダウン状態なら約6時間で90%くらいまで充電できました。スリープ状態だと8時間で約70%でした)。

 デフォルト設定では、残量6%を切ると警告メッセージがポップアップして充電LEDが点滅するようになります。そのまま使い続けると4%でまた警告が出ます。さらに使い続けると唐突に液晶が消えます。Windowsボタンを押すとバイブしますが、数秒でそれも停止します。強制シャットダウンでしょうか。充電モードにして電源ボタン押すと起動モードに入ります。
 警告が出た時スリープに入ってもLEDは数秒間点滅します。

・ディスプレイ消灯=スリープ
 ディスプレイの消灯時間とスリープ時間は連動固定で、非連動にはできません(*)。画面見えないならスリープでいいだろということでしょうか。“GPS訓練”などでは困りますけれど、音楽再生は止まらないのでフツウは問題ないかな。

*:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/win81wb/20131211_626343.html

 「AC動作時にはスリープしない」設定にしておくと充電始めたと同時にスリープから復帰する、という情報もあるのですが、ウチでは設定によらず挙動は違わない模様。数秒ロック画面が出てスリープします。スロットにアプリ入れてないから?
 と思ったら、復帰することもあります(ちなみに残量は81%)。バッテリ残量によって違う???
 と思った後、残量48%状態で充電してみたら数秒ロック画面表示後スリープになりました。へえ。


■不具合?

・明るさ自動調整オンにするとレベルバーのレンジが半分くらいになります。が、半分より上に持って行っても明るくなりません。はて。

・シャットダウンに失敗することがあります。インカメラ横のLEDが点きっぱなしに。消えていてもダメなことあるようですのでやっかいですが、Windowsキーがいつまでたってもバイブ反応しますし激しくバッテリ消費して熱くなります。
 電源スイッチ長押しで強制リセットするしかありません。

・たまにロック画面が解除できなくなることがあります。壁紙スワイプがちょっとしか動かなくなってしまうのです。ロック画面からすぐカメラ使える設定にしておくと発生するという説があるようです。

・たまにハングすることあります。スリープから復帰しなくなる現象です。「スリープ死」って言うのかな? 普段使いではほとんど経験しませんけれど。
 充電しっぱなし、というか正確に言うとスリープ状態で充電し、充電完了してるのにケーブル抜かずに放置しておいたらウンスンになってたことあります。「充電しっぱなし」は避けた方がいいかも知れません。
 14/12/27追記:web情報によると、無線LANの「Wake-Up Mode」設定を「All → Wake Up Frame」にすると改善するとか。確かにこの設定をいじると電源スイッチやタッチ操作によるシャットダウンなどの動作がおかしくなりますので、省電力制御とは関係ありそうです。

・不具合ではないと思いますが、電源スイッチを押してスリープ状態にしたつもりでもスリープしていないことがありました。
 正確にはつかめていませんが、OTGでUSBメモリを認識させて画像ファイル読んで表示させた後、「安全な取り外し」しないで抜いたことが原因かも知れません。



 シャットダウン失敗などややこなれてない面もありますが、それをさっ引いてもこれだけ満足感の高いPC導入は久しぶりです。Androidなんかだっていろいろトラブルありますよね。

 LTEモデム内蔵モデル出ないかなぁ。モバイル通信する時ルータとの接続準備する手間がなくなるし、Windows機能でテザリングもできる(*)からそもそもルータ持ち歩く必要なくなるし。

*:http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/20131015_619361.html
 テザリングモードにするには、自身の無線LAN接続を明示的に切断する必要あり。自動でAP化はしない模様。

 欲を言えば、HDMI出力とUSBがあと1個あればな~


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Author:らかせ
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